ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

平成最後の紅白歌合戦・観たまんま。

2018-12-31 23:43:00 | エンタメ

・三代目J Soul Brothers…ダンスパフォーマンスは相変わらず素晴らしいが、なぜこのEXILEファミリーはここまでボーカルが軽いのか?

・坂本冬美…個人的にはサブちゃんの卒業で「風雪ながれ旅」がもう聴けないとなっては、この人のこの曲に桜吹雪を降らせてもらうしかないと思っていただけに、吹雪の少なさが不満。

・郷ひろみ…声がかなり枯れていた。ボーカルの劣化はほとんど感じなかっただけに風邪か何かだと思うが、魅せ方は見事。

・リトルグリーンモンスター…5人ともパンチがあってハーモニーも素晴らしく、安心して聴ける。
バックの学生ダンサー200人に、楽屋弁当は出るのか(笑)?

・山内惠介…曲の切なさとバックの刀剣男士の舞が完全なミスマッチで、曲が全くアタマに入って来ない(笑)。

・DAOKO…初めて観た。動画再生2億回のヒットだそうだが、今日観た限りでは作者の米津玄師のパワー以外の要因が見当たらなかった。

・LIFEコントのコーナー…「ひょっこりひょうたん島」「おかあさんといっしょ」「みんなのうた」など自社コンテンツにこだわり、名曲にこだわった造りは素晴らしい。
「にじのむこうに」を久しぶりに聴き、リアル子育て時代を思い出して不覚にも涙が出た。

・HeySayJUMP…ものすごく正統派ジャニーズメロディだと思ったら、馬飼野康二作曲だったので納得。
バックの男子チアリーディングも、曲によく合っている。

・丘みどり…新体操の畠山愛理と共演。
愛理ちゃん綺麗やなぁ…
愛理ちゃん可愛いなぁ…
愛理ちゃん美しいなぁ…(笑)

・チコちゃんのコーナー…とりあえず問題を投げかけて「ボーッと生きてんじゃねぇよ!」さえ言ってくれれば、それで万事オッケー(笑)

・天童よしみ…平成最後という事で各メンバーが代表曲を揃えてきているのに、なぜ「ソーラン祭り節」なのか?
ここは「珍道物語」ではないのか?

・Suchmos…Stay Tuneなど他にカッコいい曲も多いのに、なんでW杯のテーマがコレだったのか?と改めて理解に苦しむ。

・純烈…今回最大のお目当て。「スーパー銭湯のアイドル」らしく、銭湯を模したセットでの歌唱とは実に気が利いている。

・あいみょん…強烈な歌詞で話題だが、歌う時の何かが憑依したような表情がミスチル桜井和寿的であり、妙にカッコいいではないか。

・水森かおり…ポスト小林幸子と云われた巨大セットを封印し、イリュージョンによる瞬間移動に驚き。
しかし、コレも曲を聴かせる事が二の次になっている(笑)

・Sexy Zone…こちらもパネルを使ったトリッキーな演出だが、この曲はかなりカッコいいではないか。
一度じっくり聴いてみてもいい。

・刀剣男士&Aqours…「ふぅん、こんな世界があるんだ」以外の言葉が出て来ない(笑)

・YOSHIKI feat. HYDE…この二人の共演というだけでもスゴいのに、ギターがLUNA SEAのSUGIZOとはなんで贅沢な!
ただモニターが悪いのか、何ヵ所かズレていた。

・YOSHIKI feat.サラ・ブライトマン…これだけのために来日とはスゴすぎる。
とにかく、やたらめったら神々しい(笑)…

・「おげんさんといっしょ」コーナー…元を観ていないので、何がたのしいのか全く分からなかった。

・島津亜矢…昨日の宇多田ヒカルのカバーと言い今日の中島みゆきのカバーと言い、「私は本当は演歌じゃないんだ」という思いが堰を切って溢れ出ているような気がする。

・五木ひろし…DA PUMPをバックダンサーに従えていたが、これほどテンポの良い曲を歌っていたとは知らなかっただけに、不意討ちを食らったような良さ。

・DA PUMP…とにかくこの人達に、レコ大を取らせてあげたかった。
いくらカバーゆえ資格がなくとも。
それぐらいに親しまれた曲である事は、誰も否定出来ないだろう。

・いきものがかり…普通に考えれば、「集牧」初のステージならここは「ありがとう」なのだろうが、DA PUMPに匹敵する盛り上げを期待してタオルパフォーマンスの「じょいふる」なのか?

・AKB48…タイの妹分との共演。オジサンの私には、数ある彼女らのヒット曲の中でもこのテンポがもっともしっくり来る(笑)

・福山雅治…例によって、ライブ会場からの中継。私はこのスタイルを「出場」とは認めない。

・King&Prince…これだけ売れているのに、初めて観た(笑)。
洗練されたダンスに比べボーカルはもうひと頑張りだが、逆にナマ歌唱という事であり好感が持てる。

・Perfume…中継・口パク・派手な映像演出という、私の嫌いな要素を全て集めたステージ(笑)

・関ジャニ∞…そうか、この人達は芸人じゃなくてアイドルだったのだ、と年に一度思い出させてくれる(笑)

・欅坂46…彼女ららしいアグレッシブなステージなのに、広瀬すずのMC途中で曲が始まったりカメラの不細工なかぶり方があったり、歌い終わりで広瀬すずが「乃木坂46さん、ありがとうございました」と言ったりという不体裁の連続が実に残念。

・三山ひろし…けん玉ギネス達成おめでとうございます!
でも、歌は完全にあさっての方向(笑)
・西野カナ…今年も「めんどくさい女」の歌、ありがとう(笑)

・SEKAI NO OWARI…彼らの事は何も知らないし興味もないが、この曲には羽生結弦をはじめとする平昌の名場面が詰まっている。

・乃木坂46…西野七瀬の引退ステージだか何だか知らないが、親の手紙を読むという今日びまれに見るベタな演出に辟易。

・サブちゃんコーナー…紅白卒業宣言後も、やはりサブちゃんのいない紅白は寂しい!という声に応えた企画。
声の揺れは高所ゆえの怖さか、やはりおトシなのか…

・TWICE…存じ上げませんが、どちら様ですか?

・EXILE…昔から全く興味なし。

・Superfly…誰かと思うほど髪を短くしていて驚いた。抑えたAメロともども、印象が新しくなった。

・三浦大知…キレッキレのダンスのみならず、歌もゴマカシなし。恐れ入った。

・aiko…平成最後という事で代表曲「カブトムシ」を持ってきたが、そもそもなぜ毎年出られるのか?

・松田聖子…メドレーだが「風立ちぬ」はB♭→G♭、「ハートのイヤリング」はF→D、「渚のバルコニー」はG→E♭など3~4つずつキーを下げており、もはや面影全くなし。

・氷川きよし…和太鼓集団・TAOと共演していたが、今後どのベクトルで勝負するのか迷いに満ちたステージに見えた。

・椎名林檎✕宮本浩次…ご両人のファンには大変申し訳ないが、宮本浩次は叫んで暴れ、椎名林檎はささやくだけの何だかよく分からないステージだった。

・松任谷由実…「やさしさに包まれたなら」でキャラメル・ママ復活、女性出演者軒並み号泣…
ボーカルのひどい衰えを超えた感動をもらった。

・星野源…せっかく「アイデア」を歌うのに、「半分、青い。」のキャストは律以外誰も来ないのか?

・米津玄師…初出場で若いくせに、いきなり地元からの中継とは生意気な。
なんぼヒットしたか知らんが、10年早い。

・MISIA…いつぞや地球の裏側からの中継もあったが、今日はNHKホールでの歌唱。
しかし昨夜のレコ大でのパフォーマンスがスゴすぎて、昨夜ほどの感動は(笑)…

・ゆず…昔からどうも受け付けず、この時間は「孤独のグルメ」にチェンジ。

・石川さゆり…またいつもの調子の「天城越え」かと思いきや、布袋寅泰のギターに琴・鼓・三味線とのコラボが圧巻。魅せた。

・嵐…飯舘村を訪れた意味が、よく分からない。

・サザンオールスターズ…デビュー40年、決してファンというわけではないが認めざるを得ない全てをこの2曲に見た思い。
世間が思う日本一のバンドは、サザンだ。
ただ、私が思う日本一のバンドはスターダスト・レビューだ(笑)


…皆様、こんなどうでもいいブログをお読み下さりありがとうございました!
よいお年をお迎え下さい!

「ドゥーワップ・ナゲッツ」、レコード大賞・企画賞受賞。

2018-12-30 23:00:00 | No Music,No Life.
「まだ、そんな番組を楽しみに観ているヤツがいるのか?」
と笑われそうだが、私は「レコード大賞」を毎年楽しみに観ている。
賞自体はカネで買える、と小学生でも知っていると云われて久しく、とうの昔に権威は失墜しているのだが、逆にこれだけのメンバーを揃えてかつ昔のVTRも豊富に準備した長尺の歌謡ショーは、年間を通じてもなかなかない。

その中で、今年は「企画賞」に、我が尊敬してやまない「歌う人間国宝」山下達郎が監修したドゥ-ワップのコンピレーションアルバム「ドゥーワップ・ナゲッツ」が選ばれた。心から嬉しく、誇らしく思う。


この「ドゥーワップ・ナゲッツ」とは、達郎が今なお心酔しているドゥーワップの数々が収められているアルバムだ。しかも達郎自身のコンサートの客入れBGMとしており、かつ権利が処理出来ている曲の集大成だ。
達郎のコンサートの素晴らしさというのは、いくらここで言葉を尽くしても説明出来ない。圧倒的な歌と演奏のパフォーマンスに、毎回ただもう
「生きててよかった…」
という言葉を絞り出すのが精一杯になるほどだ。

その濃密な3時間の言わば「前菜」として、これらの名曲は立派に機能している。これらのドゥーワップを聴くだけで、あたかもその数分、数十分後にはテレキャスのカッテイングが聞こえてきそうになるほどに。
言わばこれらの曲は、高速道路の料金所のような存在でもある(笑)。

達郎フリークと、ドゥーワップマニアの間でしか知られる事がなかったこれらの曲を収めたアルバムが、8月の発売と同時にAmazonのR&Bチャートを独占したというから驚きだ。名曲を後世に伝える大きな役目を、達郎は自身の歌唱以外で実現した事になる。
授賞式では、TVに出ない達郎の貴重なコメントも披露された。

今日の放送を機に、ご興味を持たれた方がいらっしゃれば是非お聴きいただきたいCDだ。

奇しくも今日12月30日は、達郎の個性を世に送り出した大滝詠一の命日だ。
天国の大滝さんは、今回の受賞を喜んでくれているだろうか…

五木食品の「赤辛ラーメン」を、買ってみる。

2018-12-29 20:00:00 | うまいもん
五木食品といえば、熊本に本社がある乾麺の会社として麺好きにはよく知られている。
麺のみならず、五木の即席ラーメンはそのスープのウマさも特筆モノで、ヘタなそのへんの店よりよっぽどウマい、という声も聞かれる(個人の感想です)。

その五木が、赤くて辛いその名も「赤辛ラーメン」なるものを出しており、このほど入手した。

九州の乾麺と言えば「マルタイラーメン」が有名だが、ここのはマルタイのように帯で縛っていない。

開封すると、縛っていない代わりに麺が折れぬよう厚紙まで入っている。
厚紙を入れた方が、帯よりもコストがかかるだろうに敢えてそうしているのは、味へのこだわりか。

麺以外には、このペースト状スープとラー油。

ペースト状スープはある程度油が入っているので、こっくりした飲み口のスープが期待出来る。

具を入れずそのまんま作ったところが、こちら。

スープをひと口含むだけで、もう感動のウマさである。
程よい辛さと、それを支える豚骨スープがものすごくしっかりしている。
どことは言わないが、こってりが売り物で80歳オーバーの創業者がカリスマの大手ラーメンチェーンが「辛コクラーメン」なるものを出している。
その辛コクは、ノーマルより100円高く設定されているのだがノーマルとの違いはラー油などしか思い当たらない。
正直言って、その100円の差額は高すぎる。
その差額分で、この五木の赤辛ラーメンが買えてしまうではないか(笑)…

達郎フリークが集うカレー屋、肥後橋「はらいそスパークル」。

2018-12-28 20:00:00 | うまいもん
今、大阪では肥後橋を中心にいわゆるスパイスカレーがアツい。
その中でも、山下達郎しばりカラオケの仲間から
「絶対行っとけ」
と云われていた店に、ついに行く事が出来た。

肥後橋のカレー屋「はらいそスパークル」。


「はらいそ」と聞けば、私より年上は
「ハハン、細野晴臣のソロアルバムだな」。
「スパークル」と聞けば、モロに達郎の曲名だ。
そう、あのテレキャスのカッティングが冴え渡るイントロでおなじみの、コンサートのオープニングでよくやるアレである。

それが、こんな雑居ビルの2階にあるのか…?
半信半疑で上がると、店にたどり着いた。


入るといきなり、右手にコレがあるのでニヤリとしてしまう。

達郎のコンサートグッズである、プレートだ。
しかもこのプレートは毎日数十枚しかなく、かなり早い時間に行って並ばないと買えない。
ギリギリまで仕事をして駆けつける私などには、到底無理だ。
このマスター、どうやら筋金入りのようである。

メニュウは、こんなん。


「困ったら、あいがけ(カレー2種盛り)にしなさい」
との事なので、そうする。
ちなみに、今日の2種は「豚バラとじゃがいものカレー」と「チキンカレー」だ。

店内は、達郎のア・カペラアルバム「On The Street Corner」シリーズからのチョイスと、達郎のコンサートの客入れBGMになっているドゥーワップの名曲を集めたコンピレーションアルバム「ドゥーワップ・ナゲッツ」からの曲が交互にかかっており、もうたまらなく嬉しい(笑)。
マスター、わかってるなぁ…

出てきたのがこちら。


実にいい香り。
ライスは白米か玄米を選べるが、迷いなく玄米をチョイス。

どちらのカレーも全く辛くなくマイルドだが、スパイスの香りが立って素晴らしい味わいだ。
達郎フリークの皆さんは是非行っていただきたいのだが、達郎を好きなのはシブいオジサマの方ではなく、厨房の奥にいる兄ちゃんだそうな(笑)…

湖西線の117系アコモ改造車に乗る。

2018-12-27 20:00:00 | 鉄分の多い話
久しぶりに、鉄道ネタで。

湖西方面に用事があったので、JR湖西線のこの電車に乗った。

117系近郊型直流電車である。
元々は老朽化していた153系新快速の後継車両として1979年、私がテツの道にどっぷりハマっていた小6の年にデビューしたのをハッキリ覚えている。
オリジナルカラーは、クリーム地にマルーン(阪急色)の帯であった。

当時既に京都〜大阪間は国鉄・阪急・京阪、大阪〜神戸間は国鉄・阪急・阪神が熾烈な争いを繰り広げていた。
スピードでは国鉄に軍配が上がったが、阪急はブルーリボン賞受賞の6300系、京阪はテレビカーでおなじみ3000系のともに転換式クロスシートの乗り心地の良い車両で対抗していた。
一方国鉄は固定クロスシートのボロボロの153系で、これは新幹線の岡山〜博多間開業で大量に余った急行用車両の153系に白と青の厚化粧を施し、無理やり「ブルーライナー」と呼ばせていた。
無理やりで言えば、京都〜大阪を性能の低い153系を無理やり29分で走らせるため、高槻はおろか新大阪まで通過していた。そのため当時は「特急より速い」と云われていたのである。

しかしさすがに153系も限界を迎え、阪急・京阪と乗り心地でも争うべく投入されたのがこの117系である。
シートの沈み込みが深く、現223系などよりも乗り心地は個人的には良いと思う。
今もJRの企画旅行で「117系で行く○○」みたいなパッケージがたまに催されるほどに、中長距離でも疲れない仕様になっている。

しかし、乗り心地を追求するあまり通路も狭く、また片側2枚扉ではラッシュ時のスムーズな乗降を実現出来ない。
また新大阪と高槻に停車させて京都〜大阪間を29分で結ぶには120km/h以上の速度が必要となり、1988年デビューの221系に取って代わる事になる。
最高115km/hの117系は、新快速としては短命に終わってしまった。

新快速としての使命を終えた117系は、ローカル線の通勤・通学の足としてアコモデーション(車内設備)を通勤用に改造され、今日乗ったこの車両のように扉近くはロングシートになった。

この写真だけで
「…座りたい…」
という鉄ちゃんの呻き声が聞こえてくる(笑)。

クルマは特にそうだが、今は魅力的なデザインなど個性のあるものが少ない。
燃費や空気抵抗ばかりを計算し、どれも画一的になってしまっている。
JRの車両も、水戸岡鋭治デザインの観光列車が人気だが私は全く興味がない。
やはり国鉄時代の方が、ロマンがあって好きだったと思うのは私が単にもうすぐ51のオッサンだからだろうか(笑)…?