祖先を敬う。
それは他の血を敬う事なのだぜ。
自分の血も関係するが、そんなもの僅かだ。
重要なのは、他を敬う点にある。
僅かに自分に通じる血を縁として他を敬う。
アナタが祖先だとして。
何千人の子孫の一人だけ贔屓はしないだろう。
全員の面倒もみられないだろう。
だから祖先に見返りを求めるのは無理難題なのだ。
「私を見守って下さい。」
「我家を助けて下さい。」
そう言いたい気持ちは解る。
ワシも時々は思う。
祖先に無理難題を言ってみる。
だが、事実は無茶な要求だ。
ただ、敬う。
それでいいし、それしかないのだ。
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