ある日の夕食は、肉じゃがであった。
夜に煮込み、ひと晩寝かせる間にじゃがいに味が滲み、また具材からダシに味が移るので大層ウマい。
夜に煮込み、ひと晩寝かせる間にじゃがいに味が滲み、また具材からダシに味が移るので大層ウマい。
皆さんは、この肉じゃがの煮汁をどうされているだろうか?
まさか、そのまま捨てるなんてもったいない!
小鍋に取り、小口切りにしたネギを煮て卵を落とす。
コレだけで、最高にウマい「ネギたま丼」になるのだ。
貧乏くさい、と笑いたい人は笑えばいい。
関西人は、始末の心。
すなわち、素材に敬意を払い最後まで味わい尽くすのだ。
いわゆるケチとは、全く異なる。
甘辛く似たダシに、肉や野菜の旨味が滲み出したのがウマくないはずがない。
コレを卵とネギで、余すところなくいただく。
お盆の長雨で涼しさに慣れた身体に、このところの暑さは妙に堪え、食欲も落ちるのだがそんな時にこそ試していただきたいウマさなのである…
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