花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

ボクラのヒーロー代集合!大人の七色仮面②

2019年06月11日 | レモン色の町

1.  とけない謎を さらりとといて  この世にあだなす ものたちを

デンデントロリコ やっつけろ  デンデントロリコ やっつけろ

七の顔の おじさんの  ほんとの顔は どれでしょう

2.  夢は七色 きれいな虹の  みんなよんでる しあわせを

デンデントロリコ やっつけろ  デンデントロリコ やっつけろ

七の顔の おじさんの  ほんとの顔は どれでしょう

七色仮面ごっこはあまりやりませんでした。七色の顔が大変だから(笑)。同じ顔で「ウハハハ」と笑いながら出てきても、子供心にもつまらないんですよ。「今、オレ船長さんになってるんだ」「うん、そうか」なんてね。そういう意味ではあんまり難しすぎて、あそびの対象にはならなかったですね。懐かしのヒーロー大全集(文春文庫ビジュアル)より

頃は大正、旧図書館前にてコブラ仮面と対決する七色仮面。

刃物を振り回すコブラ仮面も違法だけれど

公園でけんかするのも違法だよ 川崎シゲル君

昭和4年、旧図書館南に熊澤一衛氏は、蔵書二万冊と共に新しい図書館を寄贈した。現在のすわ公園交流館である。


ボクラのヒーロー代集合!大人の七色仮面

2019年06月10日 | レモン色の町

昭和34年6月から始まった『七色仮面』は、波島 進演じる名探偵 蘭光太郎が様々な人物に変装し、七変化を見せてくれる。まるで多羅尾伴内のテレビ版といった感じだが、変装だけにとどまらず、不死身の超人・七色仮面にも変身、その頭の形がパイナップルに似ていたので、パイナップル仮面と陰口をたたかれていた。拳銃の球を跳ね返し、分身の術さえ使う超人だ。コブラ仮面やキングローズ、レッドジャガーといった怪人を、高笑いしながら二丁拳銃で追い詰めていく堂々たる活躍ぶりは頼もしく、さすがに大人といった感じである。

按摩さんみたいな五島うどん

好評につき翌年から再登場した『新 七色仮面』には、千葉真一が演じている。

さて、本物の七色仮面はどちらでしょう?ヒント 黄疸が出ているはう

昭和33年7月24日、翌年から始まるテレビ放送「七色仮面」の宣伝にキャラバン隊が駆け付けた。どんな番組が始まるのか?子供たちの期待は高まる!

注・嘘です 来ていません


ボクラのヒーロー代集合!エイトマン登場!

2019年06月09日 | レモン色の町

まぼろし探偵の主題歌が出たところで「8マン」が出てこなくては話にならない。そこで8マンの主題歌!ドーゾ!

光る海 光る大空 光る大地 ゆこう無限の地平線 走れエイトマン たまよりも早く 叫べ胸をはれ 鋼鉄の胸を

ファイト ファイト エイト エイト エイト

呼んでいる 呼んでいる 呼んでいる 立とう正義の旗のもと 誇れエイトマン 天よりも高く ふるえ その腕を 鋼鉄の腕を

ファイト ファイト エイト エイト エイト

燃える空 燃える風 燃える心 進め無敵の力もて 行け エイトマン 誰よりも強く 響け とどろけ 鋼鉄の男 エイトマン エイトマン(唄 克己しげる)

構成に無理があった 

 平井和正原作 桑田次郎画のエイトマンは少年マガジン(講談社刊)で昭和38年5月12日号から昭和40年3月10日号迄連載された。ヒーロー漫画としては、後発で昭和38年11月から始まったテレビ放送では、実写化されずアニメ作品として放映された。早駆けする足の形が妙におかしかったのを覚えている。

「エイトマン」は変身アニメの第1号。後の「仮面ライダー」や「ウルトラマン」の先駆けだった。「エイトマン」のエネルギーがタバコを吸うような形だったのが面白い。スポンサーは丸美屋。「のりたま」や「焼肉ふりかけ」にはエイトマンシールがついていた。

 


ボクラのヒーロー代集合!まぼろし探偵の巻③

2019年06月07日 | レモン色の町

まぼろし探偵の主題歌デス

赤い帽子に黒マスク 黄色いマフラーなびかせて オートバイが空飛べば 事件の起きた時なのさ 行くぞ それ! 元気な少年 まぼろし探偵

親に心配かけまいと あっという間の早がわり 二丁拳銃火をはけば 悪者最後の時なのさ 行くぞ それ! 正義の少年 まぼろし探偵

にっこり笑ったその顔に かがやく希望がわいてくる ちえと勇気の進くん 平和な世界をつくるのさ 行くぞ それ! 明るい少年 まぼろし探偵

 

つかの間の穏やかな年、村山清八市議会議員が諏訪公園に誓の御柱と市民壇を建てた年、昭和9年。第1次大戦の軍需景気と満州への進出で、一時の豊かさを享受できた時代だった。その後二・二・六事件と盧溝橋事件をきっかけに起きた日中戦争、対ソ連とのノモンハン事件と日本は太平洋戦争へとひた走る。「ぜいたくは敵だ」。乏しい物資の日本は、国民生活のあらゆる部分に統制をかけ軍事費に回した。

さて、昭和16年10月30日、浅草寿町の本法寺境内に「はなし塚」が建立される。落語のネタまでが公演禁止となったのだ。山ほどもある演目の中から花柳ダネ:明烏(あけがらす)・居残り佐平次・廓大学・子別れ・品川心中・付き馬・つるつる・六尺棒など35種。妾ダネ:権助提灯・星野屋など7種。間男ダネ:紙入れ・包丁など6種。艶笑ダネ:疝気の虫・不動坊・宮古川など7種。残酷ダネ:後生鰻。以上53種の古典落語をはなし塚へと葬り去られた。ごくごく一部に反対の意見を持った人々もいたが、「勝った!勝った!」の大合唱で破滅へとひた走る日本でした。

写真は、満州事変から帰国した兵隊さんを迎える歓迎式典の図。そこへ墜落寸前のまぼろし号 デゴザイマス。

 


ボクラのヒーロー代集合!まぼろし探偵の巻②

2019年06月04日 | レモン色の町

昭和34年4月から「まぼろし探偵」のテレビ放送が始まった。赤い帽子に黄色いマフラー(放送は白黒で色は分からなかった)、そして黒いマスクで顔を隠し、空飛ぶ自動車、まぼろし号を運転して事件を追う。その正体は、少年新聞記者の富士進(注 フジツウーと読まないように)。なぜマスクをしているのかというと、「親に心配をかけまい」(主題歌より)としてだ。何たる立派な心がけ。本誌記者たちも同じ少年記者として彼を見習い、変装するべきだろう。あのマスクなら、画用紙で簡単に作れそうである。(初出が桑田次郎の漫画だったため、実写になるとメンタマが小さすぎ、マスクづくりには苦労したようだ)

しかし、この「まぼろし探偵」、主人公よりも、彼のガールフレンド・吉野さくらの方が人気がある。だって、さくらを演じている吉永小百合ちゃんがあまりに可愛いんだもん。『昭和こども新聞』(日本文芸社刊)より

小百合ちゃんを見たいがために買い求めたDVD。ところがここにが出演していなかった。(見落としたのカモ)

そして、昭和初期の本町を疾走する桑田次郎の「まぼろし探偵」。この場所には過去、タイムマシーンが漂着したことがあった。