どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

隕石落下

2013-02-17 03:42:40 | インポート
いや凄いことも起きる物だと、感心しました。ドーんと落ちてくるあの感じ。1万トンの隕石ですから、トレーラー500台が一気に落ちて来た訳で、成人男性16万人程度でしょうか。カローラ一万台分でしょうか。中国の高速鉄道だと何台分でしょうか。

まあそれにしても被害がこれだけで済んだと言うのは、幸いでしょうか。死者も出ませんでしたし、建物被害もあれだけで済んだと言うのは本当に幸いです。

それよりも驚いたのは、映像の多い事多い事。しかも国境近い街なので以前だったらもの凄い情報統制があった訳で、ツングースの隕石事件なんて未だ持って謎扱いです。とはいっても今回の事件でかなりこの映像も出ています。やっぱり隕石か、と言う事になっています。

ただなんで極地域に隕石が落ちるのでしょうか。これは私にはよくわかりませんが、たぶん人口が少なくて、そういった隕石に似た石が見つかりやすい場所なのでしょう。南極なんてそうです。昭和基地の近くのやまと山で、大量に隕石が発見されています。おかげで日本は世界一の隕石保有国となっているようです。

隕石は空から降って来た、光るもの。そしてその痕跡ですので、信仰対象にもなります。私の祖母が、14番目の子を早くに無くしたので、地蔵信仰に帰依していました。津軽人ですから、当然ちゃ当然ですが、金木の川倉地蔵尊にとくに帰依していたようです。実は私はその頃まだ幼かったので、つれられて行った先が川倉地蔵尊かどうかよくわからないのです。そこでネットで調べましたが、どうも川倉地蔵尊なのだが整備されすぎて当時の記憶と誤差が大きくて本当にここかどうかは、何とも言えない感じもします。でも多分そうなのでしょう。ただ自分が見たのは地蔵堂だけではなく、人形堂、あのキューピーとかバービー、そしてぬいぐるみが所狭しと並んでいる場所でした。圧倒的な過去に押しつぶされそうになった記憶があります。
ただ川倉地蔵尊ですが、ネットで見る限りネクタイとかまたもの凄い奉納物があって、やっぱりここかなと思います。

脱線ですが、昔水戸芸術館でクリスチチャン・ボルタンスキーの作品展を見た時、思いっきり感動してしまった。リンクは最近の物だが、やはり今でも凄い作家だ。
ただ、あの地蔵堂を彼が見たらどう思うだろうか。あの不在感を。そしてあのアーカイブを。
ボルタンスキーを見たときの衝撃は、実は伏線があったと言う事だと今気がつきました。

祖母は、この地蔵さんのために衣を手縫いして納めていました。特に大きな地蔵さんに自分の作った衣を着させて、自慢していたのを思い出します。末孫なのでいろいろ無理難題を押し付ける祖母でしたが、社務所で川倉地蔵尊縁起を読ませて(読め!と言われて)頂きました。あの湿式コピーの青い紙でいろいろ書かれていました。記憶に間違いが無ければ、当時は三個の隕石が同時に現れて落ちた。それを住民が拾い集めて三段に重ねて本尊にした物で、それがなぜか紛失し、後年地蔵尊になった。そういった伝承だったと思います。


ちなみに今語られている縁起は、実は不自然です。たぶん私が過去に読んだ縁起が正しいと思います。
神仏混合の時代の方が、民間伝承が解りやすく考えられるからです。仏と神を分けて考えるからよくわからない事になるのです。


さてロシアはなぜ情報開示しながら隕石落下箇所を封鎖するとか、ツングース事件の公開を拒んだのか、なぜなのでしょうか。
たぶんロシアにも隕石伝説があるのではないのでしょうか。このような巨大な隕石から作られる剣が古代からあり、権力の魔術を持っていたのだが、モンゴルの侵略でその剣が散逸しまった。しかしその剣は8本までしか作られていなかった。ロシアの東方政策は、失われた剣を取り戻すためにあったのだ。ツングース隕石では、大司教の祈祷のもと鋳造鍛造が行われていたが、秘術であるが故公開されなかった。ただ新たに得られた剣一つではやはり力がおよばなかった。だがプーチンの権力を裏打ちしていた。そう勇者でなければ持てない剣なのだ。
今回の隕石で新たな剣をプーチンは作る。だから現場封鎖を行っているのだ。

そうこれこそが10本目の剣、世界を統べる剣なのだ。

だが10本を揃えると、世界をよりよくする事か、世界の破滅の二つのどちらかになる。このため賢者が隠し持つ剣を巡る陰謀が張り巡らされている。そう最近もローマ教皇が突然辞任したが、隕石落下を啓示された結果だったのだ。


たぶん今頃どこかの骨董市で、なにげなくアンティークな剣を買ってしまった若者がいるだろう。冒険の始まりだ。

などなど妄想しつつおやすみなさい。