ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

新著出版のご報告

2014年04月08日 10時35分19秒 | 代表丸山の活動
 暖かさを取り戻し、桜吹雪が舞い散る美しい春の風景が見られる神奈川県の今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、不登校・ひきこもりについての当スタジオ独自の啓発業務の一環として“体験的不登校・ひきこもり論”と銘打って長年執筆・配信してきたメールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』が単行本化されるはこびとなり、きょう現物が届きました。

 書名は『不登校・ひきこもりが終わるとき-体験者が当事者と家族に語る、理解と対応の道しるべ』というものです。長いので通常サブタイトルは省略します。

 当スタジオの理念がこのような形になるということは、当スタジオ10年来の援助実践の大きな成果であり、私にとりましてもこの上ない喜びです。これもひとえに『ごかいの部屋』のご愛読者の皆様、歴代の配信担当者の皆様のおかげと、感謝に堪えません。

 『ごかいの部屋』は、創刊から11年半が経過しておりますが、本書にはそのうち最初の10年の間に配信された号への掲載分から、心理と対応の基礎的解説になっているコラムを中心に「丸山ならではの着眼点」「丸山にしかない表現」などと好評を得ていたコラムを精選し、全体の3分の1足らずの分量を収録しました(書き下ろし部分少々あり)。

 序章と終章に全編を貫く主旨がわかるコラムを配したほか、自身の体験が色濃く反映されたコラムを後半である第2部にまとめるなど“単なる体験にもとづいて書かれた本”にならないよう工夫しました。さらに『ごかいの部屋』の創刊100号と200号で採用した「逆引き方式の索引」を本書の巻末にも採用し、ハンドブック的な持ちやすいサイズと相まって“手引書”“解説書”の雰囲気も漂う仕上がりになったことと思います。

 書店での販売に先立ち、明日から手売りを開始するほか、週末の「メールマガジン単行本化発表期間」で開催する3種の会の会場での格安販売を経て、週明けからは全国の書店が入荷・販売することになる見込みです。

 メールマガジンが本になるということで、愛読者の皆様から「より読みやすくなる」とお喜びいただいておりますが、これからは『ごかいの部屋』をご存じない方にも広くお読みいただき、お役立ていただけるものと期待しております。どうぞご一読のうえ、忌憚のないご意見ご質問ご感想を賜りますようお願いするしだいです。

 私といたしましても、今後はこれまで以上に多くの関係各所にうかがって、本書の普及につとめるとともに『ごかいの部屋』が単行本化されるにふさわしいメルマガであることをお認めいただけるよう、よりよいコラムを執筆するようさらに精進してまいる所存です。どうぞ末永くご指導ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 ヒューマン・スタジオ代表兼相談員 丸山康彦


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