ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

60年代以降の現代史を読む

2009年09月23日 | 研究・書籍
高校の時、授業で使用した日本史?世界史?の教科書は、たしか
山川出版社のものでした。
その頃から今日までの歴史は、実際に同時代を生きて来ましたので
自覚はありますが、果して教科書ではどのように記述されているのか
確かめてみました。3年前に購入した扶桑社の「新しい歴史教科書」も
横に置いて参考にしました。

山川版では、固有名詞が原語読みに近づけたのだと思いますが、
ずいぶん変えています。( )内が、私がまなんだ時の表記。

ティトー(チトー)ユーゴスラビア大統領
パフレヴィ(パーレビ)イラン国王
ゴ・ディン・ディエム(ゴ・ジン・ジェム)南べトナム政権
ローズヴェルト(ルーズベルト)米大統領


ベトナム戦争、パレスチナ問題、中東戦争の記述は、かなり詳しい。
1970年以降のアフリカ、ラテンアメリカの状況。南北問題、さらには
南南問題。
ベルリンの壁崩壊から、東西ドイツの再統一。
ソ連邦の消滅以降、民族紛争の表面化。非同盟・積極中立国家だった
ユーゴスラビアもティトー死後分裂しボスニア・ヘレツェゴヴィナでは
深刻な武力対決となりコソヴォ(コソボ)ではNATOが介入した。

フランス撤退後アメリカは、南北統一選挙を拒んだようなゴ・ディン・
ディエム政権のいるベトナムに介入した。
イラン・イラク戦争では、イラクが突如イランを攻撃。
89年、学生らの民主化要求が、武力弾圧された天安門事件。
ミャンマー(ビルマ)では、アウン・サン・スー・チーの全国民主連盟が
90年総選挙で圧勝したのに軍部が実権手放さず。。

歴史をひもとくことで、頭の中が時系列で整理されますね

今、私は中学から高校三年の頃に気持ちがタイムスリップしています。
また「中学生下宿放浪記」も書きます。



もういちど読む山川世界史

山川出版社

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