花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

“雪景色の四日市”

2017年01月15日 | おいらの商店街

8時30分ころの諏訪神社

13時30分、晴れ間が見えたが再び降り出しました。今日は“どんど焼き”の日。朝、諏訪神社では山と積まれた“しめ縄”の横で神職さんが「予定通り行われます」と対応に追われていました。

しめ縄を持った人が商店街を通ります。神社様様です。

早朝のスワパーキング

16時 ようやく雪はおさまったようです

追伸

翌日 16日の午前10時30分  少し晴れ間が覗きましたが まだ降っています


“ねこちゃんのお浄土会”のお知らせ

2017年01月11日 | おいらの商店街

スワマエ商店街のTag tagさんが「ねこちゃんの 浄土会をすることにしました」との連絡をいただいたのは昨年の暮れ。「ジョウドカイ???」一瞬、死んだ猫の供養でもする新興宗教かと思ったら「譲渡会」のことだそうな。世の中、殊勝な方がいるものです。「できるだけ協力させて頂きます」ということでポップをつくりました。猫ちゃんを飼ってみたいと思われる方は是非、覗いてみてください。


“寅さんからの招待状”後半に入ります

2017年01月10日 | 諏訪商店街振興組合のこと

新年の寿ぎを 心よりお喜び申し上げます。四日市市民文化事業の“寅さんからの招待状”もいよいよ後半となりました。本年もごひいきの程よろしくお願い申し上げます。

過去、“寅さんからの招待状”と題して4本の作品を鑑賞してきました。

平成28年9月23日上映会の第2作“続 男はつらいよ”は、昭和44年にフジテレビで放送された“男はつらいよ”そのままに、マドンナである佐藤オリエや恩師の東野英治郎が出演。また寅の生みの親にミヤコ蝶々が加わりテレビ版を超えた楽しい作品になっていました。

10月28日の第8作“寅次郎恋歌”は、松竹がシリーズ化に本腰を入れ、監督がそれに答えるように仕上がった作品でした。博の父親(志村 喬)がりんどうの花をたとえに話す“定着”の大切さ。対して放浪”に憧れるマドンナの池内淳子。“恋歌”は“放浪と定着”という明確なテーマを持った作品でした。

11月25日上映会の第15作“寅次郎相合い傘”は、山田監督、渥美清、浅丘ルリ子、倍賞千恵子がシリーズで絶頂期に達した最高傑作でした。前半は寅とリリーとエリート課長(船越英二)が、北海道の函館 小樽と旅をします。そして後半は、“メロン騒動”から“寅のアリア”そしてリリーとの“相合い傘”、さくらが結婚を説得する場面から“寅次郎の吐露”へと続き、素晴らしい出来でした。

12月16日に上映した第39作“寅次郎物語”は、お馴染みの賢島や二見ガ浦がロケ地となっていました。15作から39作へ飛んだ寅さんには、やんちゃぶりが影を潜め、人生について思考する寅さんになっていました。

渥美清さんが亡くなった平成8年、山田監督は追悼の思いを込めて西田敏行、田中裕子を主演に“虹をつかむ男″を製作しました。

今回の映画会も後半に入ります。“男はつらいよ”以降の山田監督作品である“虹をつかむ男”、小津安二郎監督の“東京物語”(昭和28年封切)を挟んで、山田監督がリメイクした“東京家族”(平成25年封切)。そして“東京家族”に“男はつらいよ”の喜劇を取り入れた“家族はつらいよ”(平成28年封切)と続きます。どうか、これからも上映会にご協力いただきますよう、切にお願い申し上げます。


“コト消費”の時代

2017年01月08日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

1月1日の中日新聞より

                  

            

 開発担当者によると、近年、商品の「もの」の購入だけでなく、観光地や旅先などでの経験をあわせて楽しむ「コト消費」が注目されていることから「体験型プログラムを提供できる店舗を集め、テーマパークのような商業施設にしたい」と話す。

 キーワードは「コト消費」


“竹島水族館”へ行ってミタ!

2017年01月06日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

蒲郡にある市営竹島水族館へ行ってみた。ここは数年前、水族館を愛してやまない若者たちが、古くて小さな水族館をよみがえらせた。

館内は多くの家族連れで賑わっていた。タッチングプールは大人気だ。見ると随所に手書きのポップが貼ってある。

フラッシュOK、写真を撮って自慢してください等、ユニークで、ユーモアがあって、愛情がこもっている。

従来の水族館は、魚の研究に重点が置かれていた。ではなくて「視点をお客さんに向けよう」。30代の若い館長さんである小林さんは考えた。水槽の裏側に居ないで、前に出てお客さんと対話しよう。要するに対面販売だ。小さなプールのある狭いステージで小林さん自ら“アシカショー”を行う。最後にアシカが高くジャンプする。「うまく着水できないと、前のみんなに水がかかるかもしれないからね」。結局、上手く着水しても水は飛んできた。子供たちは大喜びだ。小林さんは、「小さい水族館でいい」という。

客との距離の近さを売りにするならば、距離が近いことはむしろ利点になる。大きな組織では目の前の客は「自分のお客さん」なのだという意識は薄れがちになってしまう。小さな水族館で飼育員が五人しかいなければ、客からも顔と名前を覚えられやすい。その強みを生かさない手はないのだ。

大きなものに打ち勝つ秘訣がここにあるのではないか。愛情をこめて、工夫し、絶えず新しい企画を仕掛けてゆけば、熱意は必ず伝わる。いい例だ。


“ブラタモリ”における”伊勢音頭恋寝刃”

2017年01月03日 | わたくしごと、つまり個人的なこと

“伊勢音頭恋寝刃”で、御師のことを“おし”と読みましたが、正確には“おんし”でした。NHK“ブラタモリ”。“なぜ式年遷宮は20年に1度なのか”は、知的好奇心を刺激し、旅の楽しみが味わえる番組です。

 番組では、御師であった丸岡宗太夫邸を訪れています。ここには、当時、恩師が全国へ配って歩いたお土産の“きざみめかぶ”の説明書きや“お札”の版木が残っていました。御師に案内された一行は、料亭でごちそうを食べ、巫女さんの舞を観覧します。何とかかった時間が6時間。十数名の一行で支払い金が約600万円というありさまです。一生に一度の大贅沢だったんですね。

 ところで“なぜ式年遷宮は20年に1度なのか”それは、白木造りの拝殿が20年しか持たないというところからきていました。釘やかすがいを一切使わない神明造り。本殿を見ることはできませんが、近くに建つお供え物を貯蔵する“御稲御倉(みしねのみくら)”に見ることが出来ます。

 地面から立つ太い丸柱“棟持柱(むなもちばしら)”は、直接屋根を支えていません。柱と屋根には隙間があいています。支えているのは丸柱に渡された壁板です。年月が経ち、木が乾燥していくにつれ棟持柱と屋根との隙間は、屋根の重みで縮んでいきます。約20年経つと隙間はなくなり、その頃が壁板に老朽化が始まる頃となります。白木の神明造りの賞味期限が20年ということになる訳です。

 注目すべきは、伊勢の街は20年という式年遷宮の節目を利用して、街の活性化を行ってきたということです。道路整備や宇治山田駅の建設、おはらい町の整備やおかげ横丁の構築など来街者を飽きさせないよう、何時も伊勢神宮を軸に、新鮮なテーマを提供してきました。

 だらだらと同じことの繰り返しではお客様に飽きられる。絶えず新しい風を加えることで鮮度を上げていく。大切なことです。

 今年は、お伊勢さん菓子博が開催されますし、20年後の式年遷宮に向けて伊勢駅前の整備事業が進んでいるということです。