ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

ひがし北海道周遊の旅その4・釧路湿原と海鮮丼と「なつぞら」ロケ地。

2022-08-31 19:58:00 | 旅行・レジャー
阿寒湖温泉「ホテル御前水」の朝食バイキング。

塩焼そば・じゃがバター・和牛カレー…
完全にフザけている(笑)。

今日は朝から大雨。
かねてから一度行ってみたかった釧路湿原に行ったのだが、展望台の受付でカネを払おうとしたら
「今日は悪天候による視界不良です」
と冷たい返答。
善意に受け取れば、480円の価値はないですよという事だろう。

仕方なく、ほど近い「温根内ビジターセンター」へ。

しかし、なかなか視界は開けず高さもないうえ、折からの雨ですっかり戦意を喪失し、

…コレが関の山(泣)。

ここから2時間かけて、一気に帯広へサイドチェンジ。
釧路の「勝手丼」を体験したかったのだが時間帯が合わないうえ、観光客向けのボッタクリという噂も聞くのでパスし、

帯広市内の「すし勝」でランチサービスの海鮮丼750円。
コスパ最高だ(笑)。

さて午後の目標は、2019年の朝ドラ「なつぞら」のロケ地巡礼。
帯広市内から1時間かけて、「しばた牧場」。

帯広市内へとんぼ返りし、真鍋庭園の「山田天陽のアトリエ」。

山田天陽とは、ヒロイン・なつ(広瀬すず)の幼なじみで吉沢亮が好演していたが、早世してしまう。
天陽の自画像。

…というか、吉沢亮の画(笑)。

「天陽の家」も展示してあった。

そして十勝パートの出演者で忘れられないのが、菓子屋の息子・雪次郎。
そう、今の悪評高い「ちむどんどん」で良子の夫・石川を演じる山田裕貴だ。
雪次郎の生家のモチーフとなった名店「柳月本店」。

土産も買ったのだが、せっかくなので今すぐ何か食べようとコレをゲット。

「三方六・濃い白小割」。
おなじみ「三方六」のひと口サイズカットだが、確かに味は濃いものの甘みはさっぱりしており全くくどくない。さすが柳月。

さて阪急交通社が最終日の宿泊に指定したのは、帯広から少し東にある十勝川温泉「ホテル大平原」。
確かに、こんなスゴい風呂だった。

数少ない植物性の「モール温泉」だそうで、茶色い湯は肌がスベスベになる。

最後の晩餐も、バイキング。

ステーキ・天ぷらなどのライブキッチンあり、ジンギスカンあり、刺身もサーモン・イカ・カレイ…
必然のあるものだけ取ろうと心がけたのだが、それだけで大体仕上がってしまうのが悲しい…

ひがし北海道周遊の旅その3・阿寒・摩周・屈斜路の3湖巡り。

2022-08-30 20:05:00 | 旅行・レジャー
4泊5日の旅だが、3日目の朝ともなるとご馳走続きに胃がびっくりしたのかもしれない。
朝食バイキングも、あっさりしたものばかりを取る。

ごはんも、おかわりせず(笑)。

さて阪急交通社は、今夜は阿寒湖に泊まりなさいと。
層雲峡から阿寒湖は、結構な距離だ。
せっかくなので、屈斜路湖・摩周湖・阿寒湖の完全制覇へ。
と言っても私が大学3回生、1988年に制覇しているのだがもう完全に忘れている(笑)。

2時間半ほどで、「道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠」。

眼下に屈斜路湖を見下ろすだけでなく、本当に360℃のパノラマが楽しめる道内屈指の眺望スポット。
高い木がないので、信州好きの人には「ビーナスラインのよう」と言えばわかっていただけるか。
この道の駅のショップは、若いキャンプ好きにはこたえられないオシャレな食材・調味料がズラリと揃っている。
ご興味がおありの方は、是非お立ち寄りいただきたい。

その眼下に見える屈斜路湖には、「砂湯」がある。

このように、砂浜を掘ると本当に湯、というかぬるい温泉が湧くのだ。

摩周湖の駐車場は、500円もしやがった。

34年前も今年もバッチリ見えた。2戦2勝。
摩周湖が見えた女性は婚期が遅れ、男性は出世しないと云われたそうだが、私に限っては私以外の同期が全て役員になっている事から、どうやら当たっている(笑)。

本来なら「くまうし」で豚丼を食べたかったのだが、またしてもネットでは把握出来なかった休業日。
これで一昨日の居酒屋、昨日のラーメンに続いてまさに「二度ある事は三度ある」だ。
14時を回っており、この時間にガッツリ食べたら旅館の夕食が入らないので、道民熱愛の「セイコーマート」で手作り鮭にぎりと、オリジナルの野菜ちゃんぽんを車内で。

恐れ入った。
この鮭にぎりの断面を見てほしい。
溢れんばかりの鮭の身。
コレが道民が愛してやまない、セコマクオリティか…

最終目的地であり宿泊地の阿寒湖。

まずは、メインストリートでお土産を物色。
阿寒湖と言えば、マリモ。

そして、アイヌ文化の象徴である木彫り。

なんと、キタキツネにも遭遇。

阪急交通社が3泊めに指定したのは、「ホテル御前水(ごぜんすい)」。
100%源泉かけ流しの露天風呂(HPより)。

湯船にはお茶っ葉のような茶色いものが無数に浮いているが、コレは温泉成分。
柔らかく、大変いいお湯だ。

夕食は、今回の旅行初の会席。

揚げ物も碗ものもない簡略化した会席だが、お造りはなんと阿寒湖の鯉と阿寒サーモン。それに石狩鍋にエゾシカのシチューなど、地産地消が嬉しいのであった…

ひがし北海道周遊の旅その2・旭山動物園と美瑛の丘と旭川ラーメンと層雲峡。

2022-08-29 19:47:00 | 旅行・レジャー
「アートホテル旭川」の最上階レストランの、朝食バイキング。
そんなに量も食えないので、きたあかりのステーキ・バターコーン・旭川ラーメンなど必然のあるものだけ(笑)。
品数が多くとにかく豪華だが、ここは部屋数に対してスパとレストランが狭すぎる。
是非改善の提案をしたいので、後日特集にする。

今日最大の攻撃目標は、旭山動物園。

広い敷地にそれぞれの動物の生態がよくわかる展示にされており、人気なのもうなずける。
2時間ほどで回れるが全体が坂になっており、意外にくたびれる(笑)。

30分ほど南下し、美瑛の丘へ。
有名な「ケンとメリーの木」。

1972年「ケンとメリーのスカイライン」のCMで有名になったポプラだそうだが、それからもう50年を経てかなりの老木になったそうな。

さらに20分進み、「白金青い池」。

上高地のような、モネの池のような美しさ。

さらに5分、白ひげの滝。
橋の上から見下ろすので、高所恐怖症の人には厳しい(笑)。

朝しっかり食べたので、昼になっても全く腹が減らぬのもいつもの事。
14時前に入店したのは、「食べログ」3.47を誇る旭川ラーメン「橙(だいだい)や」。
こちらは、黒しょうゆ。

筆舌に尽くし難い、まさにこの味を何と言葉にしようか考えているうちに完食してしまった逸品だ。

旭川市内から層雲峡へは、ちょうど1時間。
有名な「流星の滝」と、

「銀河の滝」。

今宵阪急交通社が指定したのは、層雲峡観光ホテル。
さすがに撮れなかったが、確かにこの公式HPのような巨大混浴露天風呂「宇旅璃(うたり)」はスゴかった。

男女ともに脱衣所にある指定の浴衣を着用して入るのだが、白濁し硫黄の強い「ザ・温泉」という泉質だ。

夕食はバイキングで、品数はそれほど多くないが…

ステーキ、サーモン、ジンギスカンなど必然のあるものだけを少しずついただいたのだった…

ひがし北海道周遊の旅その1・「喰処 天金」でいきなり北海道三昧。

2022-08-28 22:38:57 | 旅行・レジャー
てなワケで今日から5日間は、
「阪急交通社の4泊5日ひがし北海道・朝4夕3食付き・レンタカー付き54,900円」
の激安パッケージツアー敢行である。
このツアーのスゴいところは、初泊以外は夕食もレンタカーも付いているため、現地では昼食と初泊の夕食、あとはガソリン代と高速代しかかからないところだ。

安いパッケージにはもちろんカラクリがあり、その1つが往復LCCのあまり良くない時間の便である事。
今回は出発がジェットスターの関空15:05発であり、しかも初泊は旭川と決められているのでレンタカーでひたすら2時間走らねばならず、実質何も出来ないが全く問題ない。
むしろ自宅発が昼のぶん、朝はゆっくり起きて買い物や洗濯など日常の用事が出来る。

しかし私はこれだけ旅慣れているにもかかわらず、数日前から妙に緊張していた。
4泊の旅など10年以上ぶりであり、かつ出発の数日前に私や家族がcovid-19になったらどうしよう、とそればかり考え、飲みの誘いも断った。

昼にクルマで自宅を出て、昼食は岸和田SAの新装なった「御馳走食堂」。
地産地消メニュウの「犬鳴豚と泉州玉ねぎの生姜焼きプレート」950円。

コレは嬉しい。関空はcovid-19で客が少ないこのタイミングで大改装中、飲食店がほとんど空いていないのでこちらの方が御馳走だ。

クルマはいつもの「エリーモータープール」で、4泊たったの5,000円で預かってくれるうえに出発口・到着口まで付けてくれるので必ずここのお世話になっている。

15:05、関空発。

ジェットスターに乗るのは沖縄以来3年半ぶりだが、膝元にトレイがないぶん狭さはPeachよりマシな気がする。
A320固有の特徴だろうか?

定刻より15分早い16:40に着陸し、首尾よくレンタカーに乗って2時間ブッ飛ばし、今宵の宿は「アートホテル旭川」。

このパッケージツアーは宿の順番が決められており、初泊はここ。
着いて19:30。お腹もすいた。
初泊だけ夕食はないので、食べに出る。
元々行こうと思っていたホテル近くの居酒屋が閉まっており、その場で探して辿り着いたのが「喰処 天金」。

「食べログ」3.49だけあって、もう店内はウマそうな雰囲気しかない。

何はさておき、北海道なので「サッポロクラシック」の瓶で乾杯。

刺し身盛り合わせ。コレで1人前。

まぐろ、サーモン、イカ、タコ、カンパチなど基本は全て押さえており、大層ウマい。

北海道だけに、「きたあかり」のバターと塩辛のセット。

そらもう、ウマくないワケがない。

ザンギ(鶏の唐揚げ)と、アスパラの天ぷら。

アスパラの甘さに、目を剥く。

ケンミンショーでやっていて、一度食べてみたかった「塩ホルモン」。

カリッと焼かれて全く脂っぽくなく、程よくニンニクが効いてこれまたウマい。

今回余市には行けないが、ニッカが作った「ウイスキーのような焼酎」をソーダで。

確かにスモーキー。

シメは、握りをネタで指定。
サーモン、帆立、イカ。

まさに悶絶級。
コレだけでも、今回北海道に来てよかった…

「餃子の王将」は、醤油ラーメンも改善されていた。

2022-08-27 19:19:05 | うまいもん
毎週土曜は、特別に何もなければ実家に顔を出し、一人暮らしの母のケアをする。
クルマに乗らない母のぶんの買い物にスーパー、ホームセンター、ドラッグストアなどに付き合い、決まって「餃子の王将」でお昼を食べる。

それも毎週になってくるとほぼ飽きているので、地雷覚悟でもう何年も食べていなかった「醤油ラーメン」にしてみる。

なんと、ウマそうじゃないか。
「王将ラーメン」は豚骨醤油でウマいのでよく食べるが、昔のイメージの醤油ラーメンは学食や社食で出てくるような、薄味の頼りないものだった。
それが、時を経て魚介の香りただよう本格的なスープに大きく改善されている。

箸を上げてみる。

想像を裏切らないコクで、ウマい。
豚バラチャーシューもよく煮込まれており、味わい深いうえに煮卵が高級感を醸し出している。

私の「餃子の王将」の第一種接近遭遇は、小4だった1977年。当時よく聴いていたKBS京都ラジオの番組のCMだった。
「餃子120円、ラーメン150円の安さ。味で勝負しております」
というフレーズを強烈に覚えていて、親に連れて行ってもらいラーメンを食べ、子ども心にもおいしくなかった。
私と同じ思いの人は少なくなかったようで、
「王将でラーメンはやめとけ」
と長らく囁かれていた。
王将側もそれをよく知っていたのか、私の知らぬところで改良を重ねてここまでの味に至ったのだろう。
天下一品ほど明確ではないが、少なくとも「王将ラーメン」「醤油ラーメン」で「こってり」「あっさり」の2枚看板は確立したと言える。
かつての私のように、王将でラーメンを避け続けてきた方も、この記事を読んでしまったのが運の尽きだと思って(笑)騙されたと思って食べていただきたい…