ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

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第81回皐月賞を、読み解く。

2021-04-16 21:33:40 | 競馬

先週は白毛馬ソダシが無敗のまま桜花賞を制し大いに盛り上がったが、サトノレイナスとのガチガチ決着だったためかなりの取りガミだった(笑)。
G1に関しては、私個人は取りガミでも構わない。
大衆が強いと思った馬が力を発揮してくれた結果であり、私の買い方がヘタだっただけだ。

さて今週は牡馬クラシック第一関門の皐月賞。
面白いもので、トライアルとして最も高いレベルのメンバーが揃う弥生賞ディープインパクト記念の勝馬が皐月賞では来ない事でも知られる。
ディープ記念は世代トップ級の馬が出走するため、権利を取りたい陣営は遠慮し結果少頭数になりスローペースになる。
結果、同じ中山の芝2000である本番の皐月賞よりもかなり緩くなり、前残りになりやすいのだ。

反対に皐月賞とは左右の回りも違う東京開催の共同通信杯組がやたら強いのも面白い。
ここ10年を見てもゴールドシップ、ドゥラメンテ、イスラボニータ、ディーマジェスティ、アルアインが共同通信杯組だ。
加えて調教技術の進歩により、休み明けでもいきなり力を発揮して勝つ馬も多い。
一昨年のサートゥルナーリア、去年のコントレイルがまさにそうだ。

となると、今年はその相性のいい共同通信杯を勝って臨む無敗馬エフフォーリアが本命となってしまうのは仕方ないところだが、ここで気になるのはその持ち時計のなさである。
エフフォーリアの芝2000の時計は、2分2秒3。
展開を考えても、かなり遅い。
これまでの3戦はいずれも前に付けて抜け出していたが、多頭数で激流になる皐月賞で同じ戦法が通じるとは考えにくい。

一方、ホープフルS勝ちのダノンザキッド。
こちらはディープ記念では脚を余しての3着だったが、多分に皐月賞を意識し敢えて前に付けず末脚を試したものと思われる。
実際、この日の上がり34秒2はメンバー中最速であり、乗れてる川田が必ず本番で巻き返すものと読んでいる。

別路線組で気になるのは、若葉S勝ちアドマイヤハダルと、すみれS勝ちのディープモンスターだ。
アドマイヤハダルの芝2000の持ち時計1分59秒5というのは今回のメンバー中最速であり、実は今年の皐月賞は意外に低レベルなのかも?とも思える。
とはいえ上記4頭以外で怖そうな馬と言えばスプリングS勝ちのヴィクティファルスぐらいしか思い浮かばず、せいぜいこの5頭BOXで何とかなりそうな気がするのである…


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