今宵は、我が愛してやまないバンド、スターダスト・レビューの40周年記念ライブツアー「年中模索〜しばらくはコール&ノーレスポンスで」が我が宇治の隣町・文化パルク城陽で開かれたので馳せ参じた。
スタレビ自身、城陽でライブをやるのは6年ぶりなのだそうな。
まだあと80本ほどあるそうなので内容は一切書かないが、とにかくニューアルバム「年中模索」を推しまくるライブであった。
ただその推し方がものすごく凝っているのが、根っからのエンターテイナーの兄さん達らしい(書けないのが残念)。
スタレビはファンの高齢化による頻尿対策とグッズのプロモーションを兼ねて、この10年ほどは15分ほどインターバルを設け「グッズPR・トイレタイムのだらだらトーク」の時間があるのだが、なんと今回は要さんの口から静止画に限り撮影とSNSアップのお許しが出たのだ。
そこまでお許しになるのは、それだけスタッフがこのコロナ禍で必死なのだろう。
私はこのコロナ禍で、もうライブに行ける日は来ないのではないか、などと悲観的になってしまっていた。
我々観客以上に、ライブを提供する側はその何倍も神経をすり減らしていた事だろう。
それがスタッフの懸命の配慮により、こうして我々は兄さん達をお迎えする事が出来た。
ライブのサブタイトル通り、我々は会場内で常時マスクを着用し声を出す事は出来ず、出来る事は拍手と手拍子のみである。
それだけに、ここまで拍手が温かかったライブは正直記憶にない。
ネタバレになるので書かないが、2曲めのブレイクの部分で
「♪会いたかったよ〜」
とメンバー全員がコーラスする部分で、不覚にも本日1滴めの涙が出てしまった。
この曲は、泣くような曲ではない。
作者には申し訳ないが、男がつれない女を歌った多愛ないがノリのいいラブソングだ。
よく飼い慣らされたファン(笑)は、この曲に合わせて手の振り付けも熟知している。
私は手遊びをしながら
「要さん、会いたかったのはボクらですよ…」
と心で泣いていたのだった…
これから行かれるファンに敢えてお伝えするとすれば、今回のセットリストは超定番と新譜以外の曲がかなりマニアックだ。
予習のしがいがあるツアーである(笑)…
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