
PR記事です。ハイまぎれも無く。ステマとかそんなもんじゃありません。
桜山稲荷に出来た喫茶店です。昨日出来ました。友人ですし応援しようかと。かといって身体に似合わず体力が無いマッチョなので、客で溢れかえる事は夢の話しのようなので、思いついた時に尋ねて頂ければと。

その前にこの近辺の喫茶店は激戦区です。このエリアでは生き残る事がほぼ無理です。この挑戦者に敬意を表します。
この通り目立たない看板です。本人がそういったし好をもっています。

二階にあるのですが、この階段が急なのとトイレは見えるが店のドアが見えないので、普通は入りにくいです。右側にドアがあります。中が見えないスナック風のドアなのでチト不安になります。

中に入ると、いきなり落ち着いた空間になります。とはいえソファーや家具のくたびれた感じが70年代でしょうか、特に右の椅子がそんな感じです。
コルビジェ目指したデザインが、何とも言えませんがいい物です。

70年代と言いましたが、本人が好きな音楽を一日中聴きたいために開業した店です。なので音楽は玄人好みかもしれません。多分NHK FMの「ウイークエンド サンシャイン」と「世界の快適音楽コレクション」をシャッフルしたような選曲です。多分米山はそこまでやりたいけどと謙遜しますが、好きなラインがそうなのだからしょうがない。
刺激が欲しい若者はどうそ。

マスターの性格を言う前に、彼の声はバスバリトンで聞き取りにくいです。モグモグしていますし。なのでいろいろちぐはぐします。なので伝わっているかどうかが解らないのです。
所がここからが面白いと思うのですが、米山の言葉は常に真摯です。やり過ごす言葉も真摯です。
この辺りがこの店の面白い所でしょう。

ところでメニューなのですが、こんな感じです。安いです。ビールのハイネケンは量が少ないので割高と感じるかもしれません。
解ると思いますが食事メニューがありません。保健所の関係で純喫茶の扱いだからです。それにしても真面目に守っています。
ペーストシリーズですが、今の所試運転です。多分メニューから消える物があるでしょう。
コーヒーと酒のみの店です。つまみは無いと思った方がいいです。多分後2週間経つと多少は改善されると思います。でも米山はあまりにも愚直なので、時間はかかると思います。

ところでこの店は居抜きなのですが、妙にシックリいっている店です。前のオーナーとは趣味がかなり違うのですがどこがどう違うのかと言えば、米山の趣味がいいと言う事でしょうか。そして写真のようにナゾをまき散らしている所でしょうか。

営業時間ですが、平日で12時から22時です。ただラストオーダーからの延長戦はありますが、店主が意外とひ弱なので限界はあると思います。
中平卓馬がコケた階段はどうだったかと思いながら下る階段。急です。猫が横切りました。

さてこの店を観光案内に出すと言う、ある自信が私にあります。
米山がいないとがらんどうな店です。米山がいるからこの店はあります。
だからこそ、一つ呑んですぐ帰る。店主を味わって帰る店です。周りには魅力的な店がいっぱいあります。そこから帰るのもいいでしょう。
ただこの米山の作り出す時間感覚は、多分他にはない店だ。
コーヒーの味は、濃い味でランブル系だ。