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今日も11センチ雪が降りました。しかし昼頃から気温がプラスになるとシュワシュワと雪が溶けてゆきます。重い雪の特徴です。しかしこれを放っておくと写真のようになる訳で、除雪する必要があります。
本来盛岡は、1月下旬から2月中旬までは軽い雪なのですが、今年は軽い雪が降ったのは1度か2度でしょうか。大体重い雪です。大体なんで南風が吹き込んだりするのかよくわかりません。
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最近この通りの自助努力が凄いので、通らなくてもいいかなと思うのですが、今日は一回通る事にします。
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これはいいアイディアです。水道凍結防止用のヒーターを、家の前の道路の境の置いておくと言う物です。これでここの排水は確保出来ます。おかげで玄関前の路面凍結を部分的でも回避出来ます。やっぱり段差の下が凍っていると言うのは本当に怖い物ですよ。
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さて突然除雪機が、爆音と炎を出して止まりました。何が起きたか全く解りません。一応スターターは動くので電気系統では無さそうです。ショートかと思うくらいでしたから。
何だろうとプラグをさわるとダラーンと外れました。
ハア?なんでプラグが外れるのよ。外れちゃいけないのがプラグだろう。
いや本当にオーガボルトが今の所5本破断している。ちょっとこれによる事故、破断したボルトが動いているローターで弾き飛ばされて、前方にいる歩行者に当たるとか車に当たるとか、ありそうで怖い状況です。その上走行クラッチとロータークラッチの連動が一時的に動かなかったりと、整備不良が疑われてきました。
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プラグを拡大して見てみましょう。プラグのねじがきれいに白と黒で分かれています。白い所がエンジンについていた部分。黒いのは大気中に露出していて熱で酸化したのでしょう。通常はこんな事はありません。徐々に緩んで来たなら、きれいに分かれません。最初っからプラグがキッチリと根本まで入っていて所定のトルクで締め付けられていればこうならないはずです。
プラグを斜めに取り付けた可能性が思いっきりあります。プラグのねじは鉄で、エンジンヘッドはアルミです。力をかければなんとでもなります。このためねじ山を潰しつつプラグを無理矢理突っ込んだ奴がいる、と言う事でしょうか。それがエンジンヘッドが加熱して、金属が緩んだ状況で外れたのでしょうか。
まあこれでこの機体のトルク不足もよくわかった。所定の位置にプラグが入っていないから、圧縮比が低くなっていたのだ。おまけにエンジン内にアルミの切りくずが入って、シリンダーからシリンダーブロックを痛めつけている可能性まで出ている。
だれだ、盛岡市小型除雪機42番を整備した奴は!
とりあえずプラグを入れて、動かせれる状況にしましたが、2時間を無駄にしました。