暑い夏です。でもタコは元気ですね。『タコは、なぜ元気なのか』(草思社)
漫画の「タコの八ちゃん」から始まって、家にあった常備薬の「タコの吸い出し」。これまでタコには随分お世話になりました。タコの本を読んでみました。元気をもらおうと思って・・(笑)
タコに関する言葉やことわざは多いです。「タコ入道」「タコ坊主」「タコ親父」。さらに「まな板のタコ」「タコ足配線」「タコ配当」。恐いところで「タコ部屋」、学部があちこちに散らばっている「タコ足大学」・・
種類にもよりますがタコの寿命は1年から4年と割に短い。タコは柔軟な体で敵をかわし伴侶をみつけ子孫を残す。特にお母さんダコは絶食してまで卵を守りふ化を見届けて、さいご壮絶な死を遂げる・・。元気でなくてはタコはやっていけないんだって。なんとなく上州の“肝っ玉母さん”のイメージが浮かびます。
それにしてもタコも放射能汚染には迷惑しています。原発なんか作りやがって「このタコが!」でなくて、反対にタコ様の方から「手に負えないもの作りやがってこのヒトどもが!!」と、八ちゃん、きっと、ねじり鉢巻き姿で怒っていることでしょう。
汚染水流出問題 操業延期決めたタコ漁関係者の怒り2013.8.13
タコは、なぜ元気なのか―タコの生態と民俗 | |
奥谷喬司 神崎宣武 編著 | |
草思社 |
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