花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

全国商店街セミナーに参加して 2

2010年10月16日 | 諏訪商店街振興組合のこと
          
          
13日午後1時から始まった“第8回全国商店街セミナー”のパネリストには、スタンプカードで全国的に有名な烏山商店街理事長の桑島俊彦氏、元気なイベントを展開する佐世保市商店街連合会会長の竹本慶三氏、戸越銀座オリジナルブランドを打ち出した戸越銀座銀六商店街振興組合理事長の亀井哲郎氏、全国商店街支援センターマネージャの大分県竹田市の野田良輔氏の4名でした。
冒頭、桑島氏は、孤独死や犯罪などの社会問題をクリアできるのは、人と人との交流を大切にする商店街に他ならず、商店街こそコミュニティーの担い手である。街はステージ。大型店は消費者を対象としていますが、商店街は市民生活者を対象としています。市民の日常を支える商店街は絶対に必要なんですよ、商店街がなくなったら大変なことになるんですよ、だから皆さん頑張りましょうね、というのが大筋でした。
佐世保市では、人が集まる所に人が集まるをキャッチフレーズに、人材不足を市民参加型のイベント方式でカバーしています。市民から資金を募り、自らが楽しみ、そして、みんなが楽しめるイベントを企画しているのです。
街の元気は、個店から町内、そして商店街の順にあるべきもの、個店が光らなければ商店街は元気になりません。
戸越銀座商店街では、地域ニーズに答え得る商品を戸越ブランドとして売り出しました。
たとえば、おいしいと自信を持って薦めることのできる焼酎を問屋と交渉します。これに戸越ブランドのラベルを貼って売り出しているのです。
「商店街には買うものがない」と言われない為に、大型店にはない品を、お客様との対話で売れる逸品を開発しています。説明しなければならない商品を薦めることは、街の安心・安全につながるのです。
地域商店街は、国家の貴重資源です。地域コミュニティー・環境・安心安全・地域文化・観光資源と、地域商店街こそが、すべてに大切な役割を担っているのです。
決して、消滅させてはならないのです。