ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

続・安室奈美恵“研究”

2017年11月24日 | 音楽

「つらいこと大変なこともあったけど、歌手としてすばらしい出会いも、経験もさせてもらった。幸せな25年だった」

昨夜、NHKテレビで安室奈美恵「告白」と題した独占インタビュー番組をみました。
来年9月には引退すると表明した安室奈美恵(以下アムロ)。彼女のデビューから今日までの胸の内を語ったものです。アムロは抜群の知名度にもかかわらずマスコミの露出は、近頃めっぽう少ない。それだけに興味を持って視聴しました。

「歌手の“安室奈美恵”が(自分自身で)わからなくなった時期があった・・。息子・・この子のために・・(がんばってきた)」

テレビの中で話しているアムロは、とてもやさしいお母さんの表情です=写真。その受け答えの笑い方は、すべてを悟り余裕の貫禄さえ感じさせる40歳の大人の女性だった。

特別な親の七光りもなく、ひたすら自分の実力で頂点を極めて来たアムロ。これまで前例のない自由な行動力で世間をあっといわせた。20歳にして結婚、そして出産。「できちゃった婚」や「茶髪ギャル・コギャル」「アムラー現象」など社会に与えた影響も少なくなかった。

「始めがあれば終わりがある。一生続ける仕事じゃないなと思ってた」

引退は20代後半から考えていたというアムロ。引退については、次の人生を自分らしく生きるのだという前向きさでしっかり捉えているところが共感できます。

ここ「ポポロの広場」では2008年9月24日のブログにアムロについて〝研究〟をしています。
アムロの初期のヒット曲は『Chase The Chace』や『Sweet 19 Blues』など、どれも小室哲哉との絶好のコラボ力が大きかった。その後、彼から離れアムロだけで“詞”を作り、自らがプロデュースするようになってからの彼女の奮闘ぶりも称えたい。『Say The Word』などは小室のスピリッツをみごとに継承している。焦らないで闘える 君のため~♪

アムロはやはり魅力にあふれています。男性ファンばかりでなく女性ファン、子供たち(多くのファンだった子供たちはいまでは成人しましたが)やLGBTの方たち、みんなに好かれています。

「戦後大衆音楽史の中で、世界にも通用する日本の実力派アイドル」とした2008年の当広場での“研究報告”は、いまもそのまま実証されているように感じます。

これからもがんばってくださいね。安室奈美恵さん!! 応援しています。

 

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安室奈美恵
Dimension Point

 

 安室奈美恵 / ALL TIME BEST ALBUM「Finally」 

 

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