かみつけ岩坊の数寄、隙き、大好き

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 「Hoshino Parsons Project」のブログ

告発の時代は終わった

2008年04月24日 | 言問う草木、花や何 〜自然・生命の再生産〜
連休明けからはじめる予定のフェアの
パネルだけが出来上がった。

毎年、この時期は新緑の行楽シーズンにあわせた企画をしているが、今年は
「木を植えた男」フェア

児童書絵本の『木を植えた男』をメインイメージにして、
内容軸は、世界一木を植えた男、宮脇昭の本を中心にする。

そして群馬で立ち枯れ問題にずっと取組み森林の復活に貢献している宮下正次さん。
群馬出身の環境問題のエキスパート、富山和子さん(男じゃないけど)
自然らしい植生の再現で黒川温泉の再生を成し遂げた
後藤哲也さん

などを軸に組み立てる予定。

宮脇昭の古本で見つけた本をめくっていたら
「告発の時代は終わった」という言葉が目に飛び込んできたので、ちょっとわかりにくいかもしれないけど
これをサブタイトルにしてみた。

木を植えるということが、これから人間の根源的営みとして
身近に誰もが考えるようになってほしい。

環境問題や様々な社会問題は山ほどあり、
政治告発も必要なことではあるが、
これからなによりも大事なのは、
自分たちが何を作っていくかということで、
自分が生み出せることにこそ
エネルギーを集中するべきだとの思いが
宮脇昭の姿勢から強く伝わってくる。

「木を植える」
ただそれだけのことから学ぶことは
とても多い。




   
  正林堂店長の雑記帖 2007/4/28(土)より転載
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