なにかと雑多な活動をしている私の場合、その都度、自分をどう説明するか
名刺の使い分けには苦労しています。
仕事や活動分野に応じて何種類かの名刺をつくり使い分けたりしていましたが、
どうも何種類も持ち歩くことも面倒で、なかなかうまく活用できないものです。
そこで十年ほど前に、すべてを一枚にまとめようと、4つ折り10面の名刺を作ってみました。
シミのついた色褪せた紙の写真をデザインとして地に印刷。
作るたびにデザインは少しずつ手直しを重ねてます。
裏表カラー印刷で、折り作業とかもあるので
かなりの手間とコストがかかっています。
その後、もう少し手間をはぶける二つ折りの枝折り使用の名刺をつくりました。
でもこちらは、持ち歩く機会も少なく、ほとんど活用はできませんでした。
ところが、十年も経てば仕事の軸足も活動スタイルもかなり変わります。
そこでまた新しく作り直すことにしました。
前回は両面プリントアウトの手作業で作りましたが、ネット印刷に出した方が安いかもしれません。
2021年改訂
正林堂とタヌキ会議を大幅に変えて、QRコードを入れました。
表面版下
裏面版下
二つ折りくらいの名刺はしばしば見ますが、四つ折り10面の名刺というのは、まだ見たことがありません。
はたして受け取った側はどう感じるでしょうか。
管理のし難さから迷惑がられるかもしれませんが、世の中全体が
一つの仕事や一つの活動で自分を表現することが難しくなり出しているので、
もしかしたらこれからは次第にこういったスタイルの名刺も特殊ではなくなるかもしれません。
私自身、仕事に限らない自己表現のスタイルは大事な課題なので、
手間を惜しまずにさらに練りこんでいきたいと思っています。
私 (名刺入れ)作りましょうか?