ヒュースタ日誌

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「第20回青少年支援セミナー」2日目のご案内

2014年03月03日 14時41分11秒 | ホーププロジェクト
 きのう開催した1日目は、過去19回のセミナーにご出演くださった方のなかから6名の方へのインタビューと、(元)当事者による「執筆(言論)」「当事者中心の会運営」のふたつのテーマにもとづくパネルトークを行い、40人のご参加をいただき大盛況でした。ご出演ならびご参加の皆様に厚くお礼申し上げます。

 1週間おいて9日(日)に開催する2日目は「生活思考にもとづく家族コミュニケーション」「当スタジオが構想している支援システム」のふたつの趣旨でそれぞれ講座を開講します。いずれか1講座または両方をご受講いただける方は、なるべく事前にお申し込みください。また、20回にわたり開催してきたセミナーの最後の開催ということで、過去19回のセミナーの歴史がわかる資料コーナーを設置するほか、2講座のあとに「終了式」を行います。

 では、2日目の詳しい趣旨と内容とゲストをご紹介します。

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 1講座目は恒例の丸山による講座で、今回は『不登校・ひきこもり~家族コミュニケーションのポイント~』と題して行います。

 丸山が親御さんとの面接相談のなかでしばしば語られるお悩みのなかに「わが子とのコミュニケーションがうなくいかない」ことが多く聞かれます。そこで、前回講座での「支援思考と生活思考」の部分を受け継ぎながら「防衛線の発見」「そこにどとまる会話」など6つのキーワードを解説したうえで、具体的な場面を挙げて受講者の皆さんと対話しながら、コミュニケーションの進め方・深め方を考え合います。

 2講座目は『当事者は何を求めているか~“スロープ型支援”の可能性~』と題して行います。

 丸山は、ひきこもり支援としてよく見られる「家庭訪問→フリースペース→トレーニング→働く体験」などというシステムを“階段型支援”と、自身が構想している「在宅のまま楽になる→居場所を得る→……」というシステムを“スロープ型支援”と呼んでいます。
 そこで、まず丸山がふたつの支援の特徴と違いについて「ヒュースタ通心」最新号のコラム「当方見聞読」を読み上げて補足説明したあと、おふたりの当事者に、ほしかった支援・実際に利用した支援を語っていただいたうえ、支援システムの望ましい方向性について丸山を交えて意見交換します。

 今回は最後に「終了式」を行います。

 最終回の2日間を終えるにあたり、1日目とは別の過去の出演者の方と会場である青少年センター別館の担当課職員の方からお言葉をいただいたうえ、主催団体からご挨拶ならびに今後の活動について、表題に沿ってお話しします。

◎ゲスト

当事者2名、関水徹平(大学教員)、神奈川県青少年サポート課職員


「第20回青少年支援セミナー」2日目の要項を見る
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