どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

近況・表現

2013-08-13 03:33:55 | インポート
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先日の上田町内会での出し物です。最近では岩大生がかなり来ています。これはお笑い芸人を目指している子です。かなり苦戦していました。
それよりも、最近テレビに出てくるお笑い芸人が、イマイチだと考えています。ラーメンズやいっこく堂を排出した時期があるのに、このところどうもクスリとも出来ない感じです。古いネタの未熟な焼き直しとかに見えてしまいます。
年を取ったのでしょうか。

少し違うように思っています。まずお笑い芸が多様化したと言う事です。以前だとドツキ漫才や漫談、音楽芸、難しい所ではコントなんてあったと思います。そこから自分の笑いを発展させて来たのが、ラーメンズやいっこく堂を排出した時代だと思います。ただそこから営業形態が変わったように思えます。DVDの発売やドラマ仕立てのコントなどを出すようになって来たと言う事です。多様化した中でコアなファンの物欲を満足させるのには十分なのですが、それを見た芸人志望の若者が、その芸を簡単だと勘違いしているのではないのか?と考えています。

次がお笑いの民主化です。観客投票で決めるコンテストが増えました。ただ問題なのは、そこに集まるお客さんなのですが、大体年代が一定してしまいます。花月や吉本で鍛えて来た芸人とは全く違う、層が薄いのです。

更に花月や吉本、そして松竹には玄人筋がいます。お笑いが好きでずっと見て来たとかそう言った方がいます。そういた方々が鍛えたのがビートたけしだったりすると思います。


この彼ですが、どちらかと言えばあるある芸です。情熱もありますし、謙虚です。伸びて欲しいのですが、高校時代の成功体験に捕われているような気がします。
この後コンテストに出場しました。今回は町内会のお祭りなので、客層がバラバラでかなり苦しかったと思います。正直な所、有名どころの芸人が来て手抜きしても笑ってくれる彼らですが、ほんと無名には厳しいですね。でも受けていた人はいました。



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さて今度はコマーシャルに使われていたダンスや、初音ミクやAKB48のコピーをするダンスグループです。お笑いではありません。かなり真剣です。パフュームではかなりいい精度が出ていたと思います。

先ほどのお笑いと真逆なアプローチです。いま受けているものをやると言うスタンスです。逆説的に最新鋭でなければいけないと言うアプローチです。ただそれはかなり苦しいです。解る人が少なくなると言う矛盾があります。
そう言った意味では、初音ミクの最新鋭を導入してもらいたかったです。ただこの映像で見る限り、扇が少しおかしいです。骨の少ない扇の使い方のように感じますが、骨の多い扇で映像を作ってしまったような感じがあります。


ここからが本題です。8月10日に音楽カフェと言うイベントにいってきました。そこでかかっていた曲は最新鋭なのですが、どうも古くさく聞こえてくるのです。例えば一番最初の曲は、私にしてはフュージョンにしか聞こえない。しかし作曲者はビックバンドだと言う。リズムにミニマルミュージックが入っている。ジャスの人からは新しいかもしれないけど、チト古い。ECMレーベルがさんざんやって来た事のように感じる。
カニエ・ウエストはどうなのか。こんなやり方を今まで誰もがやっていなかったかと?

そこで少し考えた。技術は進歩したかもしれないが、なぜ以前に聞いた事がある音楽が最新鋭なのか。
答えは簡単。若い時には音楽を一杯聞いても全部覚えられた。でも年を取ると、覚えられない。若いときの衝撃は最新だったのだが、後はアレって何?を繰り返してしまうとどうでも良くなってしまう。
だが若い子から見たら、最新は最新なのです。そこまでは生きていないからですね。たまにマニアックで過去のもイロイロ聞いている子がいますが、ジャンルは1~2種類程度でしょうか。

時代に寄り添った表現と言うのはあると思います。また音楽もお笑いもオリジナルである事が要求されます。そこで今まで無く聞かせるために、音楽はひたすら音を積み上げる方向に行くのかと。逆に極端にシンプルにした方がオリジナルに聞こえたりもします。お笑いは逆に身体というオリジナルを持つが故に、なかなか変われない何かがあるのかと思います。舞台では作り込みにも限界がありますし。


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話しはいきなり変わって、梅干しです。今作っています。実は3年目のチャレンジでして、一年目は完全に溶けた。2年目は半分グズグズで残ったが、イラっと来て1年目のものと全部裏ごししてペーストにしました。入ったシソはプロセッサーに掛けて薬味にする事にしました。

なんで失敗し続けたかと言えば、重しの意味が分からなかったから。重しが弱すぎて溶けたのです。なので今年はしっかりと重しを掛けていますが、相変わらず溶けているのもいます。重しが強すぎて潰れているのもいます。
とりあえず今年は干しまでこぎ着けました。この後どこまで溶けずに残るか。
レシピには完熟した梅と書いていましたが、まあ完熟する一歩手前の青梅の方がラクだなと感じています。あと塩を30%入れると言う古式ゆかしい作りです。

なお北東北なので、梅は寒さに強い豊後系の梅です。梅とアンズの交雑種と言われていまして、それもはっきりとした系統が出来たのは近年の事で、市内にある古い梅の木なんて見ているとかなり差があるようです。近所にあった梅の木から分けてもらったとか、そう言った広がりだったのでしょうか。なお私の見る限り、秋田や岩手の梅は、豊後でも梅に近く、北に行くとアンズの血が濃いように感じます。三戸町の梅干しなのですが、それこそゴルフボールのサイズです。半割にして漬けてこのサイズなので元の大きさが解ると思います。あと青森は干しアンズを良く食べますね。
青森の梅は限りなくアンズに近いのかもしれません。津軽では半割にして種を抜き、紫蘇で包んで最後に漬け直します。蜂蜜なんか入れたりします。けっこうおいしいです。

さてドイツとか、梅が無くてアンズのある地方だと、着色前のアンズを漬けて梅干しを作る事が可能かもしれません。ちょっと種がはがれにくいかもしれません(梅とアンズの一番の違いがここ)が、多分可能だと思います。


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先日のゲートボール場ですが、まだそのままです。上に積もった土砂が固まってひび割れています。
紫波や矢巾でかなり被害があったようです。今日県知事が激甚災害に指定するよう国に働きかけるようです。


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一転して太平洋高気圧が張り出してきました。とは言っても中心部は北太平洋の真ん中あたり。やたら目ったら巨大です。そう思っていたら今日、台湾の上に高気圧が発生した模様。これで2重高気圧状態になっているようです。

久しぶりに泳ぎにいったらそのまま、病み付きになりました。ちょっと泳いでゴロゴロ、ちょっと無理してまたゴロゴロ、この繰り返しが楽しいですね。12日は異常にビキニ率が高かった。その中にこれまた巨漢がいまして、声を掛けたら、ボディービルダーでした。焼きに来たようです。そこで「プールサイドだと焼きむらが出来るのでは」と聞いたら日焼けサロンでも焼きむらが出来るので、立って焼くタイプがあるとの事。かなり納得しました。ただ日焼けサロンだと、安全性と光量の関係で何回も通わないと行けないので一気に焼きに来たようです。

なおボディービルダーってコンテスト前に強烈なダイエットをして絞り込むのですが、それ以外のときは太っていまして、柔道家と区別がつきにくいですね。ただ身体のラインがちょっと違います。アメフトのラインの選手は日焼けで解ります。


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まだ雫石川は濁っています。