ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「大坂風月」は、他の風月とはこだわりが違う。

2021-03-19 20:22:21 | うまいもん
食いもん連投で申し訳ない。
京阪本線・森小路駅。

この駅前にあるお好み焼きが、「大坂風月」。

風月?って、あの「鶴橋風月」じゃないの?
と思われるかもしれないが、「風月」は6つほどに枝分かれし「鶴橋風月」だけがチェーン化し大きくなったそうな。
この「大坂風月」は、ここ森小路のみだ。

お好み焼き屋と言えば、スターターメニュウはとん平焼きと決まっている。
しかしここのとん平焼きは、ちょっと違うのだ。

このように、豚バラをカリカリに焼いて玉子と合わせており、豚バラが香ばしくてものすごくウマい。
マスターによると、本来とん平焼きはこうだったのだがいつの間にかオムレツのようになってしまった、と嘆かれている。

そしてマスターのこだわりは、こんなメニュウにも。
なんとお好み焼き屋なのに、こんなミスジステーキがあるのだ。

柔らかいミスジを、この3種類のタレでいただく。

バーベキューソースはわかりやすいが、トリュフソースは香りが素晴らしい。
そしてハニーマスタードが、意外にクセになる味わいだ。

そしてコレもお好み焼き屋にはあるまじき、タコのカルパッチョ。

美しい。玉ねぎのジュレがかかっている。

ハイボールがグイグイ進む我々に店主がサービスしてくれたのが、こんなオリジナルのピクルス盛り合わせ。

…ここ、ホンマにお好み焼き屋さんですか(笑)?
どれもウマいが、芽キャベツは出色だ。

風月と言えば、焼そばやモダン焼きのぶっとい麺がトレードマークのようだが、ここの焼そばでもそれは健在だ。

もちろん、食べごたえも充分。

シメにはやはりハイエンドな、ミックス焼きだろう。

肉、イカ、海老とさしずめお好み焼きの大三元だ(笑)。
どれも素晴らしい大坂風月、噺家さんのような張りのある軽妙な声で何時間でも語ってくれる素敵なマスターに会いに何度でも通いたくなる店である…


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