NHK・ETV特集9/10放映「武器ではなく 命の水を~医師・中村哲とアフガニスタン」をみて感動しました。
「診療所を100個つくるよりも用水路を1本つくった方が、みんなの健康に役立つ」と白衣を脱いで“治水工事人”に変身した中村医師。
そして有言実行、水なし地獄の砂漠を緑地に変える。
子ども達の栄養状態が良くないのも、衛生状態が良くないのも水が足りないからだ、と。水で洗うことで皮膚病は改善される。作物も収穫できる。
偉い人がいたものです。改めてこの人こそノーベル賞を受けるにふさわしいと感じました。
中村哲さんについては「ポポロの広場」2010年7月5日でも触れています。
【中村 哲】1946年福岡市生まれ。九州大医学部卒、専門は神経内科。現地では内科、外科もこなす。1984年パキスタンのペシャワールにライ病治療で赴任。1986年からアフガニスタン難民のための事業。2007年「緑の大地計画」第一期工事完成。年間診療者数7万人(ペシャワール会報参照)
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天、共に在り |
中村哲 | |
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アフガニスタン 永久支援のために 中村哲 次世代へのプロジェクト