イチゴの花が咲いた。季節はずれだが四季咲き系だ。今年タネから育てたが、ちょっと開花が早いような気がする。
ケイトウのスマートルックレッドと言う品種。多粒まきで小さく育てている。
実はシリア情勢をまとめた記事を書いていたのだが、下書き保存する前にページを飛ばしてしまった。ギャーだ。3時間返してくれ!もう何回やっただろうかコレ。学習能力がなさ過ぎる。
と言う事で、アメリカのシリアに対する考えが解りやすい冷泉さんのコラムと、アメリカ人向けにシリア近隣諸国の状況をまとめたCNNの記事をリンクする。
第一次世界大戦中にイギリスがシリアにかけた呪いが、いま最大に発動している。もうどうしようもない。イスラムの問題はイスラムで解決するべきだと考えているが、誰もが手を出せない状況になっている。もっと早めの介入だったら、事態は変わっていたかもしれないが、イスラエルとの国境を持つシリアの軍事力は、イラクのように疲れ果てて衰退したものではない。特にミサイルに関しては甘く考えられない。ただそのミサイル技術は、北朝鮮ーパキスタンーイランーシリアと関連するもので、最近でも北朝鮮からシリアに武器が輸出された。この状態で日本はアメリカに追随出来るかと言えば、対中国問題があってうかつに参加出来ない。
また反政府に与えた武器がどうなるのか、リビアの例がある。リビアからマリへ移った兵器がチュニジアで事件を引き起こした。この恐怖から誰も立ち直れないでいた。ロシアが初めっから介入不参加な理由はここにある。
今回の毒ガスは、映像を見る限りやはりサリンの疑いがある。だがサリンは時代遅れの兵器で、今そんなに流通しているとは思えない。そのサリンを反政府側が入手するとか製造するとかは考えにくい。アサド政権がこういった場合に備えてあらかじめ保有していたものと考えられる。
反政府勢力も2年放置されているうちに原理主義者が多く集まっていると言われている。これも問題だ。いまイスラム世界では原理主義者を同情的に見る事が少なくなっている。エジプトでの失敗が余りにも大きい。狡猾なエジプト軍が、大嫌いな原理主義者の政権樹立を一旦容認して、その無能さで大衆が蜂起した瞬間に一気に弾圧に走った。そのマキャベリスムには唖然とするしかない。
だがこの件が、反政府側を中東諸国が支援出来ない状態にもなっている。宗派の問題も大きい。かといってアサドも支援出来ない。イランが応援しているが、それも経済制裁で限界がある。
どこも初めから立ちすくむしかなかった。それがようやく介入になり、新たな泥沼が出現するのだろうが、もはや発動した呪いが解ける事はない。むしろ運命と思い、切り抜けるしか方法は無くなっているのでは、そう諦めつつある。
そう言った文章がブっ飛んだ訳で、無くてもいいやとも思うのだが、ちょっと口惜しいので短くまとめた。
さあ今度はキッチリ保存するぞ!