今日はほとんど雨だった。大雨といってもいいだろう。午後からは風が強くなり、これまた強風だった。
熊本の地震が心配だ。御船町には陶芸家の知り合いがいる。大丈夫だろうか。マグニチュード5以上の地震が13回あった。直下型だからこの規模はかなり深刻だ。特に16日の深夜1時25分から2時21分までの最大M7.1から最小M3.9の連続は恐ろしかっただろう。阪神淡路大震災がM7.3で深さ16キロというのと同規模だろう。しかも14日にM6.4で震源の深さ10キロから始まって16日のM7.1の10キロの深さだ。弱ったものを全てなぎ倒しただろう。火山地域なので土砂災害も起きている。
20万の避難民が出た。九州は人口が多いからやっぱりなと思うのだが、九州の背骨を貫く巨大な中央構造線の断層が一気に動いたのだ。あまりいい予感がしない。これで中央構造線で動いていないのは中部地方となるからだ。ある意味、東日本大震災並みの震災だ。
今は亡くなられた方のご冥福を祈りつつ、何もできない自分を呪いつつ、まずはやれることを探してゆこう。
JBPress に気になる記事があった。4月8日に『サイエンス・アドバンシーズ』という、科学誌『サイエンス』のオンライン版に、地球の軸が変動しているという報告があったそうだ。詳しくはその雑誌を読めばいいのだろうが、とりあえず記事をまとめると、温暖化で極地の氷が溶けて海に流れてバランスが急速におかしくなっているということのようだ。
地球の重力を測定することで海洋や極地での大規模な変化を探知できる地球観測衛星での計測結果から、今までも少しづつ動いていた軸の傾き方向が変わり、75度東に年間7インチずれているというものだ。溶け出した氷が水になって海洋に流れ込み、それが大きなうねりになって地球全体を動かしているのではないのかということだ。また極地の重量のバランスも問題になるようだ。
これが一連の地震の原因というわけではない。だが今後温暖化以外にも今までの観察結果を裏切る事象が今後増えるのだろう。
そういえば山田線は昨年の土砂崩れで、まだ全線復旧していない。
今年の冬は、多分寒くなる。