最近寒かった。そういえばコーヒーの木を外に出しっぱなしだった。最低が5.5度だから霜の心配はないが、見に行くと無事だった。今日の最高気温は25.3度と過ごしやすい1日だった。ところが予想最低気温は16度と一転して高くなる。さて体調調整をどうするんかいな。
アベノミクスは失敗したのかと言われている。どうなんだろうか。ただこれだけは言えるのだが、未知な手法でもなく新規な手法でもなく、手慣れた手法を合わせ技でやっただけだということだ。ただ規模が今までと違うというだけだ。
手法そのものは80年代から言われていた。ヘリコプターマネーという言葉も、実際このころのフリードマンの思考実験で提案されたものだ。名前が過激なので誤解されることが大きいが、現実的には税金の還付制度を使うということになる。ヘリコプターから紙幣をばらまくわけではない。
需要と供給のバランスが崩れてデフレになった場合、つまり需要が下がっている状態で、需要を喚起するには直接的に税金の還付制度を使って一時金を出すのがいいという考えだ。税法をいじる必要もなく特定業者を潤すこともない。これに対して公共投資で行う場合は、特定業者の収入になる。そこからの波及効果が大きい場合は逆に効率がいい。例えば道路建設だ。高速道路の建設は流通の促進を図り地域経済を活発化させる。これは確かだ。だが現在では車が普及して、高速道路網のストロー効果が大きく出てしまい、周辺の経済、特に商業を低下させることになる。ただ国家や地域の資産は増えることになる。
まあケインズ派とマネタリストでそんな議論があったわけで、でも実は成熟した社会だと有効に投資できる資本も限られてくる。そこで今現在マイナス金利でもどうしようもなくなったEUで議論が盛んになっているのだ。
話はずれた。なぜヘリコプターマネーというのかといえば、需要と供給のバランスが崩れた状況という実需の話ではないからだ。世界を駆け巡る貨幣の増大での議論なのだ。これほど市民感覚から外れた議論はない。今ある世界の貨幣量と市場は国家を超えている。
バブル崩壊の時に、日本はぬるい手しか打てなかった。アジア経済危機の時には世界中の貨幣の一部がスっと引いただけで大騒動になった。全世界の国家資産を超える数字の貨幣が流通しているのだ。そのごく一部が動いただけで、起きることの影響は大きすぎる。日本のバブルとアジア経済危機から学んだアメリカはリーマンショックの時に大々的に貨幣流通量をあげた。これは日本の対応のまずさから学んだことだ。
通貨の流通量に対して、国家はどこまで対抗できるのか。アベノミクスだろうがなんだろうが、えらい戦いを強いられている。この辺は同情している。
ママチャリの前輪のタイヤがイカれてきた。なので2ヶ月前にタイヤをお願いしていたのだが、今日取り替えに行く。するとだ、後輪がパンクした。後輪は全くの坊主になっていた。そこにコードが削られパンクしたようだ。馴染みの自転車屋に行き、修理をお願いする。まあこの時点で前ブレーキパッド交換だなと思っていたら、リヤブレーキワイヤーの破断まで発覚してしまった。
なんかリアの効きが悪いと思っていたのだが、徐々に切れて行ったらしくそれで発覚が遅くなったようだ。なお断面から完璧に金属疲労。
修理代は安くしてもらった。
消費税で、軽減税率を安倍首相が言ったことは、やっぱり遺憾だ。なぜ還付制度にしないのだろうか。そんなに貧乏人を増やしたいのだろうか。
今日は久しぶりによいちに行く。特にめぼしいものはなかったが、喫茶渡辺の所に、常連で馴染みの巨漢が、店員でいた。スペックは身長183センチ体重130キロ、体脂肪率30%(本人申告値による)以下だ。まあ相撲取り体型だね。渡辺さんが細く見えるほど巨大だ。
よいちの終わりころに寄ってみる。すると今日一番衝撃的だったのは「怖い」と言われたことのようだ。しかも二組に言われたようだ。で、私と渡辺さんがテントの中で話をしているのを見て、「こりゃありえない絵だは」と悟っておりました。
まあ彼は全然凶暴ではないし、むしろ穏やかな顔をしているし、「ちゃんこ鍋大五郎」の親父よりは細いのだが、まああの存在感はすごいな。
いい接客だと思ったのだが。
響でコーヒーを飲んで酒を飲んだ。デビット・ジンマンのベートーベンの第9の4楽章をかけてもらった。オーディオがいいといい感じで聞こえますな、この演奏。時代的な奏法なので少し音が薄く、楽器ごとの音が鮮明に出ている。合唱の編成も小さく当時の時代に近い編成のようだ。だからこそクッキリした音があるのだが、小さいスピーカーだとクッキリしすぎる。なかなかのジレンマだ。
さてしばらく泳いでいない。もうそろそろと思っているのだが、盛岡市の総合プールのスケジュールは想像以上になった。もちろん一般開放の日は多いが、7月の一般開放は25メーター6コースのサブコースのみになっている。ただここは仮設屋内になっただけで、温水が入るのかどうかはわからない。
それでは私の愛してやまない屋外プールは、都南のプールになる。だがシカーシ、営業日数が長くなると聞いていたのだが、多分一週間長くなっただけだ。7/16~8/21の営業だ。
国体って、少子化時代では本質的にどうなんだろうな。高齢化には全く意味がない。