ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

スタレビ「煩悩ライブ」@大阪城ホール。

2022-06-11 22:45:00 | No Music,No Life.

我が愛してやまない、宇宙一好きなバンドのスターダスト・レビューのデビュー40周年「煩悩ライブ」、すなわちさいたまスーパーアリーナと大阪城ホールで計108曲を演るライブの大阪城ホールに行った。
これまで周年のライブは地元・さいたまスーパーアリーナばかりで私は物理的に行けずじまいだったので、やっと大阪で演ってもらえて感無量だ。
私の記憶が確かなら、最後に大阪城ホールで演ったのは初代キーボード・三谷泰弘の脱退記念ツアー以来なので、28年ぶりとなる。

ノーカウント曲を含む全59曲を、声の全くの衰えなく歌い切った要さんは、ただただスゴいとしか言いようがない。

予定では58曲で、それをどう組むか?に大いに注目していたのだが「アルバム1曲目コーナー」「2曲目コーナー」
「スベッたタイアップ曲コーナー」「コミックソングコーナー」「メンバーによるリクエストコーナー」「スタッフによるリクエストコーナー」と細分化されており、それぞれのコーナーの選曲に「なるほど!」と唸らされているウチにアッという間に50曲が過ぎてしまった。スタレビのライブの構成力にはいつも感心させられるが、今回もしかり、である。

感心したと言えば、周年ライブと言えばゲストミュージシャンを呼ぶ事も多かったのだが今回はサポートのホーンセクション・「んなアホなホーンズ」とバイオリニストを呼んだだけで、純粋にスタレビを楽しめたのも大きい。
しばしばKANや小田和正らを呼んだりするのだが、そのぶんスタレビが薄まってしまうだけに私は本意でなかったのだ。

そして今回呼んだ上記サポートが本当に素晴らしく、「Help Me」や「この胸で泣けばいい」を贅沢にホーン入りで聴けたり、また「木蘭の涙」にバイオリンが入る事でまるでバイオリンが二胡のように聞こえたりと、実に味わい深かった。

このcovid-19禍で、ライブではコール&レスポンスが出来ない。
「愛の歌」など本来は大合唱したいところだがそれが出来ないため、期せずして客がこぞってスマホをペンライトにして振り出した。
その瞬間、客席がまさにスターダストになり、要さんの目に涙が溢れた…
先週のさいたまスーパーアリーナの配信で観て知っていた光景だが、いざその場に身を置くとこちらも感極まる。
兄さん達、ずっとファンでいさせてくれてありがとう…


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