ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

天下一品の新メニュウ「こってり天津飯」を食べてみる。

2023-01-26 18:00:00 | うまいもん
めっきり、天下一品に行かなくなった。
京都人の私は昔から
「私の身体の半分は天一のこってりスープ、もう半分は王将の餃子で出来ている」
と言い続けてきたが、正直高くなりすぎたのだ。
少し前にサッカーの本田圭佑が
「日本のラーメンは安すぎる」
と話し、議論を巻き起こした事があった。
原材料費・光熱費の高騰もあるが、時代は多様化へ進んでいる。いろんなラーメンがあってよいのだが、天下一品は学生の街・京都で愛され育ってきただけに、可能な限り貧乏学生の味方であってほしいと願う。

さてそんな中、私の周りのラーメン好きがこぞって天一の「こってり天津飯」でザワついている。
私も、久しぶりに行ってみた。
こちらは、天王寺駅北口店。
確かに、こってり天津飯のノボリが躍っている。
勢い勇んで入店し、驚いた。
なんと正午すぎなのに、店内は私とあと2名だけ。
やはり、その高さゆえ客足は落ちているのか…?
メニュウをチェック。
ラーメン並870円、大だと1,020円。
ご存知のように天一の並は鉢が小さく、全然お腹いっぱいにならない。
天一で満足しようと思えば、今は最低千円要るようになってしまったのだ。

メニュウをチェック。

やはり、高くなったという印象は否めない。

そんな中、お目当ての「こってり天津飯」のPOPが。

トッピングをチェック。
天一の場合は、辛子味噌さえあれば安心。

「こってり天津飯セット」1200円着丼。

並の鉢も小さいが、天津飯もミニのようで安心。
久しぶりに対面する、こってりをアップで。

たったコレだけで、単品でも870円か…

そして、こってり天津飯。

なかなか、ウマそうだ。

レンゲを上げてみる。

驚いた。コレはかなりウマい。
私は北白川総本店に行くと必ず「スープライスセット」すなわちこってりのスープ多めと明太子ごはんのセットにして、麺を食べ終わった後のスープを明太子ごはんにかけて格好良く言えばリゾット、格好悪く言えばニャンコめしにして食べるのが大好きだ。
早い話が、そのニャンコめしに載っているのが明太子ではなくカニ玉だと思えばよいのだが、元々こってりスープは白いごはんによく合ううえにそこにカニ玉が加わると岸田総理ではないが異次元のウマさとなる。
このセットの天津飯はミニだが、単品だと550円。果たしてどんなポーションで出されるのかまだ分からないが、私個人はこの「こってり天津飯」を大層気にいった。
大体このテのアリモノを組み合わせた新メニュウは、一時のマクドの「チョコレートソースをかけたフライドポテト」のような手詰まりを感じてしまう事も少なくないが、逆にコレは裏メニュウや「まかない」が表に出た、というオトク感に満ちている。
800円ぐらいは出すので、1杯でしっかり満腹になるボリウムで「こってり天津飯」を是非レギュラーメニュウ化してほしいくらいである…


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