花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

戸越銀座商店街視察

2010年10月20日 | 諏訪商店街振興組合のこと
          
戸越銀座商店街は、品川駅から南西の方角にあたります。
訪れたのが早朝だったせいか、商店街は閑散としていました。あちこちの店頭に“戸越ブランド”の幟やポップが目立ちますが、ごくあたりまえの下町の商店街に見受けられ、かえって勇気付けられえました。
          
          
振興組合理事長の亀井哲郎さんは「商店街では、買うものがない」という消費者の声から“この商店街でしか買えないもの”つまり商店街ブランド品の開発を目指したのです。
お米、焼酎、コロッケなど、そして今後は“戸越ブランド”の贈答品を考案中とのことでした。
          
          
自店で作ってないものをブランド品にするご苦労をお尋ねしたところ、亀井理事長は「自信を持って勧めることができるものを、メーカーにお願いしてブランドラベルを付ける」ということでした。
焼酎を売ってみえるお店で尋ねても「問屋さんとの交渉です」と言うお答えが返ってきました。
大切なことは、商店街全体の雰囲気というか、勢いというか、街を挙げてブランド品に取り組んでいますという姿勢を消費者にアピールできることではないでしょうか。
          
          
新潟の小学生が訪れていて、集会所での理事長からの説明があり同席しました。この集会所では、お買い物ポイントに応じた映画会などが行なわれるそうです。
「皆さんはどこで買い物をしますか。大型店?それとも商店街?商店街は物を売っているだけかな?商店街がなくなっても困らないかな?」
今回の視察は、新しく出来たショッピングモールでなく、ソフトを重視した古い商店街。器がきれいでも中身に工夫と実行がなければ、街は生き残れないのです。
          
コメント
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