ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

母親の耄碌が、止まらない…その2。

2023-06-13 18:00:00 | 家庭・教育

(このイラストは、フリー素材です)

昨春に仙骨骨折と狭窄の手術を受け、元気に過ごしていた82歳の母親が数ヶ月前から膝の痛みを訴えており、来月人工関節の手術を受ける事になった。

で、昨日は病院での検査に姉が付き添ったのだが、そこでひどい事があったと姉からLINE。
「今日検査とか看護師さんの問診とかあちこち振り回されて13時半頃までかかったんです。
それでお腹も空いてイラついてたんやと思いますが、看護師さんの質問にトンチンカンな答えをしたので私が横から聞き直すと突然大声で
『うるさいー!!わかってるー!』
ってキレたんです。看護師さんもびっくりして謝ってはったんですが、とうとう頭おかしくなったんかと思いました。
年寄り扱いされたのが腹立ったらしいんですが、こちらも休みを半日費やして付き添って先生や看護師さんと母の間に立って気を遣っていたのに何でこんなキレられなあかんのかと情け無くなりました」

という一幕があったそうな。私はもちろん仕事で付き添えなかったのだが、母に怒鳴られた姉がただただ気の毒だ。
いろいろ調べると、怒りっぽくなるのは認知症の初期だと疑ってかかるのが良かろう。
世間には認知の親御さんを抱えた、我々の何倍も苦労されている方がゴマンといらっしゃるのでこんなんはまだ序の口の序の口だが、姉はよほど溜まっていたのか愚痴はとどまるところを知らない。

料理好きの姉は、独居老人の母に毎週手作りのおかずを作って届けていた。ところがある時、そのおかずの味付けに市販の濃縮めんつゆを使っていたのが気に入らず、姉にダメ出しをしたところ姉は激怒、以後一切何も作って届ける事をしなくなった。当然だろう。
めんつゆ以前も食パン、菓子パン、生協の鯖南蛮漬、生協の和風ハンバーグなど、最初に持って行ったら母は最初は「美味しい」と言っていた。しかし以後何回か持参すると突然
「やっぱりクセがあるし、要らんわ」
と突き返した事が数々あったそうな。
他にも
「カニかまは嫌い」
「エリンギはクセがある」
「鶏のミンチもイヤ」
「卵もあんまり好きじゃない」
と、ことごとく姉のよく使う材料にダメ出しを繰り返した。
母は毎朝食パンを食べていると言うので、姉は近所のこだわりのパン屋で食パンを買って持参した。
最初は
「やっぱりパン屋さんのパンは美味しいなぁ…」
と喜んでいたくせに、突然
「バターとかいろいろ入ってるし要らんわ、スーパーで売ってる普通のパンがえぇわ」
と言い出したので姉も堪忍袋の緒が切れて勝手にしろ、と二度と持って行かなくなったそうな。

来月には母も入院・手術でしばらくは完全看護下に置かれるので気が楽だが、退院後は回復の度合いを見ながら姉と私は実家に顔を出す頻度を下げ、届け物はせず極力スーパーの宅配などを利用させようか、と話し合っているのである…

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2 コメント

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Unknown (aoisora725)
2023-06-13 18:42:57
わかる、、、、
その気持ち

いくら自分の娘とは言え言っていい事と悪い事の区別をつけないと。
私も言いたい放題、やりたい放題されて
キレて縁切りしました
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Unknown (ほしちゃん)
2023-06-14 07:50:21
>aoisora725さん
いつもありがとうございます。
そうですよね、いくら娘でも言っていい事と悪い事があります。
我が子だから、何があっても自分を見捨てないと高をくくっているのではないでしょうか?
今週末、また顔を出して会話の真相を取材してきます。
立ち回れるのは、私だけなので…
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