どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

強化週間おわり

2016-10-02 21:42:25 | 日記

 

さて水泳強化週間最後です。隣では国体体操競技をやっていまして、結構人が入っているようです。ただ一日中見ているお客さんばかりでなく、何か出入りがある感じですが、おめあての選手とかがいるのでしょうか。

さすがに強化週間最終日です。もう1200メートルでへばってしまった。最初っから飛ばさない予定だったのだが、飛ばしまくった結果だ。ただ、いつもよりはダメージが少ない。このたった300メートルに意味があるのだと思う。

今日は更衣室で、水中の格闘技・水球の中学生と一緒になったが、同じプールを使うにしても、全く別競技だというのがよくわかった。同じく競技の中学生も一緒だったのだが、水球の子のほうがなんか激しい。競泳の子は少しおっとりしていた。

ただ、かつてに比べて着替えが彼らは早くなった。水球はとても早い。いいことだ。着替えの時間ほど無駄なことはない。

 

 

ということで、徳清倉庫に行く。3階建ての建物があるが、言われてみれば城郭の櫓に当たる構造に見える。

やっぱり見れば見るほど圧倒される建物だ。

 

 

この家には業務用のガスオーブンがあるのが、不思議。その話で少し盛り上がった。おばあさまがキリスト教の関係者と親しくて、ここでよくお菓子を焼いていたという。ただ業務用ガスオーブンなんで、いったいどれだけ焼いたのだろうか。

中村七蔵邸の話になる。あれは壊すのが惜しかったというと、中は別邸のような作りで、凝ったエキゾチックな内装になっていたという。いや見てみたかった。馬事記念館もそうだが、大変な趣味人だったから中は確かに普通の数奇屋ではなかっただろう。その意味では家業の家(現在中央公民館に移築保存されている)は本宅で、茶畑の家は別邸だったのだろう。

あの家の玄関だけは見た。たまたまNHKの取材だったのだが、奥からおばあさんが出てきたのだが、それがお姫様に見えた。そしてお姫様だった。そういった家だった。

 

 

買い物をして家に帰る。

 

 

そういえば今やっている喧嘩だが、隙を狙っています。精神攻撃はすごいんですけど、まあこれはやり過ごせますな。

まあひどいもんだ。

 

 

響きに行くが、書くことが無くなったぞ。

 

 

それはいい1日だったということだ。


徳清倉庫にいってぶらぶら

2016-10-02 01:05:20 | 日記

 

寝坊しすぎた。シンゴジラでも見に行こうかと思っていたのだが、変更して「いわてアートプロジェクト2016」のうちサムライハウス展Since That Dayを見に行く。もともとまとまって7日に見に行くつもりだったのだが、ここの会場の徳清倉庫にとてつもなく興味があった。あの明治橋のたもと、仙北町側の複雑な形状の、豪邸だ。江戸期からの米問屋で、確か南部藩から米の集荷から備蓄まで任されて、役職まで付いていたという豪商の家なのだ。マグダレナ・ソレ氏の写真にも興味が有る。ということで先行して見に行く。



ハイ、館内撮影禁止です。なのでこの門だけでも撮りますが、ここが空いているというだけでも感動です。

さて内部ですが、豪商だけあってすごいんですが、4つの建物を無理やり渡り廊下で繋げたようにも見えます。民家は増改築が多くこういったことは得てしてあるのですが、渡り廊下にも手抜きがありません。見てくればかりの数奇屋ではなく、質実剛健ながら細部に手抜き一切なしの大変趣味の良い建物です。もう玄関入ってからスゲースゲーの言葉しか出てきません。2尺一枚板の廊下や柱から梁から、化粧梁から全てが最高です。大工もかなり良い仕事をしています。

真面目に言いますが、公開しなかった中村七蔵邸(蔵は年一回公開していた)などは見ていませんが、公開されたものの中でダントツの家です。岩手県内でもほぼトップだろう。あまり記憶にない酒田の本間邸よりある意味すごい。

ただ見て行くうちに違和感が出てくる。明治20年の建物だとしても商家の家とは少し違うのだ。商家の家はどこか見栄をはる演出をするのだが、それがない。全部すごいのだ。その前に商家は材料をどんなに吟味したとしても、使い方に少し安っぽさがある。そして家庭で使うところになるといきなり床など安くなる。それもない。

間取りも見栄を張るような大広間もなく(あることはあるがちょっと違う感じになっている)、床の間がやたら多い家というのは、数奇屋にしても少しおかしい。




現当主がいらっしゃったので、話を聞くとあらま、この家は南部城だったのだ。奥州六藩同盟で情報からすべて遅れて、最後まで抵抗せざるを得なかった南部藩に明治6年城の破却が命じられるが、その時代建物は解体して部材を別用途に使うのが通常だった。その部材を古物商が買い求め、建物の何棟か分を鈴徳さんが買い求めたものだという。その時の鈴徳当主は南部城に出入りしていて建物をよく知っていた。そして心底感心していたらしい。なので徳清倉庫のこの建物は、部材の流用ではなくほぼ移築の状態になっているという。

ただその頃あった大火事で、大火対策ということで建物を3棟に分け、ある意味別棟の建物がくっつくという形になっている。そして外壁を土蔵と同じにしているため、内部は全くうかがい知れない建物になっていた。外見からは相当複雑だと思っていたのは以外と単純な構造だったと言える。

もう一つの建物は3階建てで、実は櫓だった気もするが、一階は奥の院の雰囲気を漂わせている。

大広間がないと言ったのは、実はすべて城の事務スペースだったらしい。広間として使える部分もあるが、小部屋として機能しているのはそういった意味なのだ。そこが商家として使いやすかったのだろう。

圧倒される建物だ。

えっと、見たい方、9/30(金)~10/7(金)10:00~16:00でございます。10/10(月・祝)~10/12(水)3日間はスペインの現代アーチストのホセマリア・シシリアさんのインスタレーションのようです。ただ時間が14:00以降となっていまして何を意味するのかわかりません。

マグダレナ・ソレ氏の写真なんですけど、これはインスタレーションです。写真展ではございません。江戸の時代の城郭の一部が移築され使われてきた歴史と、この建物も被害を受けて、たまたま道路拡張計画と合わせて修復できたという経緯があります。そこに日本的に床の間や飾り棚にさりげなく飾られた、震災の写真は全く違和感もなくそこにあります。

すべてが調和した、建物の記憶がすべてをのみこんだのでしょうか。見る人にはさざ波のように軽い力があるかもしれませんが、まあわかんないよ。これは。

建物がとにかくすごすぎる。インスタレーションだと言ったのはそうゆうことだ。時空を超えた歴史の波を感じなければ、この展覧会は成立しない。



ということでよいちに行きますが、工事のゲートですが、ここまで進化しましたか。でも彼を押しとどめていていいの?



よいちに国体開催記念ということでガンライザーがいました。ご当地ヒーローですね。個人的に造形は結構いいなと思っているのですが、F2ゾーンの方達ではないというのが少し残念です。とは言え彼らの提案したのは面白かったんだけど、秋田弁すぎて全く岩手には定着しませんでした

なお敵役のスーツアクターは、その着ぐるみゆえ大きくなりすぎるというのがありまして、ヒーロー役は大きい人が選ばれますが、お面の分身長が高くなるので見た目よりは少し身長の低い人が選ばれますが、このガンライザイーは大きいです。多分国体に向けて大きくなったのでしょう。

ということでF2ゾーンのネイガーを検索して、アラゲ丸を見たらずいぶんダイエットしたように見えますね。

 

 

ということで1日終わりました。

徳清倉庫は、あれは見たほうがいい。公開することが滅多にない建物だけに、今なら観れる。本当にすごいぞ。藩主に遠慮しなければいけなかったがゆえに、移築までの時間があったというのは、マジほんとすごい。

 

10/8訂正

鈴徳と間違って書いたのを訂正しました。徳清倉庫です。なんで勘違いしたんだろう。