かみつけ岩坊の数寄、隙き、大好き

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 「Hoshino Parsons Project」のブログ

分散システムの時代へ

2008年05月14日 | 出版業界とデジタル社会
最近なぜか、かつては見向きもしなかった
三笠書房の知的生き方文庫にお世話になることが多くなった。

古本で結構、衝動的に買い込んでいる。
最近はグーグルやパソコン関係の本ばかり4冊ほど買って読んだ。


そこで、前から時々紹介しているグーグルのコンピュータシステムについての
考え方がまとめられていました。


グーグルが大量の情報を高速で検索するシステムで使用しているコンピュータは、
決して高度なスーパーコンピュータを使用しているわけではない。

台数は非公開らしいが、メインのコンピュータだけで
世界中で10万台以上にのぼると言われている。
バックアップ用のコンピュータを加えたらその何倍にもなるはずだ。


「グーグルは創業当初から一貫して、大型コンピュータを導入することなく、パソコン並みのコンピュータを使いつづけてきたのだ。なぜか。

そのメリットは、大きく分けて四つある。
第一のメリットは、多数のユーザーから一度に検索の要求がきても、処理能力が落ちないということだ。
対応する台数が多いので負荷がかかっても、その負荷を分散できるということである。他社の検索エンジンのように、少数の大型コンピュータを使った場合、強い負荷がかかると検索スピードが落ちてしまうのだ。

第二のメリットは、小型コンピュータなら情報量の増加に合わせて、手軽に増設できるという点だ。今後、ますます情報量は増加すると予想されるが、グーグルの方式ならば、情報量増加のカーブに応じて、一台ずつコンピュータを増設すればいい。
ところが、大型コンピュータの場合は、そうはいかない。安価なものではないため、処理能力の限界まで待ったうえで増設という手順になるだろう。増設直前の状態では、処理能力はかなり落ちてしまう。

第三のメリットは、ハードディスクやコンピュータ本体の交換が簡単だという点。
その部分だけ取り替えることにより、全体への影響は少なくてすむ。バックアップをとりながら進めているので、システムを止めずに処理ができる。

第四のメリットは、データを分散することで災害に強くなるということだ。」
 
             二村高史著『グーグルのすごい考え方』三笠書房


        

次第に、政治も、経済も、文化も
この方向に向っている。





つまり、
わかりやすくまとめると

家族のしがらみなんてとらわれずに
子供は、あちこちに
たくさんつくっておいたほうがいいってことだ。


コメント
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