どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

猛暑・記録が出そろいそう

2012-09-18 18:36:37 | お天気
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さてこの猛暑だが、大体めどがついて来た。
まず確定しているのが最高気温35度以上の日が5日と史上最高。月平均気温の高さでは歴代2位になっている。ネットのは無いが8月の最高気温平均が史上最高となった。なお猛暑とは関係ないが、日平均気温0度未満が81日で歴代8位だ。


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さて日平均気温25度以上の日数は、1位が2010年の43日、2位が2012年の40日だ。ただこの記録は今日の確定値だ。週間天気予報とか見ているとあと2日は日平均気温25度以上が予想される。
なのでもしかすると1位になるかもしれないという位置に付けているが、届かない可能性の方が高い。


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さて日最高気温30度以上の日数では、1位は2010年の50日で、2012年は47日で3位になっている。これは今日の天気で、タイ2位が決まっている。更に今後単独2位になるかどうかだ。もちろん1位になる可能性は十分ある。

日最高気温25度以上の日、つまり夏日だが、1位は2010年の100日で、2012年は93日で4位になっている。しかしここは記録更新するだろう。週間予報と9月中の天気を考えれば十分あり得るからだ。


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さてこれ以外にも最高気温連続30度以上の日数も9月としては異例の11日間になっている。
今年は様々なデーターから歴史的猛暑と言えるようになって来たが、記録の多くはお盆あけ、気分としては残暑で作られている。ここが何とも言えない。最高気温が35,8度以上の日があったらもう確実に猛暑なのだが。
とりあえず史上最高の残暑ではある。

問題なのは、8月に降った降水量が52.2ミリで、9月に入ってから今までで19.5ミリしか降っていないことだ。予報では明日9/19日に降るようだが、あまり期待できない。


9/20追記
18日と19日は朝起きると畳の上で寝ていた。なんでだろうと思ったら18日の最低気温が25.3度で熱帯夜だった。19日も朝方の最低気温が24.9度だったが実質熱帯夜だった。熱帯夜は盛岡観測史上3件しか無い出来事だ。しかも日最低気温の高い方で堂々の1位だ。
とはいえこれは夏の暑さと言うより、台風がつれて来た南の湿った熱い風が吹き込んだからだ。なおこれとフェーン現象は違う。フェーン現象は暑く湿った風が山を越して山に雨を降らせ、里に乾いた熱い風を吹き下ろす現象。空気が乾燥しているので気温が上昇しやすいために起きる。


尖閣諸島問題・日本の危機

2012-09-18 03:11:54 | インポート
いやー何でこうなるのか全く理解できない展開になってしまった。
まず日本国有化の前に、中国は誰の所有でも我が国の領土と大人の対応をしていた。そうその通りなのだ。日本の民間人だろうが東京都だろうが、領有権と所有権は違うのだ。
そして日本でも、東京との石原閣下が購入すると何をするのか解らないし、絶対する。だから日本が買った方がまだいい。我々は事を荒立てるような事はしない、といった。それに対して中国は、上陸しない、建造物をたてない、調査しないのが条件と、大人の対応であった。
しかし実際日本の購入が決定すると、一応怒った。いつもに比べるとある意味穏やかだった。実際以前のレアアース騒動なんかに比べれば穏健そのものだ。

まあ事件の発端は尖閣諸島中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突で、石原閣下はある意味奇策中の奇策、アメリカで発表してしまった所からはじまる。もちろん石原閣下としては、だらしない政府にカツを入れて、更にこの問題を世界にアピールする狙いがあった。で、寄付金を募ったらアレヨアレヨと集まってしまった。本当に東京都が買える状態になったのだ。
そうこうしたら、香港の反政府活動家が尖閣諸島に上陸し、中華民国の旗をかがげるというブラックジョークをかましたのだが、中国本土ではなぜか彼は英雄になる。で今度は日本人、東京都議会議員なんか上陸してしまった。ここまではおあいこのゲームだ。

しかし日本が国有化を宣言してから一気に暴動が起きた。これには柳条湖事件発生から81年目の記念日が近かった事も指摘されている。ただ暴動の規模が違う。中国100都市でデモが発生。全部で何人かは解らないが一カ所1万人としても100万人。大都市だと継続してデモが続いていたので延べ人数では200万以上の抗議運動がおきた。
これに関しては、中国国内のマスコミ報道がかなり過激で、これに政府も引っ張られているフシもあるし、デモに参加した人たちにもそういったある意味間違った情報が流れたと思う。
そしてアメリカの中国人にも飛び火した。カルフォルニアで3000人のデモが起きた。
しかしよくわからないのは、領有権と所有権は違うのだ。これを中国人は解らないのだろうか。日本人の所有者から中国人が所有権を買ったとしても、領有権には繋がらないのだ。国際法の問題だ。
ただ中国人が購入して建物を建てて住んでしまった場合、かなり厄介な事になる。まず間違いなく戦争の火種になる。なので今まで日本も国有化を避けていたし、地権者が困っているのを見越して中国が直接購入する事をためらってきたのだ。
中国での土地売買と言うのは、利用期限付きの土地利用権でしかない。すべての土地は中国政府のものなのだ。そこで生きているので、所有権と領有権の区別が出来ない、そういった可能性もある。
ただいかにそうだとしても、そこまであのデモに参加した人たちすべてが解らない訳は無いだろう。少なくとも新聞記者は解っているはずだ。
さて単なるデモから、破壊、略奪、放火ときて、日本人だと解ると殴ってくるようになっている。かなり被害が出た。17日になるとかなり落ち着いて来たようだ。
日本人の中国に対する行動と言えば、中国福岡総領事館に発煙筒を2本投げ込んだ一人と、なぜか東京のロシア大使館の前で車を炎上させた一人がいる。なお後者に関しては全く理解不能だ。

さてこれは中国で見ている人がどの程度いるのだろうか。ロイター電だ。日本人の財産を保護する事を約束した。当たり前と言えば当たり前だが、実際今までもこういったデモがあったが、今回は初めっからかなり厳重だ。それでも万単位の人民だ。もうどうしようもない。催涙弾まで使っている。
なお今回被害にあった工場や商店に対する損害賠償は、当然行わないそうだ。
さあどこに落としどころを付けるのかと思っていたら、17日午前中に中国から尖閣諸島にむけて1000隻の漁船が出港したようだ。もう到着しているかもしれない。柳条湖事件記念日に操業するのだろうか。
しかしこの中のオッチョコチョイが島に泳いで渡るとか、そうなったらどうするのだろうか。一応中国は海洋監視船と漁業監視船を派遣するようだが、軽武装しているとも言われる船だ。(9/19注。漁業監視船は軽武装、海洋監視船は武装している。この中には夜間にヘリの発着が出来るものもある)
日本の海上保安庁の船も出るのだろうが、多数の船を出すと言うだけで対応はよくわからない。(9/19注。第11海上保安区の海上保安庁巡視船は7隻しかない)
解っているのはオッチョコチョイが多数で、まあ最大1万人が海に飛び込む可能性がある…それが溺れそうになっている場合だ。人道的には助ける必要がある。しかし誰が助けるかなのだ。
しかも助けられるような状況になるのかどうかだ。多分もの凄い混乱がある。そして単純に泳ぐやつから、これだけの船の数だ。スキューバーダイビングの装備一式と水中スクータの組み合わせで上陸を狙う人も絶対いるだろう。まあスクリューに巻き込まれて死亡とか、あるかもしれない。おまけに台風通過で少しは波が穏やかとはいえ、人が泳いで安全な海ではない。まだ相当波は高いのだ。
中国では戦争が起きるかもしれないと、塩を買い込む人が増えているようだ。

アメリカとソ連の、あのキューバ危機が懐かしい。電話一本で解決したのだ。今回のは、誰が拳を振り上げているのか全く解らない。電話番号がわからないのだ。
それでも戦争にはならないと思う。だがうまく回避できても、互いに大きな傷が出来ることになりそうだ。
一つだけ希望がある。習近平中国国家副主席とアメリカのパネッタ国防長官が会談する。本来の予定は当たり障りの無い者なのだが、この件は話し合われるだろう。


ムハマンドを誹謗するYou-Tubeの映像で対米デモが吹き荒れた。これまた最悪な状況だ。所がこれに抗議してYou-Tubeから削除する運動は見られない。(今確認したが、まだある)意図的に放置していると考えた方がいいのではないのだろうか。悪意を利用する悪意もあるようだ。パキスタンのように接続禁止にする例もあるようだが。
この火種に、心が潰されるおもいだ。


9/18追記
現在14時だが、現時点で中国の監視船が接続水域に現れただけで済んでいる。もしかすると中国を出航してから徹底的に取り締まりがあったのかもしれない。もしかすると中国からの「希望的観測」のニュースだったのかもしれない。
逆に鹿児島から日本人が二人上陸した。オッチョコチョイはどこにでもいるが、愛国を語るオチョコチョイだけは勘弁だ。時と場所を考えて欲しいものだ。いつもは安全で楽しい花火も、時と場所によっては最悪になるのだ。

追記
尖閣諸島の接続水域に、中国の監視船が10隻いたようだ。そのうち2隻は最新鋭艦だ。やはり中国も振り上げた拳の置き所に困っているのではないのか。尖閣諸島に漁民が近づかないように警戒していると思う。