911といえば、アルカイダが旅客機をハイジャックして世界貿易センタービルに突入した、あのテロ事件の日だ。アメリカ本土が実質的に攻撃されたのは、旧日本軍による風船爆弾事件以来で実質的にはアメリカ初の事件だった。
改めて言う事でもない。
そのせいか、今日はあの震災から1年半年というよくわからないメモリアルデーになった。もう遠く過ぎた事だから、ニュースにもならないようだ。
あまりいい事ではない。僕らの悲劇と彼らの悲劇と、人が死んだ事には変わらない。どちらかと言えば、911事件以降この関連で死んだ人の人数が多すぎる。
私だけなのだろうが、ちょっと誰か今日は311だけでなく911を考えてもらいたい。
911直後で起きたのは中国でのイスラム抑圧、インドはいつでもそうだったのが激化。中東ではメッカの盟主サウジアラビアの権威に傷がつく、アメリカ空軍駐留。
これが時間が経つと、中国のイスラム暴動、インドは経済発展を優先してないことにした。中東は、グジャグジャになった。
今は?実はアメリカの影が見えないが、全部がグジャグジャになっている。ただ解っているのは911の反省、もしくは反動が中東にある。
説明を何もしていない文章だが、911を起点にしないと今の状況はわかりにくくなる。
911のさらけ出したものは世界の矛盾だった。311のさらけ出したものは、国内の矛盾だ。
最後に、ビン・ラディン氏に。
あなたのした事は許されない事でした。でも今ある世界はあなたの考えと全く違うものになっています。なぜでしょうか。あなたの後継者は潰され、最近では転向者も現れています。なぜなのでしょうか。
ただ、あなたがいたからこうなったのは、どうも間違いが無いようです。
ムスリムは更に賢くなった。