おもしろい兄貴です。志茂田景樹さんは。
「万年青年」ということばがありますが、こちら「死ぬまで中年」。
健康診断の日は朝まで飲んで病院に行く。最悪の状態で受診すれば、かくれていた病気も出るのではないか・・。ほんまかいな?
年をとればとるほど人生は楽しくなる。今は死ぬまで中年である、と志茂田さん。
親戚の家に、歯は抜け梅干のようなおばあちゃんがいた。おばあちゃんは病院へ行く途中だったがゆっくりゆっくり歩いていて、ぼく(7歳の頃の志茂田)が行って帰ってくるとまだ歩いている。そのおばあちゃんがやがて他界した。いくつで亡くなったか母に訊ねると59歳だった。。おさないいころのぼくからみてずいぶん年寄りに思った方々が案外50代くらいだったのかもしれない・・。
志茂田景樹著『中年からの好かれる年のとり方』、楽しい本でした。
劣等感はつまらない妄想の最たるもの。ナルシズムの世界に入ろう。鏡の中の自分に話しかける。「お前、気にするなよ。叱られるのもけっこう楽しいもんだぜ」
志茂田先輩、いつまでも健康でありましょう。美しく、そしてあくまでも美しくありつづけましょうね(笑)
きょうの一曲はSad Sam Blues Jam の「Bayou Boogie」
SadとSam姉妹のギター&ベースにテナーサッククスの響き、イイ感じです。
Sadie姉さんの腰を屈めたチャックベリー・ウォーク。米国南部テイストの陽気なバンドの雰囲気が伝わってきます♪
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中年からの好かれる年のとり方 |
志茂田景樹 著 | |
KIBA BOOK 志茂田景樹事務所 |
Sad Sam Blues Jam "Bayou Boogie"