ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

印象派 ドビュッシーを聴く

2012年09月08日 | 音楽

暑さも少し和らぎ始めた晩夏のこの時期、地元の関東短期大学公開講座が面白い。2008年から受講を続け今年で通算5年目。今日は「見える音楽!聞こえる風景!ドビュッシー生誕150周年 感じる音楽」がテーマ。講師はこども学科守田ちひろ助教。

ドビュッシーの代表曲は『月の光』。彼は印象主義音楽派といわれるが、確かにモネやルノワールの絵画にも通じる「見える音楽、聞こえる風景」的な曲々だと感じた。

【アシル・クロード・ドビュッシーの生涯】

1862年8月22日 フランス、パリに近いサン・ジェルマン・アン・レイで生まれる 9歳の時からピアノを習う。この年、磁器店を営んでいた父親が市民革命蜂起のパリ・コミューンに参加、投獄。父が刑務所内で音楽家と知り合い息子に紹介。10歳パリ音楽院に入学・・。その後、4人の女性と交際しのちに1児の親に。女性関係が賑やかな人だなと思う程度で特に興味を引くこともないので以下省略。
1918年3月25日 パリにて死去(大腸ガン)享年55歳

ドビュッシーの音楽的特徴は、これまでのクラシック音楽の長調・短調の和声的関係を超えてコーヒーとミルクのようにゆらりゆらりと全音階的に自由に行き来するところ。ドビュッシーの言葉 「音楽は多かれ少なかれ自然を再現するようにできていない。自然と想像力との間の神秘な一致に向いている」 

まったく予習せずに出席しただけに、突然ドビュッシーに遭い、よくわからないままのお別れになってしまった(笑)。しかし曲の調べはどれも「印象」的で良い出遭いであった。

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ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」 Debussy "La fille aux cheveux de lin"

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