以下、オリコンのサイトより。
シンガー・ソングライターの山下達郎が、音楽アーティスト向けに新たに誕生した高音質動画配信サービス『MUSIC/SLASH』の“こけら落とし配信” 『TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING』を、30日午後8時から行うことが決定した。山下がライブ映像を配信するのは、キャリア45年で初となる。
『MUSIC/SLASH』はミュージシャン/アーティストが業界史上最高レベルの音質で音楽を配信するために生まれた新しい動画配信サービス。山下は本サービスの先陣を切り、ファンの間では伝説化している2017年に雨の中で行われた『氣志團万博』(千葉・袖ケ浦海浜公園)での圧巻パフォーマンス約40分をノーカット配信。さらに、2018年に京都の老舗ライブハウス「拾得」(じっとく)で行われたアコースティックライブから数曲を初公開する。
山下は過去に1度だけ、ライブ映像『山下達郎シアター・ライヴ PERFORMANCE 1984-2012』を劇場公開し、記録的なヒットとなった。しかし、DVDなどの映像商品化は一度もしたことがなく、ライブ映像配信も今回が初。「動く山下達郎」を自宅で見られることは、ファンにとって“事件”とも言えそうな試みとなる。
山下は「どんなにライブをやりたくてもやれない。しかも、いつまで続くかも分からない、再びリアル・ライブができるようになるまでのあいだ、違う可能性を必死で探さなくてはなりません」と世界中で猛威をふるう新型コロナウイルスの脅威に危機感を募らせ、「最初は試行錯誤でも、とにかく前に進まねばなりません」と初のライブ配信に踏み切った胸の内を明かした。
今回の配信で初公開される映像/音源は、山下自ら収録データを確認し、『MUSIC/SLASH』の音質に最適なミックスを施した。山下は「基本的にどこも修正などする必要がない演奏素材が準備できた」と、リアルライブに匹敵する映像/音源に自信をみせている。
『TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING』は7月30日午後8時~9時10分頃まで配信。チケット料金は4500円(税込)でイープラスでの購入手続きが必要となる。
■山下達郎「果敢に挑戦しようと思います」
キャリア45年。私は今まで、自分のライブ映像を映画館以外で公開したことがありません。テレビに乗せたこともありませんでした。しかし、とんでもない時代が訪れ、我々エンタの世界は深刻な危機にさらされています。どんなにライブをやりたくてもやれない。しかも、いつまで続くかも分からない。再びリアル・ライブができるようになるまでのあいだ、違う可能性を必死で探さなくてはなりません。
ならば、パソコン、スマホなど、ネットを介してのヴァーチャルなライブ活動を模索しよう、今までのリアルなライブ体験にどこまで肉薄できるか、どこまで再現できるか、果敢に挑戦しようと思います。
最初は試行錯誤でも、とにかく前に進まねばなりません。ヴァーチャル・ライブを敢行する上で、一番重視したのは、音質のクオリティと配信のセキュリティーです。その点で、最も信頼できるシステムを構築してくれたMUSIC/SLASHの力を借りて、まずは始めてみます。皆さんのおいでをお待ちしています。
我々ファンとして、これほど嬉しい事はない。
今年達郎は、五輪イヤーなので移動手段が取れないとツアーを休み、数ヶ所のみのアコースティック編成によるライブハウスツアーをやる予定だった。
ところがこのコロナ禍で五輪そのものが延期。もちろん達郎のライブハウスツアーも予定は全く立たない。
アリーナではコンサートをしない達郎が通常のホールで出来る日は来るのか?本当にコロナが落ち着いた時、達郎は何歳なのだろうか?などと考えると、気が気ではなかった。
本人に無理をしてもらうわけにはいかない、でも我々はライブを観たい。
達郎はこのコロナ禍で、ギリギリの落としどころを作ってくれたのだ。
コレは本当にありがたく、出来れば毎年やってほしい(笑)…
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