どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

園井恵子生誕100年イベントにいって来たよ1

2013-08-26 02:40:17 | インポート
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ということで今日もIGRに乗って出かけます。


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盛岡駅の操車場です。ここが前九年の役の激戦地だったとは…。


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渋民を超えて、そろそろ岩手町です。

友人が今回の企画に加わっているので、イロイロ考えます。正直な所、岩手町の人口1万4千に対して少なくとも見積もって300人はこのイベントに参加しています。2%の参加と言うのがどうゆう事なのか。イベントを見に来る方々も町民が大半とすれば、1割参加のイベントになります。


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田んぼからカラスが飛び立ち、不吉な予感がします。

なお、こうして車窓から写真を撮りまくっていたので、かなり不審者に見られたようです。いや昨日も通ったから、この辺りが面白そうかと、捕っていただけなんですが。

ブログには役に立ちます。


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岩手町ナゾの風景。どこがどうかと言えば、白いのは牧草を押し固めたサイレージです。それが田んぼの中にあるというのが変わった光景です。

減反とかで使われなくなった田んぼで、牧草を作っているのです。こうした線路沿いの良い土地では、耕作放棄地はかなり少ないと思います。あと、小規模複合経営が目立ちます。先の岩手山の写真と手前の牛小屋ですが、あれも田んぼの中にあります。田んぼと数頭の牛の組み合わせのようです。


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さて岩手町です。ホッケーの街でもあります。ホッケーと言ってもアイスホッケーではなく、グランドホッケーと言われるものです。マイナースポーツですがグランドホッケーが先でアイスホッケーが後で出来たスポーツです。オリジナルがマイナーと言う例でもあります。

元々この街は、少し変わっています。例えば毎年数名の彫刻家、しかも海外から呼んで岩手町で制作させて展示すると言う試みを、昭和48年から平成15年まで続けてきました。おかげで、町内に現代彫刻がゴロゴロしています。
少し面白い所では、新幹線工事の時にトンネルからでる土砂を引き受けて、一気に地盤改良をして道の駅と、石上の丘美術館を作りました。
お金をかけずに欲しいものを最適な規模で作るという町です。あとその継続性が高く評価されています。


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さてこれから向かう、森のアリーナ方向です。何も無く見えますが、シッカリ施設はあります。何しろ運動公園ですから、はずれです。

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さて道ばたの花々を巡りながら、今回のイベントを紹介します。
なんで会場じゃないの?と思われると思いますが、オフィシャルの撮影なので逆に全くそれは出来ないのです。


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今回初めて、元タカラジェンヌを間近で見てしまったのですが、まず凄い。何が凄いのかと言えば、演劇での基本のキが完璧だと言う事。あと彼らが以外と天然であると言う事。ウソクセーと言う感じは以前にはあったのですが、今はないです。むしろ演劇でのホスピタリティに溢れていると思います。それに基本が凄まじすぎるくらいに完璧なので、虚構が反転してしまう。ウワーウワーとなってしまいました。


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園井恵子生誕100年祭記念ステージ「ふるさとの丘に虹を追って」の第一部はシンポジウムです。パネラーはぶっとばします。ここで、園井恵子の宝塚舞台映像が発表されました。実はこれが凄い。16ミリフィルムの16フレーム/秒の描写はともかくとして、すでにこの頃には立ち方や歩き方などの所作が、もの凄く良く出来ていると言う事です。もうこれが基本のキです。
この流れで、今の形になったのは間違いがないのですが、完成形であったと言う事です。

ちょっと考えてしまいました。

今の盛岡の演劇状況で、このキが出来る人が何人いるのか?


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第二部のステージですが、それこそ宝塚OG4名の出演です。当然ご贔屓がいるだろうと思っていたら、やっぱりいました。いろいろと教えを頂きました。
なかなかクールな方でしたが、内に秘める情熱を感じます。


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このステージですが、300人をどうするのかと言うのはもの凄い話しで、ゲネは基本的に不可能です。その上ではけを確保するスペースがありません。もうしっちゃかめっちゃかです。300人の内4名がプロ。もう彼らだけが頼りと言う所もあります。照明・音響もプロですが、ミスが起きない方がおかしい舞台です。

でも出来ちゃった。若干ありましたが、多分大半の観客の解らないレベルでした。



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新幹線が沼宮内駅に入ってゆきます。新幹線の駅の中で一番乗降者数の少ない駅だそうです。

ということで、続く。

8/26
タイトルの名前が間違っていたのを訂正します。恥ずかしいです。