かみつけ岩坊の数寄、隙き、大好き

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 「Hoshino Parsons Project」のブログ

群馬県立図書館の公開書肆情報

2008年05月23日 | 出版業界とデジタル社会
これだけネット検索技術が進歩した時代でも、
グーグルやアマゾンをいかに駆使しても、
検索にかからない大事な書肆情報というのは、けっこうあるものです。

こと地元の本に関しては、
群馬出身や在住の作家、
自費出版などで流通にのらない本、
タイトルなどに関連キーワードが何も含まれていないものなどで
大事な本の情報というのがたくさんあります。

そうした問い合わせに、書店も出来るだけ答えられるようにしたいのですが、
こうした分野で最も頼りになるのが、やはり群馬県立図書館です。

その都度、電話で問い合わせるわけにはいかないのですが、それだけに
ホームページで公開している下記の情報は、とても役に立っています。

群馬の本http://www.library.pref.gunma.jp/g_book/index.html


このページは「かみつけの国 本のテーマ館」
http://kamituke.hp.infoseek.co.jp/
群馬県・郷土出版案内リンク集のなかにも貼っていますが、
お店では、勝手ながら全文プリントアウトしてファイルしたものを
正林堂の店内におかせていただいてます。

最近、たまたまこの資料を担当されていた方が、出入りの高校の司書として転任されてきて、
いろいろなご苦労もあることをお伺いしました。

世の中、こうした人手を経てこそ得られる情報というのが
まだまだたくさんあるものです。

なかなか数字的な成果は見えにくいものですが、
こうした人のお仕事というのは、応援したいですね。


補足

これだけの情報も、元はワープロ入力しているわけだから、
公開情報もPDFファイルではなく、テキストデータとして読めるようにして、
検索カテゴリータグなどをつけてもらえれば、そのまま検索にもヒットすると思うのですが、いつかそんな改善をしてくれる日を楽しみにしてます。
コメント
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