ソチの切符を大ちゃんに！

《全日本フィギュアスケート選手権2013》

男子FSが終わりました。

1.羽生結弦
2.町田樹
3.小塚崇彦
4.織田信成
5.高橋大輔　という結果です。

直前の右足スネの怪我が原因で、GPファイナルを辞退した高橋選手には
この全日本が一発勝負の日となりました。
きっと、一生懸命治してきたのだろうけれど、少し間に合わなかったそうですね。

前日のSPでは、４回転で着氷が乱れました。
トリプルアクセルでは着氷後に転びました・・・
SP４位の出遅れをどこまで挽回できるか、
表彰台に上がって文句なしのソチを手にするのが彼の戦いです。



演技前の表情。
イントロが流れる中、いつもの気迫というより
清清しい表情に見えたのは私だけでしょうか？
ある種の覚悟・・・なんだか、少し物哀しくも見え・・・

４回転トゥーループでは転倒しました。
２回目の４回転は両足着氷の３回転になり、
その後のジャンプも３回転が２回転になったりと、高橋選手は苦闘しました。

ミスが重なるたびに苦笑いが増え、途中からは観客への感謝の滑走になったのを私は感じました。
けれどその表現力は素晴らしく、高橋選手にしかできない円熟の時間だったと思います。



笑顔に見えるのは、もはや「泣き笑い」だったよね。

今回の曲、『ビートルズメドレー』は耳なじみがよく曲の意味もわかる私には
他のクラシックの曲よりもストーリーがよく伝わります。
編曲のローリー・ニコルは高橋選手にどうしても踊ってほしい曲だと言ったそうです。

２曲目の「come together」の曲の入りなんて、高橋選手にしかできない世界だと思うし、ラス前の「my life」もいいなー。

途中で右手から出血しましたね。


録画を繰り返し見て、
高橋選手が自分の血に気づいた瞬間を私はわかりました。
「なんでこんな時に・・・」
足の痛みに加えて手まで切るなんて、ふっ、オレのスケート人生ってなんなんだ・・・と思っている横顔でした。

最後に四方に挨拶する時も彼はこれで最後になるかもという表情でした。

「ありがとうございました」とその口は言いました。
心はきっと泣いていたと思います。

でも！
私はどうしても高橋選手のスケートをソチで見たい！
いつの間にかパトリック選手の最大のライバルは羽生選手に取って代わってしまったようだけど、私は大ちゃんのソチでの姿を最後にしたい。

これまでの功労とか牽引とかじゃなくて、
世界の舞台に匹敵する演技を、今までの日本人にはなかった色気を
表せるのは今でも高橋選手だけだと思うから。

正直、大ちゃん以外の選手だけではオリンピックもそんなに楽しみじゃないです。

全ては今夜で決まるそうです。
３枠目を大ちゃんが取れるのか。
団体戦があろうがリーダーシップがあろうがなかろうが、そんなことではなくて、
私は高橋大輔のソチをずっと楽しみにしてきたし、
『ビートルズメドレー』の集大成をソチで見たいと思っています。

どうか、大ちゃんのソチが決まりますように。

フィギュアで泣いた(T○T）

《全日本フィギュアスケート選手権2013》を連日観ています。
ソチオリンピックに向けての息もつけない熾烈な争いが展開です。

こういう感情をすぐに忘れてしまう私なので、自分の気持ちをブログに残しておきます。

夕べの放送は特に泣いたわー。
技術的なこともステップの良し悪しもなーんもわからん私だけど、ググーっと込み上げてきましたね。

まずは女子SP。



お母さんになった美姫ちゃん。
叩かれたり見放されたり、受けるバッシングもすごかったけど、
このリンクに立った美姫ちゃんは神々しくもあり、
ソチを見据えているというよりは最後のスケートを全力で表現しているというのかな、
ある種の達観をその姿から見ました。
美姫ちゃんの今シーズンの試合はこの全日本で初めて観たに等しい私だけど、
ここまでできるなんて思わなかった。
「ちゃんと間に合わせてきました」って言われてましたね。
全盛期の美姫ちゃんのスケートはあまり好みではなかったのだけど、
やはり守るものを得ての大人の演技はステキだったなぁ。
「私の信じた道を行く」という『My Way』が実によく合っていました。
私がこんな感情になるとは思わなかった。
変な言い方かもしれないけど、大きく膨らんだおっぱいもステキだったの。
このシーズンが終わったら幸せな結婚をして、ひまわりちゃんと旦那様と明るく生きていって欲しいな。

佳菜子ちゃん。
今期は調子が悪かったらしく、ロシア杯ではSPで最低最悪の自己ワーストを出したんだそうです。
けれど、彼女の今日の気迫。
ソチを逃してなるものか！という気迫が誰よりも感じられました。
SPでの曲を一番調子が良かった２年前の曲に戻したのが１２月の頭。
それから３週間弱、２年前の曲に後半のジャンプを加えて練習したらしいです。
彼女の四肢の伸びやかさは素晴らしい！
演技後に山田コーチに抱きつきに行くところも可愛いじゃない。
一緒に泣いちゃった。
真央ちゃん、アッコちゃん、美姫ちゃん引退後の牽引者になるのはやっぱり佳菜子ちゃんしかいないと思います。
私はソチ３人目に入って欲しいなー。

アッコちゃん。
もうねー、アッコちゃん大好き。
２８歳の彼女は今シーズンで引退です。
女子全員がノーミスで演技を終える中の最終滑走はプレッシャーもすごかったでしょう。
でも、アッコちゃんもノーミスで続きました。
長久保コーチの大好きな曲『愛の讃歌』がバイオリンで広がります。
ストーリーの中には大学時代の摂食障害での苦悩から、再生への
アッコちゃんのスケート人生の物語が込められていると聞きました。
アッコちゃんのために用意された素晴らしいプログラムだったと思います。
佳菜子ちゃんのkiss＆cryからずっと、アッコちゃんの演技まで涙で見えなくなっちゃった。
アッコちゃんには最後のソチ・・・どうか切符が渡りますように。
そして、衣装がいつも一番センスがいいと思うのがアッコちゃん。
オリンピックでまたきれいな衣装を見たいなぁ。

今回、ほぼソチ内定の真央ちゃん。
もはや女神様のようで、真央ちゃんのたたずまいを見るだけで泣いちゃう私なんだけど、
今回は安心して観ていられました。
以前は毎試合トリプルアクセルを入れるか入れないか・・・で葛藤していたけれど、
今では何が何でも入れる！という強さが見えますね。
精神的に一段と大人になったように思います。
彼女にはもっと先、ライバルとの対決もあるし、どうか大爆発してほしい。
大納得のフリーを滑ってほしいですね。

さぁ、今夜が女子フリーです。
手に汗握って観ようと思います。

ハワイノート2012：day4-朝食はMac 24-7で

4日目の朝になりました

今日の午前中はマノアトレッキングに初挑戦するので、その前に早起きでパンケーキに行きます。
今朝のお店に選ばれたのは、オットがずっと行きたがっていた 《Mac24-7（まっく・とうぇにーふぉーせぶん）》 。

私達のホテルから数ブロックしか離れていないクヒオ通り沿いの Hilton Waikiki Beach Hotel の中にある 24時間営業のお店です。

ここはなぜだかオットが長いこと「行きたい！」と言っていたのです。

何がおいしいの？
パンケーキ？
なんかね、パンケーキがでかいらしいよ。
ふーん。

まったく予習をしていないワタシは、とりあえずおいしいパンケーキに出会いたいとこんなのを頼んでみました。


バナナとチョコのパンケーキ。

ワタシとオットで「パンケーキ…1つ？2つ？」と相談していたら、
お店の方が
「絶対1つにした方がいいわよ。食べきれないから。彼の方は違うのにしたら？」
と教えてくれました。

本当だー。
でっかーい
ワタシの手のひらを広げたよりさらに大きい。
フリスビーぐらいあるかな？
シングルレコードよりは絶対大きいね。
LP盤まではいかないけど、でもどちらに近いかと言ったら体感的にはLP盤だ。
よーく考えたらワタシ、フレッシュバナナ、あんまり好きじゃなかったなー

もう、このパンケーキを見た時点でげっそり
絶対食べきれない…

オットは

いわゆるシンプルなトーストです。
パンケーキにしなくて良かった。
店員さん、ナイス！
このソーセージが、後々私達の口直しにどれだけ役立ったか。



切っても食べてもなくならないパンケーキ。
しかも、このパンケーキがとても分厚くて、しっとりプルンプルンというよりは、ずっしりフカフカって感じなの。
パンケーキとホットケーキは違うよねぇ。
ワタシとしたことが、8つに切って2カケ（90°）食べたらもうフォークを置きたくなっちゃった

うーん…そんなに感動しないなー。



一応笑顔でお店の方に写真を撮っていただいたけど、
やっぱり大ききゃいいってもんじゃないわね。

残り270°をどっちが食べるか軽くもめながら押し付け合い、
「ここに来たいと言ったのは誰？」と厳しい言葉を投げかけたりして（笑）、
オットも頑張りましたが、もうダメ―。

パンケーキもトーストの方もたくさん残して、
けれど、甘々になった胃を直すためにソーセージ部分は完食。

オットも「ここはもう、いいな。」と落ち込んでいるし、
ふ～…
貴重な朝を１回ミスったかなー
でもね、一度来ておかなかったら、きっとオットは今でも「Mac24-7行ってみたいなー」と言っていたでしょうしね、
今日ここで消し込みをしたってことにしましょう。

感想としては、
ホテルの中をずんずんと右奥に進むと広いスペースのお店が広がっていましたが、
このロケーションだとなかなか外のお客様は来ない感じ？
オープンエアでもない薄暗いロビーのある1階を奥まで行くので、
日本でいうところのいわゆる宴会場があるような位置にお店があります。
うーん…ちょっと奥まっているかなー？

しかも勝手な先入観だけど、
《Mac24-7》というアメリカングラフティを彷彿とさせる楽しい名前のお店なのに、
お店の内装はとてもシンプル。
スポーツ中継のTVはありましたが、とても落ち着いたダイニングで、
別にハワイらしくもないし、アメリカっぽくもない
ふつー。
っていうか、照明や壁も宴会場みたい。
まぁ、よく言えば清潔感のあるお店でした。

24時間やっているのは評価できるけど、
街に行けばそんなダイナーはたくさんあるし、
こんな奥まったところでずっとやっていくには、
せいぜい宿泊客を大事になさってくださいね、って感じ。

お値段もホテル価格で高かったけど、まあ、何であれお腹はいっぱいになったし、
今日はまたスケジュールがいっぱいだから、今日も一日楽しく頑張りましょう！