ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

老舗「楼蘭」、担々麺はじめました。

2016-03-31 21:51:45 | うまいもん
首都圏の「つけ麺ブーム」が大阪に来たのは、ついこの10年ほどだ。
私も何度か足を運んだが、どこも大同小異の「とんこつ+魚介のWスープ」で麺のコシがやたら強調され、食べていてしんどくなるものばかりだった。
麺も太く、ある程度の量までは同額と体力勝負な店が多く、ついつい欲にかられて大盛りなどを頼んでしまい、後悔した事も少なくなかった。

実は、ブームになるずっと前から大阪には人気の老舗つけ麺店がある。
大阪駅前第2ビルB2の「楼蘭」である。

ここでベーシックなつけ麺をいただこう、とフラリと訪れたのだが、こんなパネルに釘付けになってしまった。

担々麺ではないか。しかも汁なし。
私は以前、東京に比べ大阪は麺類の選択肢が少ないと嘆いた。とりわけ担々麺はウマい店が少なく、やっと見つけた天六の「揚揚(やんやん)」もなかなかすぐに行けるロケーションではない。
そんな中、この老舗が新しくトライした担々麺はどうなのか。コレがウマければ、通ってしまう。

その汁なし担々麺が、着丼。

早速混ぜて、食べてみる。
うぅむ、コレはウマいのだが少々マイルド過ぎる。
そこへ店員さんが、「よろしければどうぞ」とコレを。

おぉ、コレは麻婆系のシビレに欠かせない花椒ではないか。私はコレが大好きで、Amazonで何度もボチッた。
コイツを、麺の上にドバドバ。

うん、まずまず思い通りのシビレになった。
しかし困ったもので、このシビレに釣り合うだけの辛さがもっと欲しいのだが、辛みをトッピングする唐辛子系はナシ。
結局おかしなバランスのまま、完食に至ってしまった。
楼蘭とはいえ、あくまでこの汁なし担々麺はメインではないのでそこまで求めるのは酷か…

地元の銭湯「有馬湯」に浸かる。

2016-03-30 20:41:10 | 日々の健康
今日は、久々の平日休みだった。
「休みだ」と思うと気が緩み、溜まっていた疲れが一気に吹き出してしまったのか今日は全く起き上がれず、料理すらもせず一日中寝込んでいた。

夕方になってようやく起き出し、血行の改善のために向かったのはこちら。

宇治橋通り商店街にある銭湯「有馬湯」である。
いわゆるスーパー銭湯や日帰り温泉には月に2回は行っているが、一般の銭湯にはなかなか行く機会がない。
スーパー銭湯でなくても、広い湯船で手足を伸ばして水圧を受ければ、自宅の風呂とは比較にならないくらいリフレッシュ出来るのだ。

まずこの何とも言えない、木の札が鍵になる下駄箱がイカしている。

中に入る。
料金も昔よりは高くなったが、スーパー銭湯よりはもちろん安い。

もちろん中は撮れないが、お約束のケロリンの黄色い桶も健在だ。ただ富士山などの壁絵はない。
スーパー銭湯の混合水栓とホースシャワーに慣れてしまったので、湯と水が別々のカランは少々面倒だ。シャワーも壁に固定のため、全身を流すとなると変なポーズになる(笑)。
それでもこの熱くてたっぷりの湯は、本当にありがたい。これぞ銭湯だ。

さて湯上がりには、「パレード」に代表される「銭湯でしか見かけない、B級ドリンク」が楽しみなのだが、

妙にモダンだった(泣)…
せめて、いかがわしいマムシドリンクでもあればよかったのだが…

大阪で食える徳島ラーメン、「東大」。

2016-03-29 21:50:15 | うまいもん
道頓堀に、こんな店があるのを最近まで知らなかった。

徳島ラーメンの「東大」である。
私はそんなに沢山のご当地ラーメンを知っているわけではないが、徳島ラーメンは大好きなひとつだ。濃口の醤油、よく煮込まれた肉、モヤシに卵の相性が抜群で、とにかく白いごはんによく合うのだ。
四国に渡れば讃岐うどんは外せないのだが、徳島ラーメンにもハマッた時期がある。

しかしながら正直忘れかけていた部分もあるので、復習がてらふらりと入ってみた。
このようなセットを、推している。

ラーメンに下記のいずれか4つのうちの1つを付けて700円という、リーズナブルのセットである。
ちなみに通常メニュウは、こんなん。

カウンターに座を占めると、ラーメン注文客は1個無料、という生卵が鎮座。

いち早く、セットのチャーシュー丼が到着。

こだわりのラーメン店によくある、焼豚の切れ端を叩いて丼の具にしてある。甘辛くてヒジョーにウマい。

間髪入れず、ラーメンが着丼。卵もすかさず投入。

何という、この神々しいまでのコントラストよ…
卵が入ると俄然、高級感が増す。やはり我々日本人は、卵フェチなのかもしれない。
麺を確認。

いただいてみる。
この濃くて、こっくりしたスープがまさしく徳島だ。現地の「巽屋」などで食べたのと、遜色ない。
しかし私は、サイドメニュウの選択を誤った。この濃いスープには、とにかく白いごはんだ。
味のあるチャーシュー丼や炒飯では、スープと塩気が喧嘩してしまい魅力が薄れてしまう。
近いうちに、白いごはんでリベンジだ…ウマいだけに残念!

余った肉と野菜で、「カレーそぼろ」が出来る。

2016-03-28 21:48:09 | 男の料理
中途半端に、豚もも肉が残ってしまった。
毎週欠かさず作っている「酢たまねぎ」のためにスライスした残りの玉ねぎもある。
さらに人参の残り、椎茸の軸。

これらを、それぞれフードプロセッサーにかけて塩コショウで炒め、コンソメを加える。

最後にカレー粉と、味を見ながら醤油・みりんを加えて「カレーそぼろ」の完成。

コレを海苔とごはんで包んで「おにぎらず」にすれば、カレーそぼろおにぎらずになる。

もちろん、そのまま残りごはんと炒めたら簡単カレーピラフになる。

我ながら、始末の天才かも(笑)…


口笛奏者・儀間太久実さんのコンサートに行く。

2016-03-27 21:40:26 | No Music,No Life.

今日はオフだったが大阪・本町まで出向き、口笛奏者の儀間太久実(ぎま・たくみ)さんのコンサートにお邪魔した。
私が遊びで出ているライブハウスでも一緒に出た事があり、何年か前から顔見知りだったのだがソロコンサートは初めてであった。

サポートにギターとパーカッションを従え、おなじみの「アメージング・グレイス」「トルコ行進曲」「コンドルは飛んでいく」などのスタンダートナンバから日本の唱歌、もちろんオリジナルまで息をもつかせぬ2時間の熱演。まさに全身全霊の口笛であった。
儀間さんは2007年にアメリカで行われた国際口笛大会「第34回インターナショナル・ウィスラーズ・ コンベンション」でポピュラー・クラシック部門共に1位を獲得し、日本人初の総合優勝を果たしたスゴい腕前の持ち主であり、どれだけ譜割りが細かく早くても決して雑になあるわけではなく、音程もブレない。特にトルコ行進曲は、圧巻という言葉以外に思いつかない。
彼は口笛奏者として10年のキャリアだそうたが、彼を口笛に向かわせるものは、一体何なのだろうか…

二部構成になっており、後半の第二部は歌手・三島由衣さんとのコラボであった。古謝美佐子や夏川りみで知られる「童神(わらびがみ)」や尾崎豊の「I LOVE YOU」、荒井由実「卒業写真」などを彼女が歌い、儀間さんが口笛でオブリガードや間奏を加える。三島さんは小さな身体からは想像もつかないほどにパンチがあり、また情感豊かに歌い上げる。

アンコールの「にじいろ」(絢香)まで、心が震え続けたのであった…