どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

連休明けです

2017-03-22 02:06:43 | 日記

 

今日は火曜日だったのですね。知らなかった。

 

 

キンクロハジロが潜る瞬間。水に潜る時に目を保護するために瞬膜というのが出てくるのですが、それが瞳にかかってネコの目になっています。

 

 

これも潜る直前です。瞬膜が出ています。この瞬膜と眼球の形の違いで空中と水中との屈折率の差をカバーしているのではないのかという仮説があります。通常のキンクロの目は瞳のあたりが窪んだ特殊な形をしています。もともと鳥の目は球形ではなく楕円形のようなのですが、さらに変な形になっているようです。でも目が球形に見える時があって、その時に瞬膜が張っていれば丸くなるのではないのかというのが仮説です。

ここまで写真を山のように撮ればそういった仮説も浮かんできます。普通の鳥に比べると、眼球の構造が違うような気がします。キンクロハジロの解剖図ってないのかなあ。

 

 

キンクロハジロ缶バッチ計画はまだ進行してはいないが、徐々に進めている。

しかしだな、別な欲望からカーボンプレプリグという材料を調べていた。どういった材料かといえば炭素繊維にエポキシ樹脂を染み込ませたもので、熱をかければ固まる、そういった素材だ。ただ以前探していた85度硬化型が見つからない。あれこれしていたら、やっぱり同じこと考えている人がいるんですね。ベニアで箱を作って強力ヘアドライヤーで加熱すると155度まで出るんですね。

身近にもスキーワックスを板に含浸させるために、箱と布団乾燥機の組み合わせでやっている人がいたのですが、出るんですね。ほんと。

強度を大幅に低く見積もれば真空引きも必要がないので、実はプレプリグは面白い素材なのですが、やはりハードルは高いな。

 

 

森友学園問題は飽きてしまった。あれはどう考えても籠池氏の暴走だし、身辺を調べなかった役人の無作為で、その辺りが首相への問題点になるのだろう。国会に出たとしても、大体のところ彼は嘘つきなのだ。

もちろん彼の考える国家の大義は大切だ。だが実現させるために無茶苦茶やったのは間違いないが、それは普通では罪だと思う。

この森友事件の前にもう一つくすぶっていた案件がある。週刊現代オンラインの記事だ。加計孝太郎氏がトップを務める学校法人加計学園グループも、森友学園と近いとしか言いようのない手段で、運営しているのではないのかという疑いだ。

加計孝太郎氏は安倍総理が留学をしていた時に知り合って、今では大親友ということだ。籠池氏とは桁が違う訳でまあここがどうなるのかが楽しみだ。

加計学園への公有地「無償提供」で注目を浴びているのが、愛媛県今治市に開設予定の、岡山理科大学獣医学部の用地である。約37億円相当の市有地が、やはりタダで学園に渡ることが3月3日の今治市議会で決まり、波紋を呼んだ。」

獣医を増やさないというのが国の方針なのだが、まあそれは実際の実需とは違う話で、獣医というのは屠畜から保険環境衛生から家畜の医療、製薬会社での実験、そして一番身近なペットの医療というものがある。それに逆らうように獣医学科の定員削減とか博士号過程の設置に制限をかけてきた。確かに経済的に制限をかけたかったのかもしれないが、人間の医者にも認めてこなかった国はどうなのかとなる。そこに獣医学科新設置というのは少し変だ。

「文科省はこれまで、頑なに獣医学部の新設申請を却下してきました。麻生太郎財務相が議連の会長を務める日本獣医師会も、『これは一学校法人のビジネス拡大だ』と猛反対していたのですが、麻生さんもいつの間にか黙ってしまいました。

通常、大学学部の新設には2年はかかりますが、今回は1ヵ月のスピード認可になりそうです」

実はこれがとてもおかしい。一ヶ月での認可のためには全設備が既にあったということになる。私が知る限りこのスピードはない。



最近の安倍首相のこれらの話題は、面白くないな。もう少しでっかい話はないのかともったら、でっかい鶏の話があった。

「ネットに巨大ニワトリの動画、怖いと話題に」CNNのニュースだ。

真面目にデカい。本当にデカい。最大トサカまでの高さが1,2メートル、体重8キロまでになるニワトリという。世界最大の鶏ということで愛好家がいるようだ。インドの原種をアメリカで改良したもので、「ブラマ」という品種のようだ。いくつか系統があるようだがその詳細はわからない。ただ今でもこれの肉は作られているようで、愛好家が「ドイツの鳥インフルエンザの映像で見たのはブラマだった」といっているからそうなのだろう。ナゲット用とかではとてもいいかもしれない。

日本では観賞用に入っているようだ。つまり入手可能。一羽8000円程度。鶏の中では極めておとなしく、体のサイズの鳴き声を抜かせばとても買いやすいということだ。とりあえず鶏で飼いやすいというのはどうゆうことかはわからないけど、後ろからどつかれたりつつかれたりはかなりしないということなのだろうか。

足にまで毛が生えているのでえらく凶暴そうに見えるが、そうでもないとすれば鳴き声さえ問題にならない場所だったら飼えるのか。

 

 

ニューズウイークに「サウジ国王来日 主婦はほんとうに爆買いにしか関心ないんですかね」と保坂修司氏が買いていた。

バカンスで南仏に滞在するのと、公式訪問で東京にくるのでは性質がまったくちがう。いちおうインタビューのたびに、今回は公務だから、一部の例外を除けば、爆買いなんかしないですよ、とは話していたのだが、インタビュアーのなかにはその答えで満足できない人もおり、何度も撮り直しをくらうことがあった。」

よくある専門家の嘆きです。

「うちの視聴者の大半が主婦なので」というのを理由に、上のような金満・爆買いの話題ばかり振ってくることがあり、また主婦でもわかるように話をしてくださいと要求されるケースも何度かあった。」

主婦をバカにしていますよね。

わりと長めに生でしゃべらせてくれるラジオはいい。今回取材を受けて一番驚いたのは、元AKB48の高橋みなみがTokyo FMでやっている「高橋みなみのこれから、何する?」という番組であった。」

若者は生き残るために耳学問でもいいからとにかく勉強しようとします。だから年寄りが正しい認識を持っていないといけないのですが。

アラブ圏の王族の見せつけかたというのは、公務だからこそえげつないほどだったのであって、そのスペクタクルを楽しむのが普通かと。

妻の友人のワイン輸入業者からも問い合わせが入り、随行団の泊まるホテルを教えてほしいときた。おそらく1000人以上の人がくるなら、ワインも足らなくなるはず。だから今、営業をかければ、という魂胆だったのだろう。いちおうサウジアラビアはイスラームの国で、お酒は飲めないことになっているとは伝えたが、果たして結果や如何。」

多分この業者は全くわかっていないとしか言いようがない。公務なんですからね。正当なるイスラムの守護者としての巡回ですからね!

でもこの話は面白い。



日本は平和だね。

平和のために個人だどこまで苦労しているのかというのは別としてね。



春分の日です

2017-03-21 01:27:29 | 日記

 

春分の日だ。今日から夜の方が短くなる。

 

 

 

とはいえ体に春がみなぎるわけでもなく、泳ぎに行ってクタクタになった。



川もまだ雪解け水ではない。今年は雪が重かったせいか地温が少し低いように感じている。春だけど少し遅いような気がする。



早咲きのクロッカスが咲いていた。


今日も特になし

2017-03-19 22:11:24 | 日記

 

世の中は恐ろしいことに、天才ほど努力という感覚がないんですね。そして怪我をする才能とか故障する才能もあるわけです。えてしてそちらの才能に向けて努力する人が多いのも、ありがちです。

なので背負わないほうがいいですね。努才力能、意味がわかんないですけどこちらの方が面白いかもしれません。才を努めて力能う、でいいんじゃないんでしょうかね。漢文としてはどうかとなりますけど。

でも努力する才能ってあります。そこがまた難しい。

 

 

本能のみで生きていらっしゃるキンクロさんはどうなんでしょうか。

 

 

努力はしていますね。

 

 

以前から疑問だったのですが、キンクロハジロの目はかなり平べったい楕円形です。ですが動く可能性と、潜る直前にはなぜ目が出っ張るのかです。

 

 

眼球は楕円状に眼窩に固定されているが、眼窩周辺の筋肉で動かしているのではないのかと。それでは目が出っ張るのは、何かと言うと潜るために目を保護する瞬膜がほぼ球状だということだということです。それで出っ張って見えることがあるというのが仮説です。

空気と水では屈折率が違いすぎるので、潜った際の視度調整に瞬膜が使われていると思いますが、形状まで違う可能性はあるようです。

 

 

カワアイサの歯は、相変わらずえぐいな。

 

 

 今日は白鳥の追っかけさんにあった。南から北へ旅をしているようだ。宗谷岬では壮大な群があるそうだ。

 

 

いろんな人がいるな。


今日もキンクロチョクゴ

2017-03-19 01:00:48 | 日記

 

今日も高松の池だ。他にゆくところがないのだろうか。とりあえず1時間もいれば小ネタを拾える場所でもある。

 

 

今日もシメさんがいた。今日もシメさんの嘴は汚い。

 

 

アカゲラもいたよ。

 

 

教育勅語が話題になっているが、現代ビジネスにちょうどいい記事がある。「教育勅語」復活論者は、単に歴史の無知を晒しているだけ」辻田真佐憲氏の論述だ。

1948年6月に衆参両院でその排除および失効確認が決議されるまでの間に、教育勅語についてどんな議論があったのか、それを知らずに復活を唱えるのはあまりにも無知だという話だ。

1890年2月、帝国議会の開会を直前に控え、地方の治安維持をつかさどる県知事(内務官僚)たちは、「文明と云ふことにのみに酔ひ、国家あるを打忘れた」自由民権運動を抑制するため、「真の日本人」を育成する国民道徳の樹立を求めた。」

元々はこういったところから出発したが、山県有朋は「軍人勅諭」の民間バージョンを考えていた。そこで啓蒙思想家の中村正直氏に依頼したが、どうしても元々の要請から遠くなってしまう。そこで井上毅氏に依頼する。井上は儒教主義者の元田永孚と組んで草案を書き上げる。だが完璧ではあったが問題もあった。難解なのだ。

君主たるもの、特定の政治的、宗教的、思想的、哲学的立場に肩入れする言葉を使うべきではなく、またその訓戒も「大海の水」のごとくあるべきで消極的な否定の言葉を使うべきではないと主張したのである。」

ということで言葉は立派なのだが曖昧なところが多く、戦前には教育勅語の解釈本が300本あったという。一応は井上哲次郎の解釈が正しいということになったのだが、不敬事件で彼が去るとこの解釈も曖昧になる。さらに日露戦争以降一等国になったという自負の元、改定しようとしたのだが中心人物の西園寺公がなくなったので頓挫。植民地を得て以降、異民族教育に適合したものにするべきだと改定議論が起きるが頓挫。

結果的に、「教育勅語」の不足分は、ほかの詔勅の発布で補うかたちが取られた。1908年発布の「戊申詔書」、1939年発布の「青少年学徒ニ賜ハリタル勅語」などがそれにあたる。」

実は教育勅語以外にもこれら文章も失効している。

教育勅語がなぜ改定できなかったかといえば、小学校の祝祭日の行事で読まれたために、特に御真影を前にする行事とかもあったから、教育勅語そのものが神聖化されてしまったということがある。



戦前の教育勅語には近代ですら問題があったのに、現代では問題が多くなるだろう。例えば前段の「父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭倹己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ」だけでも現代ではえらくめんどくさい。離婚率の高さや子供から大人まで広がるイジメ問題や、そもそも子供の前で近所の人の悪口をいう大人の姿を見れば、まあアウトだな。昔の純朴な小学生ではないのだ。

そうそう。子供が一番嫌うのはドライブ中に聞く、親が誰かの悪口をいうこと、だそうだ。これは私もよくわかる。

一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」は、やはり戦争の時にここが大きく響いたということで、この部分は使用できなくなっている。



儒教が嫌いなわけではないが、儒教は君主の心得であり臣民の心得でもある。徳がある人が君主になり、それに感化されて徳を積む臣民の理想的姿は、立派だと思う。だが君主だから徳があると逆転したり、臣民には徳はないという断定にもなる。この恣意性が問題だ。首相は権力はあるが徳がない人もいっぱいいたわけで、それでダメだったということはない。清濁併せ持つ人物の方が好ましい。逆に清廉潔白すぎて徳がありすぎた鳩山由紀夫氏は最低の首相になった。そういった現実が政治でもある。

長く生きれば徳を積む時間もあり、立派な人になる。だが徳を積むこともなくただ単に歳をとった人を尊敬したくはない。

恣意的に逆転させられる体系が教育勅語の中には挟まっている。それは現在の民主主義の中では邪魔な存在になる。コミュニタリアンの道徳としてはいいかもしれないが、それを国家が推奨するのは、いいことではない。家庭教育の中で行われる分には問題がない。ただ、そういった方針で子供と接した親は、離婚してはいけないよ。

そもそも多様化してしまったこの時代には、教育勅語は古い。新しい教育勅語を考えるべきなのだが、多分誰も考えられない。それは教育指導要領といいう現代の教育勅語があるからだ。

そして徳の高い君主を想定しない限りは、教育勅語は成立しないのだ。幸いにして素晴らしい陛下がいるのだが、民主主義下ではたまたま素晴らしい陛下が存在しているだけと考えた方がいい。その意味ではイギリス王室というのはなかなかなものだ。



とりあえず日本が、韓国や北朝鮮や中国になってはいけない。ただ、それを望む人が多いというのは信じがたいのだが、本当のことだ。

そういった社会の安寧を望むのなら、大人が教育勅語を学ぶべきだろう。子供に押し付けて自分が自由に振る舞うのはどうなのかと思う。大人こそ守るべきではないのかな。

大人が守らないことは、子供は守らない。これは事実ではないのかな。子供は守って親が守らない場合、子供は怒るよな。教育勅語を推進していた人が、「常ニ国憲ヲ重シ国法ニ遵ヒ」ではなかったというのは、かなりな問題だ。しかも詐欺だし。彼に対応した公僕も無作為で国法に抵触しているし(文書破棄の問題は、政令が改定された以降なようなので一応は法的な担保はあるが、恣意的な匂いしかしない)、国家が教育勅語に則っていないのなら、これは子供に教えられないだろう。

 

 

高松の池でも福寿草が咲いた。


なんだかなぁ

2017-03-18 00:56:18 | 日記

 

高松の池の氷は、岸が全て溶けて漂流していた。明日には全て溶けてしまうのだろうか。

 

 

残った氷も薄くグズグズになっているようで、ヒョコっとミコアイサが飛び出した。

 

 

北京の冬季の高濃度PM2.5の原因らしきものがわかったようだ。まだ2013年1月の解析しかできていないようだが、北極海の海氷が減って気圧配置が変化、例年冬季には北京上空に強い風が吹くのが全く吹かなかったというのが理由のようだ。記事はBBC

論文筆頭筆者の米ジョージア工科大学のユハン・ワン教授は、「北京のような地域では冬になると、北西の強い風がさかんに吹きまくる。南に移動するこの冷たい空気の強度と位置は、気圧の尾根によって変わる。海氷や雪の変化が作用すると、気圧の尾根は弱まり東へ移動する。2013年1月には、冷たい空気が中国東部に流れ込む代わりに、朝鮮半島や日本へと移動した」と説明する。」

日本人から見ると中国は何もやっていないように感じているが、中国はそれでもかなりの努力をしてきた。それでもPM2.5が減らないのはこういったメカニズムがあったからなのだと。

実は今冬はほとんど黄砂が降っていない。風が吹いていないのだろうと思っていたが、そういったことだったのだ。盛岡のPM2.5も例年の冬に比べるとかなり低い。

中国は2022年に北京で冬季オリンピックを開く。それまでに対策を打ちたくとも地球温暖化が原因ではなんともできないかもしれない。中国もパリ協定を守らなければいけない。自動車の電気かも国内産に限るようにいびつな政策を打っているが、まず必死なのは間違いがない。いざとなればインドのデリーのあっと驚く方法が検討されるかもしれない。古いジェットエンジンを並べて駆動する。その上昇気流で風を人工的に作ろうというものだ。思えばこの計画、部分的に発電もすればいいかな。

 

 

 

森友学園事件は幕引きかと思ったらそうならなかった。BBCがまとめ記事を書くくらいに盛り上がっている。自分としては困ったちゃんが巻き起こした騒動を関係者の無作為でえらい大騒動にしたものだと思っている。でも世間はそうは思わないようだ。

安倍首相の支持率は急低下を続けている。共同通信が今月11、12日に実施した世論調査では、内閣支持率は55.7%と過去1カ月で6ポイント減った。日経新聞電子版が読者を対象に今月初旬に実施した調査では、内閣支持率は36.1%と、前週調査の63.7%から急落した。」

多分なのだが共同通信は高齢者が多く含んでいて、日経電子版は50代以下の層が多いのではないのだろうか。教育問題に敏感で所得レベルの高そうな層だと思う。なお、ネトウヨとか荒らしに近い行為をネット状でする層もこの年代なので、この暴落は結構な意味をもつ。



私は安倍内閣の消極的支持者だ。私が望む内閣は石破のような脇の硬い内閣なのだが、今の所石破に出番はなさそうだし、野党には石破に匹敵する人物は見いだせない。野田元首相が結構いけそうだったが、最近とても良くない。そういった立場から行けば、この陳情者がどういった人間なのか調べずに付き合ったというのは政治家や官僚としてはとてもまずかったと思う。しかも簡単に調べられるものを調べなかったというのが、そもそもの問題だ。

ダイヤモンドオンラインに「森友学園問題の真相は財務省による「忖度」ではないのか」という記事がある。

しかし、2016年3月に森友学園が、杭打ち工事を行う過程で新たな地下埋蔵物が発見されたことをきっかけに、資金不足のために土地を賃貸することから、突然購入に方針転換してからは、陳情攻勢のしつこさが尋常ではなくなった。報告書には、「うちはコンサル業ではありませんので」「うちは不動産屋と違いますので。当事者同士で交渉を!」「どこが教育者やねん!」「大阪府の担当者は、土地以外の(生徒募集)を一番懸念されているようですが」などと、籠池理事長のあまりにしつこい陳情に、鴻池事務所が呆れかえっていた様子が記されていた。」

予想通りだ。

そして、籠池理事長は、要求に応じない近畿財務局を飛び越えて、財務省理財局を訪れて直談判に及んだ。その際、理事長は鴻池事務所にアポ取りを依頼したが、断られていた。しかしノーアポで理財局に乗り込み、ゴミ処理代を8億1900万円とする内諾を得て、評価額9億5600万円の国有地を、1億3400万円で購入したのである。」

これが許されたのは「日本会議」が安倍内閣に近いと見られていたからではないのかというのが記事の骨子だ。同じダイヤモンドオンラインに「なぜ財務省は森友学園に通常ありえない厚遇をしたのか」という記事もあり、これは消費税10%増税前に財務省が忖度した結果、こうなったという考えだ。おまけにめんどくさい人だ。調査もせずに話を通してしまったのではないのか。おかげで産廃処理費用に7億の差が出てしまった。言いなりになっってしまったのだ。

稲田朋美防衛大臣。答弁が一日でひっくり返るなど「虚偽答弁」が国会で問題になっているが、財務省にとって、「重要な工作対象」になっている、という。2014年9月に自民党政務調査会長になったことで「番官僚」が張りついている。自民党政調は党の政策を決める機関だが、経済政策に疎い。情報不足を補うのが財務官僚で、「家庭教師役」を務め稲田氏を取り込んだ。」

稲田朋美防衛大臣の滑舌の悪さは弁護士かと疑うレベルだが、私が気になるのは彼女が10年前に籠池理事長と義絶した理由だ。これは答弁に散々出てくる。政務調査会長の時に籠池氏と握手している写真があるようだが、彼女は籠池氏のことを本当に忘れたい何か相当ひどい目にあったのではないのか。口に出したくないほどの事だ。

政治的には偽証を問うべきなのだろうが、実際知りたいのはここだ。だが彼女の不作為が生んだというのは、確かなのだ。



この事件の本質は、なぜここまでのエリート達が騙されてしまったのかという事だ。日経ビジネスオンラインで小田島隆氏が「なあなあの善意という感染症」という記事を書いている。無作為が背信になるという事なのだが。

政治家も、官僚も、文化人も、学者も、誰もが皆、理事長の経歴や人物像や当該の学校法人の財務状況にさしたる注意を払うこともなく、「日本を取り戻す」という大いなる善意において協働していたのである。漠然とした理想になんとなく共感した人々が、できる範囲で曖昧な協力をした、そんなところではないだろうか。」

この記事でもさらりと「というのも、この国をこの先動かして行くのは、一致団結して協力することが三度のメシよりも大好きな人たちなのであって、その彼らにとって大切なのは、協力の先に何があるのかということよりも、とにかく日本人が、なあなあのうちに一致団結して協力すること、そのものだったりするのだろうからだ。」と書いているが、3本の記事の共通するのは、「これでいいのか」という事だ。

根本的に規制によって幼稚園や保育園の設置が厳しく、多様化する社会での子育てが難しく、その中にこの幼稚園があり、超権威すぎな園長の下で職員の離職率が高く、それでも通わせなければ行けない親がいて、ヘイト用語が出てくる文章を見ても転園を考えられないという状態があり、英語教育充実と言いながらほとんどやっていない実態とか、何も調査していない大阪の問題は、無作為を超えているだろう。

たった一つだけ、籠池氏の履歴だけでこの話は終わったのだ。信用できない。これだけだったのだ。



その意味では、日本会議の無作為が本来は問われるべきだ。

私は右翼も左翼も健全化するべきだと思っている。旧来の反共親米だけだはなく、反共反米の民族派まで含めて、国家から睨まれるくらいの右翼思想を作り上げるべきだと思う。そこには国学思想を疑うまでの極端な右翼があっていいと思う。そして左翼もマルクス主義を作り変えるくらいになってもらわないと困る。そもそも民主主義国家では革命が起きないという状況でのマルクス主義は存在できない。

今のままでいいという議論はうんざりしている。

日本会議の復古論はつまるところ、「今のままでいい」だけなのだ。彼らの考える世界が実現したところで、「今」の問題は解決しないのだ。気分を変えて喜ぶのにいいことはない。

左翼もそうなのだ。貧富のない社会を作り上げようと思ったら、世界をそう変えなければ行けない。この命題に向かい合う左翼は大抵独裁者になる。この命題はまだ解決していない

そしてすべての理論の破綻は、人は多様であるという問題だ。これに成功した国家はドイツと日本かもしれない。そして今の韓国とアメリカは2分化した。国家の存続に問題を作った。多様性を容認できない国家はいずれ問題が起きる。



実はえらく怒っていまして、なんでオレは偉いというビミョ〜な高齢者がいるんで、私より15歳離れていないと思うのですがね。儒教の良さはよくわかりますが、あなたに威張られるても私は困るんですけど。日本語喋ってください。

その意味で、右翼の考える神道体系に儒教が入っているのは許されるのか?これは言いたい。ただ教育勅語を作った人たちの頭の良さにはひっくり返るが、神道や仏教の本質に近い部分を全く知らないから、ほとんどの人は正しさを間違えるのだろう。

籠池理事長は愛国者を自認していたのだろう。でも神道に韓国が崇め奉る儒教が入っているとは全く思ってもいないのではないのか?

その都合の良さが、とても憎らしい。

 

 

早咲きの福寿草が咲いていた。

みんな福寿になってほしい。ほんと。

あ、そうだ。中国で外国の児童文学書や絵本が出版制限になるようだ。為政者というのは常に教育から手をつけたがるのは、安く済むからだ。ただ結果は今の所良くない。