どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

国際規格・よくわからない

2011-10-29 23:13:55 | インポート
最近TPPとかIFRSなんかが国を滅ぼすと言っている。
そうかもしれない。
ただ二つは分けて考えるべきだ。ますIFRSは国際会計基準、つまり上場企業で世界に株式を売りたいならこの基準にしたがった方が良いというものだ。
実は企業の会計システムがバラバラで、世界的も各国家でバラバラで、それをどうしようのかとなって考えているものだ。現在では投資家にとって解りやすいもののようだが、製造業現場では役に立たない会計のようだ。なのでまだ改善の余地があるようだ。
現在もそうだが、グローバル企業はIFRSで、国内は国内規格で動いている。
とりあえずこれは金勘定の問題である。国内に問題があるとすれば、オリンパスのような問題だろう。オリンパスはIFRS基準で会計をしていると思う。多国籍企業だから。それがそうだとすれば、国際規格の方がいい。
TPPなのだが貿易障壁がない事なのですが、全く理解出来ないのは医療系の国内医療の破壊を訴えている事。まったく理解出来ない。医師の数を抑制しようとしたのは、日本医師会だったはずだ。それが地方医療を破壊したのは間違いない。あまりにもひどいので医学部の定員を増やすなどの処置を進めたのも、日本医師会だった。しかしそれを全く進めなかったのも日本医師会だ。
それがアメリカのサービスで日本の医療が破壊されると言っている。
破壊されるかどうか実例は既にある。外国人看護夫制度だ。日本語が厄介でまったくうまくいっていない。全然破壊されていない。
TPPの最大の問題が、言語だったりする。また習俗だったりする。その辺はどうこうしても残るものだと思う。
完璧な世界を目指しているのにどうしようもないのが、TPPだったりIFSRだったりする。
この意味を考えるべきだと思う。
農協はあまりにもオソマツな議論で論外だ。協同組合から外れたこの金融・商社はこの議論に参加する資格ないと思う。同時にこれを支えている農林省も、もういい加減にしてくれと思っていると思う。
ただこの辺りの議論は、正直な所既得権益がどうかという話しに、結果なっている。そのむなしさを解っているのだろうか。
両極端な議論しかないのはそういった事であって、実際の話しではないと思う。
なおTPPについてだが、最大の障壁は日本語であって、これは国際条約でも絶対崩せない障壁だ。この辺を理解して反対派は反対しているのだと思う。
安全地帯にいる反対ほどラクなものはない。そういったイヤミを感じるのがこの話しの流れだ。