ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

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陸上競技実業団は、カネを出してメディアを買収しては?

2023-03-09 19:14:00 | エンタメ

(写真は、スポーツ報知より引用)

今日からいよいよ野球世界一を決めるWBCだ。大谷翔平・ダルビッシュ・村上・山本由伸・佐々木朗希らを揃えた侍ジャパンは、私は負ける気が全くしていない。敢えて敵を挙げれば、私のような慢心だろう(笑)。
しかしいきなり強豪国が相次いで敗れており、勝負はやってみないとわからない。

我が家は野球に比較的興味があるのは私だけで、妻と息子は無関心。妻と息子は陸上長距離をこよなく愛しており、確実に言えるのは我が家においては大谷翔平より順大・三浦龍司の方が圧倒的にスターなのだ(笑)。

そんな妻と息子が、先日いたく立腹していた。
毎年2月末には福岡でクロスカントリー大会があり、地上波中継があるのだが今年は侍ジャパンの練習試合に邪魔され、中継がなかったというのだ。
競技ごとのメジャー・マイナーは否定出来ないが、私は陸上長距離がマイナーだとは思っていない。現に正月の箱根駅伝は、日本陸連ではなく関東学連主催の言わばJRAではなく地方競馬の大会だが、年末年始の視聴率では紅白歌合戦に次ぐ数字を持っている。
「箱根駅伝で選手が燃え尽き、マラソンにつながらない。箱根はランナーの墓場だ
と批判する人も散見するが、そのような人は薄い認識の人達だ。
東京2020の男子マラソンで6位入賞の大迫傑は、早大時代に箱根を賑わせた。

話を戻して、人気だけの問題でTV局が取り扱うか否かというのはハッキリ云ってカネ次第なのだ。すなわち、これだけネットに主役の座を奪われ経営の苦しい民放各局は、1円でも稼げるコンテンツを放送する。
箱根を駆け抜けた人気ランナーより、大谷やダルを映した方がスポンサーが取れるのだから仕方がない。またそうなるまでには、プロ野球各球団が90年にわたり投資をして人気を得てきた長い歴史がある。
にもかかわらず、ペナントレースの地上波中継はめっきり減った。スポンサーがつかないからだ。
NPBでも、そんなアリサマなのだ。

陸上長距離界が本気で人気を出したいなら、実業団各社は選手のみならずメディアに投資し、リーチを稼ぐしかない。
別に地上波でなくていい。Abemaでいいではないか。若い人達にとってはTV受像機よりスマホの方が、何倍も触れる時間が長いのだから。
瀬古や宗兄弟、有森裕子、Qちゃん、野口みずきが駆け抜けたあの頃の長距離の輝きを取り戻すには、世界と戦う選手達の活躍を少しでも露出する事しかないように思える…

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