ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

岸和田・伝説の「300円オムライス」に、行ってみる。

2021-07-06 18:27:00 | うまいもん
もう随分昔にケンミンショーで
「大阪・岸和田に、たった300円のオムライスがある!」
とやっており、私も行ってみたいと思い続けていた。
と同時に、そこのレシピをマネして簡単なオムライスを今でもよく作る。

その店に、ようやく来る機会が訪れた。

「NO-DA」と云う。
こんなご時世なので、テイクアウトにも力を入れている。

しかし、昔TVで観たのと明らかに店が違う。
TVでは昔ながらの純喫茶だったが、ここは中に入るとこんなかわいい感じなのだ。

調べると、TVロケの頃は別の場所で営業していた頃らしく、ここ数年でこの岸和田駅前に移転したらしい。

その「300円オムライス」を探すと…

確かにあるが、さすがに放映から時間が経っており330円に値上がりしていた。
もちろんコレだけ食べて引き上げるのはオトナがやる事ではないので、サラダとドリンクの付いたセット・660円にする。

セット着丼。

なるほど、悪くない。
どう見ても血圧が80もなさそうなオネエさんの店員さんが
「お会計、先にいただいてよろしいでしょうか?」。
なるほど、この店は下がイートインフロアだが店員は上階にしかいないため、食い逃げ防止のために前金のようだ(笑)。

さて、何年ぶりかは分からないがオムライスとの対面。

卵を割ってみる。

わずかに色のついたごはん。

そのまま食べてみると、味が全く釈然としない。
かすかに醤油を感じる程度の味だ。
ケチャップ・ソースのかかった卵と共に口に運ぶと、見事にケチャップとソースの味しかしない。

コレには、少々残念な思いになった。
私もケンミンショーで一度観ただけなので、作り方などほとんど覚えていないのだが、確かフライパンにサラダ油とごま油を半々流し込んでネギを炒め、ごはんを入れて塩コショウだったような…
私の記憶が違っていたのか、あるいは店がレシピを変えたのか?
私はその違った記憶に基づき、ごま油を加えてネギを香ばしく炒め、塩コショウで味付けたごはんの上に薄焼き卵を載せ、ケチャップとソースで食べている。
このやり方だと、ケチャップとソースにネギとごま油の香ばしさが負けておらず、大層おいしいのだ。

ターミナル駅の真ん前で、こんなに安いオムライスが食べられるならお昼時なんて行列が出来てもおかしくないのだが、まさか客が私だけとは…
このオムライスは、今の岸和田市民には愛されなくなってしまったのだろうか?


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