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(イラストはイメージです)
今朝の通勤途中、なんとも暗澹たる気持ちにさせられてしまった。
電車の中。
女子が座っている。
必死にスマホをいじり、周りは全く見えていない。
女子の隣りはちょうど1人分座れるスペースが空いているのだが、女子が首から提げたカバンが席にあるので誰も座れない。
そこへオッサン。
オッサンは座りたい一心で、
「座りたいねん。カバンよけてくれへん?」
と大きめの声で言ったのだが、女子は意に介さず。
するとオッサンは、言葉を発しながら女子の肩を叩いて席を譲るよう強要した。
女子は露骨にイヤな顔をして、渋々カバンを膝の上に置い、オッサンを座らせた。
そこまでは良かったのだが、女子はオッサンに叩かれた肩に何か汚れでも付けられたかのように、肩を払うジェスチャーをした。
オッサンは女子を睨みつけたが、その直後に私は降りた…
通勤前に、実にイヤな光景を見せられてしまった。
結論から言えば、私はこのやり取りは両成敗だ。
まず女子。スマホを触るなとは言わない。
触りながらでも、周りを見ろ。
自分のカバンが席を塞いでいるのは迷惑だと自覚せよ。
女子からすればオッサンは汚らしく思えるのかもしれないが、誰も好きこのんでオッサンになったわけではない。
アナタも元気でいれば、そのうちオバハンになる。
因果応報、アナタがオバハンになったあかつきにはその時の男子に鬱陶しくされるはずだ。
オッサンもオッサンで、いきなり肩を触るのはセクハラと云われても仕方がない。
周りも見ずに、空いた席にオノレのカバンを垂らしている時点でその女子はアタマが悪いのだから、いくら座りたくてもそいつに絡んだ時点で地雷である事は最初からわかっている。
通勤電車は、現代人のストレスの縮図だ。
それはわかっているつもりなのだが、傍若無人な女子とセクハラの認識をアップデート出来ず「座りたい」という欲求を押し通すオッサンに、この国の未来を憂いた朝だった…