ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

年賀状を徒歩で出しに行きながら、郵便事情を考察する。

2024-01-12 23:59:00 | 思うこと

帰宅すると、てっきり年賀状を出したつもりの同級生に出していなかった事が発覚し遅ればせながら出そうとしたのだが、投函をやめて徒歩で20分かけて直接そいつの家のポストに投げ込みに行った(笑)。
行くと偶然、子どもさん達が表に出ていてご挨拶かたがた成長された姿を拝めたのはラッキーだった。

追っつけ、同級生にはLINEで事後報告し、そのついでにいろいろと近況報告し合えたのも結果的にはよかった。
年賀状を出し忘れたのは、たまたま去年か一昨年にそいつが喪中だったのと、こちらの住所録管理をPCからスマホに替えたのが同じタイミングだったので、入力が漏れたと思われる。
(余談だが、年賀状の住所録管理もスマホの方が圧倒的に楽だ。PCを立ち上げなくてもスマホアプリに次々と入力出来て楽だし、プリンタもWi-Fiで繋がっているのですぐ刷れる

そこで同級生と話題に上ったのは、やはり年賀状じまいとそれを考えざるを得ない昨今の郵便事情だ。
なぜ徒歩で自宅に投函しに行ったか?それは取りも直さず配達の遅さに尽きる。特に週末をまたぐと、例え徒歩20分の距離でも到着まで中3日かかる場合もある。
今秋に迫った郵便料金の大幅値上げも、そういった郵便事情を踏まえての事だがそれも総務省の試算によると黒字になるのは初年度のみで、2年目以降は再び赤字が続く。
値上げを機に年賀状じまいを踏み切る人は想像以上に増える予感もあり、全国均一の料金、いわゆるユニバーサルサービスはもはや破綻していると言わざるを得ない。
2005年、時の小泉純一郎首相は
「郵政を民営化すれば、必ずサービスはよくなる!国鉄も電電公社も民営化でよくなったじゃないですか!」
と力説し、その2年後に郵政は民営化されたが、それが果たして成功だったと呼べるのか?答えは既に出てしまったのではないか…?
鉄道は利用距離や列車の等級により課金出来、電話・スマホは通話時間・距離・使用パケット通信量により課金出来るが、郵便が課金出来るのはほぼ重量の差のみ。この時点で明確に鉄道・電話とは異なり、もしユニバーサルサービスを維持するには再度の国営化が必要ではなかろうか。
まぁ、郵便だけに財源には国会議員のいわゆる「文書費」を充てていただく事にして(笑)…

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