写真は、昭和9年の納屋運河の様子です。
右が開栄橋で正面の建物は逓信省用地に建てられた郵便局です。明治4年、郵便創業の布告が出され、東海道各宿駅の伝馬所に郵便取扱所が併設されました。四日市では宿場内の南町に設置され、明治16年になると浜町へ、明治21年には開栄橋西詰南角(写真の位置)に新築・移転しています。当時の一等地を求めて移動しています。
明治44年
明治36年の開栄橋風景 橋を西へ渡った左に建つ郵便局
明治36年になると電話局は、四日市郵便局に合併されて電話分室となりました。
当時 諏訪新道の道幅は狭かった(大正14年)
大正14年には、諏訪新道に四日市郵便局電話分室が新築移転します。(水谷宜夫氏 提供)
大正15年
下の写真は、昭和10年の沖ノ島町の四日市郵便局の写真です。(四日市の100年より)
昭和18年・沖ノ島町郵便局前でのラジオ体操の様子(四日市の100年より)
戦争が激しくなる頃です
昭和20年には四日市大空襲で郵便局も被災します。
昭和29年、戦後、四日市電報電話局舎完成。
昭和31年・名古屋~四日市間に直通電話が開通しました。
現在、位置こそ変わりませんが 郵便局と電報電話局は隣接して二つの建物になっております。