ポポロ通信舎

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群馬の森追悼碑訴訟 新聞各紙

2018年02月15日 | 地域・一般
新聞5紙を読み比べてみました。

上毛】処分は違法、県敗訴。裁量権逸脱----1面トップの見出し。さすがに地元ネタだけにこれまでの訴訟に至る経緯や争点を詳細に解説している。
朝日】評者に千葉大、独協大の学者。問題の本質は「表現の自由」と。
毎日】処分取り消しを評価。原告団「表現の自由」には不満。
読売】一瞬本件どこに報じられているのか、写真なしの小さい扱いが印象に。もし結果が違っていたら扱いも異なったものになったのかと記事内容でない点に目が向いてしまった。
産経】歴史問題に向き合わず玉虫色の判決。「強制連行」は政治的な発言。わかりやすい解説だ。

「一部勝訴」の垂れ幕が掲げられたが、「一部勝訴」は「一部敗訴」でもある。今回の前橋地裁の判決は「なるほど」と思わせるものだった。「表現の自由」とともに、いやそれ以上に根底で問われていたのは、実は歴史問題だったのではないだろうか。ただ歴史ものを司法が決するというのはむずかしいし、それを求めるのは酷なような気がする。まさに玉虫色であったとしても、これで良かったのだと思わずにはいられない。。
 
いつまでも「追悼碑」=写真=にこだわることなく、それに賛成の人も反対の人も未来志向に切り替えて進まなければならない時を迎えていると思う。Change The Worldです。

  

Eric Clapton - Change The World

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