ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

今年も、紅白歌合戦をガッツリ観る。

2016-12-31 23:43:00 | No Music,No Life.

リアルタイムで、観たまんまの感想。

関ジャニ∞…誰もが認めるサービス精神の塊のようなエンターテイナー集団だが、曲がよくない。

PUFFY…昔は脱力系だった印象なのに、妙に躍動感があってそれがいい意味で違和感。

AAA…白い手拭いをグルグル回しているが、私は彼らの曲を全く知らないしこの曲もさっぱり理解出来ない。

E-girls…すんません、何人組か存じ上げないのでどこまでがメンバーでどこからがバックダンサーか分かりません(笑)…

欅坂46…初めて聴いたこの曲は、30年前の尾崎豊や渡辺美里だ。

三山ひろし…文句なしに上手いのだが、バックのけん玉がうまくいくかどうかに気を取られて曲を聴けなかった(笑)…

山内惠介…この甘いマスク、この安定感はまさしくポスト氷川きよし。出来れば三山ひろしともう少し離して聴きたかった…

miwa…被災した熊本の女子中学生合唱部とのステージ。ただただ生徒達が眩しく、素晴らしい時間だった。

Sexy Zone…やっとメンバーが少しお兄ちゃんになり、ちょっとだけSexyになったのかもしれないが歌唱はホメられたものではない(笑)…

天童よしみ…本田望結がバックで踊りながら、「あんたの花道」。このところ美空ひばりのカバーばかり歌わされてきたので、久しぶりのオリジナルの歌唱は嬉しい。

SEKAI NO OWARI…以前は受け付けなかったが、彼らのショーマンシップに身体が慣れてきたのかイヤな気持ちにならず楽しめた。

市川由紀乃…苦節23年、一時は歌手を辞めてバイト生活を経て再デビュー、客席には母親。もう完璧なお涙頂戴セッティングにこちらまでウルウル(笑)…

三代目J Soul Brothers…いろいろあって今年はレコ大で彼らを観られなかったので(笑)今年初めて観たのだが、LEDを駆使したパフォーマンスはともかく曲が悪すぎる。

香西かおり…草刈正雄の前フリ・三浦文彰のバイオリンに乗せて歌う玉置浩二メロディの「すき」、なぜかバックで踊る橋本マナミ(笑)。なんて贅沢な…

椎名林檎…なぜ都庁の前で歌うのか意味不明。それでなくても近年政治的に保守色が強い印象があるのに、小池知事へのアピールを狙ったのか?

福田こうへい…椎名林檎の後に「東京五輪音頭」とは、やはりそういう事か。財政と会場選びを考えれば能天気ではいられないのだが、籾井会長なりの矛先そらしか?

絢香…「三日月」は名曲だ。でもコレしかないのかも…
この斜に構えた歌い方がデビュー当初は新鮮だったが、段々鼻につくようになってきてしまった。

郷ひろみ…なんと土屋太鳳がバックでダンス。この情熱的なダンスで「言えないよ」は、どうなのか(笑)…

V6…岡田准一やらイノッチのキャラが立ちすぎてて、V6ってグループだったのだという事を忘れていた(笑)
この朗らかさ、仲の良さがSMAPにあれば…

水森かおり…毎年思うのだが、この人は「ご当地ソングの女王」というポジションがあるのになぜわざわざ小林幸子のそれまで奪おうとするのか?

いきものがかり…m7-5(マイナーセブンス・フラットファイブ)の使い手の名手・水野良樹の才能と吉岡聖恵のドヤり方が、デビュー10年でここまで登らせたかと感心のステージ。

ゆず…故・永六輔の詞による「見上げてごらん夜の星を」。申し訳ないが、彼らのハーモニーでは軽すぎたかも?

RADWIMPS…私も「君の名は。」を観て、声の細さや詞から気難しいバンドかと思っていたのだが、演奏はハジケていた。ツインドラムにもびっくり。

乃木坂46…はじめでちゃんと観たのだが、正直AKBより可愛い子の粒が揃ってないか(笑)?
正直、メロディラインは調子の悪い時の小室哲哉のような2拍3連の多用パターンだが…

福山雅治…またライブ会場からの生中継か。大嫌いなパターンだ。コレを「出場」とは呼びたくない。
「1461日」は、いい曲だが…

島津亜矢…天童よしみに代わって、今年美空ひばりのカバーをさせられたのだが低音のドスの効かせ方、敢てキーを上げでのサビのファルセットの響かせ方などはさすがだ。
カバーとは、オリジナルにケンカして勝たねばならないのだ。

RADIO FISH…オリラジ版「野猿」みたいなものか。確かに何をやっても器用にこなす藤森慎吾が、若かりし頃の木梨憲武と重なる。

西野カナ…レコ大おめでとうございます。出来れば「トリセツ」の年に取ってほしかったが…
その曲と今日の「Dear Bride」で、ブライダルソングの女王と呼ばれているのか。なるほど。
ちょっと前まで、逢いたくて震えていたのにいつの間にかくっついていたのか(笑)

桐谷健太…この曲はEなのに、テンションが上がりすぎてアカペラの歌い出しがシャープしてFになっていた(笑)

AI…「STORY」しか知らないが、このパンチある歌声でゴスペル隊を引き連れて、ひょっとして和田アキ子のポストを狙っているのか?

AKB48…視聴者にメンバーを選ばせる演出にサシコが文句を言っていたそうだが、今年は特に主要メンバーの引退の涙もなかったのでそうでもしなければならなかったのか?

五木ひろし…大御所が相次いで紅白を卒業し、この人ぐらいしかいなくなってしまったのだがやはり存在感とタテの線を破壊しまくった唱法は半端ではない。

KinKi Kids…デビュー20年にして初出場。歌うはもちろん、我が尊敬してやまない山下達郎のペンによる「硝子の少年」。脈々と受け継がれるジャニーズのマイナーコードメロディーを分析しまくって作った曲が、ついに紅白のステージに。感無量だ…

Perfume…間違いなく口パクだと思うが、それにしてもバスドラのコンプが効きすぎで音が潰れている。

星野源…今年はこの人の年でしたなぁ。
最も、逃げ恥を一度も観ていない私にとっては「歌う秀忠」だが(笑)…

大竹しのぶ…何故出場するのか分からなかったが、期待していなかったぶんものすごく良かった。熱唱に魂が震えた…

坂本冬美…「また君に恋してる」などのポップスも悪くないが、やはりこの人はこの「夜桜お七」だ。
映像・ダンスを駆使した演出ともども実にカッコいい。


TOKIO…「宙船」は最高にカッコいい曲だが、やはりホーンセクションがないと少々寂しい…

松田聖子…去年「赤いスイートピー」を歌った時は正直「何て事してくれたんだ」ぐらい演歌だったが、YOSHIKIのペンによるこの曲は今の曲だけに全く違和感がない。それにしてもそのYOSHIKIのピアノとコラボとは、何と贅沢な…

X JAPAN…ゴジラを絡めたこんなベタな演出を受けてくれるのは、懐の広さなのか?生き残りをかけているのか?

高橋真梨子…失礼ながら、何だか急にオバアさんになってしまわれたような…
急激な枯れ方が気になる。

THE YELLOW MONKEY…歴史の長いバンドなのに全く知らなかった。
そして今観ても、やっぱりあんまり分からなかった…

氷川きよし…地震で被害を受けた熊本城からの中継。単なるコンサートからの中継ではなく、九州出身の氷川がこのような中継をする事には少なからず意義がある。
しかし私は歌よりも、曲振りの武田アナのコメントにグッときてしまった…

宇多田ヒカル…ロンドンからの生中継。緊張があったのか、意外に上手くなかった。有村架純・高畑充希との会話があったので、生である事は証明されたが…


石川さゆり…実はこの人は、ここ10年以上「津軽海峡冬景色」か、この「天城越え」しか歌わせてもらっていない。
他も聴きたい、という声に今後どう応えていかれるのか?
しかし、「天城越え」はやっぱり名曲ですなぁ(笑)…

嵐…ついに嵐が大トリか、という親戚のオバちゃんのような妙な感慨と、これまでの彼らのライフタイムを代表する曲のメドレーに、SMAP解散に際し彼らが期するものの大きさを感じた。



今年もこんな下らないブログにお付き合い下さり、ありがとうございました!
よいお年をお迎え下さい…

沖縄3泊3万円ツアー補遺;A&Wのカーリーフライと牧志のサーターアンダギーと美浜のタコモコライス。

2016-12-30 23:31:00 | うまいもん
先週の沖縄ネタで、書きそびれていたB級グルメネタを。

2日目の昼に糸満で食べた、ハンバーガーショップ「A&W」。

去年初めて食べたのだが、バーガーもさる事ながらカーリーフライのウマさの虜になってしまった。
この程よいスパイシーさと、独特の食感は本当にクセになる。
大阪や京都に支店が出来たら、カーリーフライだけ食べに通い詰めてしまうかもしれない。

那覇市内の国際通りを歩き、脇道にそれると牧志公設市場がある。
この2階に、サーターアンダギーの屋台が出ていた。

どこで食べてもそんなに変わらないのかもしれないが、ここのはキレがよくてそんなに油っぽくなく、甘さも控えめで大層ウマかった。

3日目のお昼は美浜アメリカンビレッジの中の店で、タコモコライスを。
 
早い話がタコライスに、ハワイっぽく目玉焼きがトッピングされてロコモコっぽくもあるのだ。
タコライスにはそんなに興味はなかったのだが、去年泊まったホテルの朝食バイキングにタコライスがあって、その爽やかさ、程よい辛さにハマってしまった。もし今回のホテルの朝食バイキングにタコライスがあれば、3日間タコライスだけでもよいとまで思っていたほどだが、残念ながらなかった(笑)。
刻んだトマトに卵黄がからみ、辛さがまろやかになってコレまたウマかったのである…

見た目以上に濃い!「宮っ子ラーメン」。

2016-12-29 22:00:00 | うまいもん
どういうワケか、十三でメシ食って帰る事になった。
数年前に一度だけ行った事があったのだが、味を忘れてしまった「宮っ子ラーメン」。

西宮が本拠の、チェーン店である。阪急十三駅東口すぐで、電車からもよく見える。

メニュウは、こんなん。

ところが入店すると、こんな悩ましいセットが。

おぉ、チャーハンセット…
そう言えば、数年前来た時に他の客が食べていた炒飯が妙にウマそうだったのを思い出した。 
よし、このチャーハンセットにしよう。

カウンターの上に陣取るトッピング。

ニラキムチ、すりおろしニンニク、紅しょうが…
紅しょうががあるだけで心なしか博多っぽい印象になるのだが、どうなのだろうか?

先に炒飯が着丼。

あっさり、パラリと仕上がっており油っ気はそれほど感じないのだが、しっかり味がついており大層ウマいではないか。
数年前に横目で見ていた時の印象は、間違いではなかったようだ。

ほどなくして、ラーメンが着丼。

一見、ヒジョーにオーソドックスだ。来た時間帯がよくなかったのが、青ネギが少々ひからびているのが哀しい。

箸を揚げてみる。

少し縮れた、中細麺である。

さてスープ。
濃い。
味が濃いのではなく、その豚骨醤油スープそのものが濃いのだ。
ふた口食べたら、リップクリームが要らないくらい唇がテカテカになる(笑)。
豚骨と言えば、本場の長浜ラーメンは意外にスッキリ飲ませる店が多い。しかしこの宮っ子の豚骨醤油は、想像を肥える濃厚ぶりである。
私は大好きだが、好き嫌いは分かれるかもしれない。

ウマいのだが、やはりいろんな事が気になるのでスープを飲み干すのはやめよう(笑)…

確かに、このチャートでは日本の音楽の将来が心配だ。

2016-12-28 21:28:45 | No Music,No Life.
オリコンが発表した、今年の年間CD売上げランキングを見て、唖然とした。

1位 AKB48「翼はいらない」/152.0万枚
2位 AKB48「君はメロディー」/129.5万枚
3位 AKB48「LOVE TRIP/しあわせを分けなさい」/121.4万枚
4位 AKB48「ハイテンション」/120.3万枚
5位 乃木坂46「サヨナラの意味」/91.1万枚
6位 乃木坂46「裸足でSummer」/85.1万枚
7位 嵐「I seek」/82.9万枚
8位 乃木坂46「ハルジオンが咲く頃」/82.8万枚
9位 嵐「復活LOVE」/54.1万枚
10位 嵐「Power of the Paradise」/47.2万枚
11位 欅坂46「二人セゾン」/46.8万枚
12位 SMAP「世界に一つだけの花」/39.3万枚
13位 欅坂46「世界には愛しかない」/39.3万枚
14位 欅坂46「サイレントマジョリティー」/37.7万枚
15位 SKE48「チキンLINE」/36.5万枚
16位 NMB48「僕はいない」/36.4万枚
17位 HKT48「最高かよ」/33.2万枚
18位 SKE48「金の愛、銀の愛」/32.4万枚
19位 Hey! Say! JUMP「真剣SUNSHINE」/30.9万枚
20位 HKT48「74億分の1の君へ」/30.5万枚

…ほとんど知らない。かろうじてSMAPか、山下達郎が作曲した「復活LOVE」ぐらいか(笑)。

で、こちらのサイトが面白い解釈をしている。
このチャートを、「もう少し見やすく」すると、こうなるのだそうな。

1位 AKB48
2位 AKB48
3位 AKB48
4位 AKB48
5位 乃木坂46
6位 乃木坂46
7位 嵐
8位 乃木坂46
9位 嵐
10位 嵐
11位 欅坂46
12位 SMAP
13位 欅坂46
14位 欅坂46
15位 SKE48
16位 NMB48
17位 HKT48
18位 SKE48
19位 Hey! Say! JUMP
20位 HKT48

で、さらに見やすくするとこうなるのだそうな。

1位 秋元康
2位 秋元康
3位 秋元康
4位 秋元康
5位 秋元康
6位 秋元康
7位 ジャニー喜多川
8位 秋元康
9位 ジャニー喜多川
10位 ジャニー喜多川
11位 秋元康
12位 ジャニー喜多川
13位 秋元康
14位 秋元康
15位 秋元康
16位 秋元康
17位 秋元康
18位 秋元康
19位 ジャニー喜多川
20位 秋元康

…スゴい。秋元康とジャニーズしかいない(笑)。
20年前、チャート上位を小室哲哉ファミリーが席巻していた時も、ここまででなかった。

秋元康は、CDとは握手券を売るための媒体と割り切っており、楽曲がよいから売れたという過去のモノサシを見事に破壊した。
いや、より正確に言えば30年前、音楽的クオリティが高いとは決して言えないおニャン子ファミリーを世に送り出した時に、既にこのモノサシは壊れていたと言えよう。

どおりで、レコード大賞もつまらなくなり、受信料を徴収している手前オールターゲットに編成しなければならない紅白歌合戦もつまらなくなるわけだ。

わざわざ言わなくても分かっている事だが、TVの視聴率は番組のクオリティとは直接関係がない。
ただ、より多くのTV受信機がオンになり、画面と音声を出していた番組が多かったという事には間違いない。
いわば、商品すなわち番組の封は切られている。
ところがここまでCDが「握手券のオマケ」になってしまうと、CDがどれだけ開封されているのかすらも把握出来ないのだ。
この事が、いわゆるビックリマンチョコ現象と同じであり私が憂慮するところだ。

もう、誰もが口ずさめる曲となるとPPAPのように交通事故的なヒットしか生まれないのだろうか…?
私にごときが憂いても仕方がないが、日本の音楽はどこへ向かって行くのだろうか…?

「おうちバーベキュー」感覚で楽しめる、天満「勝手に焼肉」。

2016-12-27 20:14:53 | うまいもん
また、オモロい店を発見してしまった。
JR天満駅から北に歩いて5分、「勝手に焼肉」。

ここは、言ってみれば肉屋の店内で焼肉が食えるという店なのだ。

まず、冷蔵ショーケースの肉を選ぶ。


まるで、肉屋かスーパーのノリである。
ドリンクも、冷蔵ショーケースから取る。


そして、先にレジにて会計を済ませる。
1人あたり千円を超えれば問題ないのだが、超えないと網代800円を取られてしまうので要注意。

まず、豚トロとテッチャンから焼く。


この「ラップを破り、プラケースのまま焼く」感覚がまるで家でやる焼肉のそれなので、妙に新鮮だ。

続いて、鶏ももを。

少々時間がかかるが、じっくり焼けば皮もパリッとしてウマい。

そして、ハラミが登場。


コレが柔らかくて大層ウマく、ペロリといってしまった。

これだけ明朗会計で、かつ質の確かな肉を安く食べられてシアワセな気分になった。
今日はひとり千円ちょっとだったが、ガッツリいって飲んでも絶対に5千円は超えないだろう。せいぜい3千円でいける。
そう考えれば、大層リーズナブルだ。
また、仲間を連れて来なければ…