ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

「メールマガジン単行本化発表期間」1週間前のお知らせ

2014年04月05日 18時16分31秒 | 記念企画
 3月26日の本欄でお知らせしたとおり、標記期間は当スタジオの看板業務で代表兼相談員の丸山が執筆・配信を続けているメールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』(以下『ごかいの部屋』)の単行本化を発表する3つの会を開催するため設定した2日間です。なお、その間に開催する3つの会とも、出版社の方によるご挨拶や丸山にオファーを出したいきさつのご説明付きで本の格安販売が行われることになりました。
 また、会が行われない2日目の午前中にも「丸山と話したい」とご希望の方には、可能なかぎりお受けすることになっています(申込書の該当欄にチェックしていただきます)。

 このように、その後この期間の内容がさらに充実しまた変更する点も出てきました。

 そこで、同期間が1週間後に迫った本日、各会の趣旨・内容について、さらなる詳細と変更点をお伝えします。会の名称をクリックして要項をご覧いただくこととあわせて、下記をご参照のうえふるってご参加ください。


◎4月12日(土)13時半~17時/神奈川県立青少年センター

「ひきこもる心を楽にする集会(略称:ひき心楽集会=ひきしんがくしゅうかい)」(上の欄)

 標記イベントを開催します。

 このイベントの特徴は「『ごかいの部屋』が本になる」「本に掲載されているような理解と対応を伝えあるいは広めるためにご家族をはじめとする周囲に働きかけることに専念してきたが、今後は当事者支援へと業務の幅を広げる」という、当スタジオの歴史におけるふたつの流れに沿ったプログラム配列にした点です。

 すなわち、最初の「リレートーク」で『ごかいの部屋』の愛読者のおふたりと丸山が語り合い、次の「出版記念講演」で丸山が『ごかいの部屋』のエッセンスとそれをどのようにして単行本化したかを語り、最後の「テーマ別グループトーク」で、今後の不登校支援のあり方や当スタジオが開設する新しい当事者支援業務にちなんだ全員トークで締めくくる--という流れになっているわけです。

 全体を通じて最初のふたつのプログラムのサブタイトルにも含まれている「支援の視点から当事者の視点へ」「支援の論理から当事者の論理へ」という当スタジオと丸山の変遷から、不登校・ひきこもりへの見方を再考するヒントが得られ、それを最後のグループトークで具体化していただけるものと期待しています。

 特に「ひきこもり生活を語り合おう~困りごと・やりたいこと~」のグループでは「いけふくろうの会」などで多くの当事者経験者と語り合ってきた伊藤書佳氏の進行により、当事者経験者の皆様に出していただいた“ひきこもり生活での困りごと(困っていたこと)と望む(望んだ)解決法”“ひきこもっていながらでもやりたいこと(やりたかったこと)と望む支援法”を、当スタジオが引き取って実現の適否を検討したうえ、実現すべきと判断したものについては可能なものから実現に動き出します。つまり、当事者経験者の声が支援策に反映される可能性があるわけです。

 その意味で、これまで当スタジオが開催してきたイベントでの親御さんをはじめとする周囲の皆様に加え、このイベントには当事者経験者の皆様にも多数ご参加くださることを願っています。


◎4月12日(土)18時~20時/ビストロ・グロリア

「出版記念交流会」(下の欄)

 近くのレストランを借り切って標記懇親会を開催します。前記イベントの参加者はもとより、参加できない方のご参加も歓迎です。

 なお、プログラムに変更があります。当初「勝山実氏らによるビデオメッセージ」を予定していましたが、収録することができなかったため、先月開催した「第20回青少年支援セミナー」1日目(伊藤書佳氏・勝山実氏・林恭子氏ご出演)の映像を公開します。
 
 肩ひじ張らない出会いと再会の場として、多くのご参加をお待ちしています。


◎4月13日(日)13時半~16時半/横浜市教育会館

「第17回しゃべるの会」

 5年目最初の家族会を開催します。

 これは3か月に1度定期的に開催している会であり、日曜日の開催であることと前日のイベントでお話しいただく加藤誠之氏(高知大学)が同席すること以外は、それまでの16回と異なる点はありません。基本的に同じですので、そのおつもりでご参加ください。

 ただし、出版社から販売にいらした方が、丸山に本のオファーを出したいきさつをお話しくださいます。じつはこれが「不登校の親」としてのお話になります。『ごかいの部屋』の単行本化のいきさつについて、著者である丸山がお話しする前日のイベントとは違い、出版社側の方が、しかも「不登校の親」のお話が聞かれるのです。「こういう出版のきっかけもあるのか」と驚かれることでしょう。どうぞお楽しみに。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする